令和7年2月13日(木曜日)、第20回中部エネルギー・温暖化対策推進会議を開催しました。
資源エネルギー庁からはエネルギーを巡る情勢、エネルギー政策の状況や第7次エネルギー基本計画およびGX2040について、環境省からは地球温暖化対策の最新動向、地域脱炭素政策の方向性について説明がありました。
名古屋市から地球温暖化対策に資する支援制度や市としての取組について紹介がありました。また、明治電機工業株式会社から水素を利活用したカーボンニュートラルへの取組について、国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センターから地球温暖化対策に貢献する材料分野の研究動向についてご紹介いただきました。
一部の構成機関(一般社団法人中部経済連合会・愛知県・岐阜県地球温暖化防止活動推進センター・三重県地球温暖化防止進センター)から、エネルギー・地球温暖化対策に係る取組を紹介いただきました。また、北陸地域の構成機関(北陸電力株式会社、北陸経済連合会)から、2024年1月に発生した能登半島地震の影響や復興への取組とともに、脱炭素の取組をご紹介いただきました。
意見交換では、2040年度のエネルギーミックス達成の目標に対しインセンティブを与える方法を工夫するべきではないかとのご意見がありました。
議長からは本会議を通し、「様々な立場から素晴らしい脱炭素に向けた取り組みをご紹介いただけた。このように共有する場を戦略的に利用し、取組を横展開することで中部地域の脱炭素ドミノが広がっていくことを期待する」とコメントがありました。
最終更新日:2025年3月17日