当局では、2025年の大阪・関西万博を契機とし、地域滞在型パッケージ商品開発につなげるため、中部の地域資源を活かした個性あふれる観光コンテンツづくりを推進することにより、これまでのゴールデンルート途上の「立ち寄り観光」から脱却し、当地域を拠点として滞在し、「中部地域のホンモノ体験」を旅の目的地として選ばれるための取組を展開し、当地域への旅の満足度を高め、ファンを増やすことで、リピーターの獲得と域内滞在・消費拡大を目指している。
本事業では、伝統工芸品・地域資源等を活かした地域の魅力発信やコト消費につながる「中部地域のホンモノ体験」の造成、商品化につなげるため、「中部地域のホンモノ体験」の条件、観光コンテンツ化を進めるための産地側の障壁、観光コンテンツにつなげる仕組みと必要なネットワークを明らかにするためコンテンツ集にとりまとめを行うとともに、中部地域内を来訪中の訪日外国人を対象に、地域のものづくり職人の技術や、伝統的な手法による製品づくりなどの体験について、ニーズのある層の特徴や、体験した内容、満足度、課題等を推計で明らかにし、受入側の訪日市場におけるものづくり体験のニーズ把握のためのアンケート調査を実施しとりまとめた。
最終更新日:2024年7月19日