企業規模や業種、地域により景況に格差が見られる中にあって、地方を中心として元気を取り戻し、活力ある経済社会を構築するためには、地域経済の中核をなす中小企業者や農林漁業者の活性化を図ることが重要です。
そのため、中小企業者や農林漁業者が一次、二次、三次の産業の壁を超えて有機的に連携し、互いの有するノウハウ・技術等を活用することで、両者の有する強みを発揮した新商品の開発や販路開拓等を促進することが必要です。
この点を踏まえ、農林水産省と経済産業省が一体となって、中小企業者と農林漁業者のつながりを応援し、それぞれの強みを十二分に発揮した事業活動を支援いたします。
《農商工連携は、以下の2つの取り組みを支援します。》
(1)農商工等連携事業計画の認定
中小企業者と農林漁業者が共同で新商品の開発等に取り組む事業計画を作成し、経済産業局に提出・認定をされると市場化に向けた様々な支援措置を受けることができます。
(2)農商工等連携支援事業計画の認定
公益法人やNPO法人が、農商工等連携に取り組む事業者等に対する指導・助言等の支援を行う事業計画を作成し、経済産業局に提出・認定をされると中小企業保険法の特例等の支援措置を受けることができます。
※詳細については、以下の「農商工等連携の促進について」をご参照ください。
北陸地域の農業者や食品加工業者の競争力や経営力の強化、ブランド力維持・向上に資することを目的に、食品・農産品の海外展開においてブランド保護に重要な役割を果たす知的財産(海外での商標登録、地域団体商標、地理的表示等)の活用術を整理するとともに、 全国、北陸地域で食品・農産品のグローバル展開に取り組む事業者や団体にヒアリング調査を実施し、実態の把握や先進事例の収集を行いました。