最終更新日:令和6年10月1日
中部経済産業局では「デザイン経営支援プログラム」を実施します。中部地域の中堅・中小企業が、地域に根差したデザインプロデューサーとタッグを組み、約半年をかけてデザイン経営の考え方を活用した新規事業の創出やブランディング、事業承継などの課題解決に向けた活動を促すプログラムです。
プログラム実施に先立ち、デザイン経営等について知っていただくためのセミナー&本プログラムの説明会を開催しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!
~地域資源を最大限に活用し、成長を続ける企業の事例から学ぶ~
地元の資源を活かしてビジネスモデルを構築した事例を踏まえて、単純に新商品開発だけを表面上で行うのではなく、経営者や企業の想いの根本を見つめなおした新商品の開発や新規事業の創出について学ぶことができます。また、その事業立ち上げに伴い、社員の挑戦する意欲や能力、前向きな行動を引き出す組織開発についてお話しします。
~ものづくり企業の新規事業と社員の巻き込みを事例から学ぶ~
取り巻く事業環境が大きく変化する中、新規事業の創出というプロジェクトを立ち上げ、社員の積極性を引き出すと共に会社のビジョンを浸透させ、社員一人ひとりが切磋琢磨できる環境を実現した実例を学ぶことができます。経営者・企業の想いや「らしさ」を明確にし、社会のニーズをもとに価値を創出するだけでなく、社内外の仲間に発信することで共感と共創の土壌を形成している実例をご紹介します。
中部地域の中堅・中小企業がデザインプロデューサーとタッグを組み、約半年をかけてデザイン経営の考え方を活用した新規事業の創出やブランディング、事業承継などの課題解決に向けた活動を促すプログラムです。本プログラムに参加する企業・デザインプロデューサーを募集します。
デザイン経営とは、企業価値を向上させる為に「デザイン」を活用する経営のことです。その「デザイン」とは単なる外向きのものではなく、自社の想いや「らしさ」を明確にし、(1)未来の自社の姿を構想する「人格形成」(2)顧客や社内外の仲間に伝え、共感と共創の土壌を形成する「文化醸成」、そして(3)顧客や社会のニーズをもとに製品・サービスを創出する「価値創造」の3つから捉えなおしたものです。2018年から特許庁主導で始まり、日本全国で様々な企業経営者とデザイナーが協働し、さまざまな成果をあげています。
「組織変革で地元スーパーを再建」
有限会社白銀屋商店
大手チェーン店などの競争による売上減少や人材不足に直面する中、自社の強みにフォーカスし提供価値そのものを高める戦略を導入。「ネオ商店街」のコンセプトのもと、各コーナーのリーダーにオーナーシップを持たせることで、組織全体に活力を生み出しました。
1.セミナー&説明会への参加
2.デザイン経営支援プログラムへの応募:応募方法はセミナー&説明会の参加者に別途ご案内いたします。
3.デザイン経営支援プログラム参加面談:応募者面談を実施し、厳選な選考の上、参加事業者を決定いたします。選考結果の通知は令和6年10月下旬頃を予定しています。
4.デザイン経営支援プログラムスタート:企業とデザインプロデューサーのマッチング後にプログラムをスタート。令和6年11月より約6回を目安とした伴走支援を実施。
5. 成果発表:本プログラムを通した挑戦や新たな取り組みを発表する成果発表会を実施します。令和7年3月初旬を予定しています。
※デザイン経営プログラムの応募について
応募期間:令和6年9月26日(木)~10月15日(火)
提出書類:令和6年度中部経済産業局デザイン経営支援プログラム(企業)応募様式(Word形式:38KB)
※WordまたはPDF形式にて添付ください。
メール送付先:exl-chbdesignkeiei@meti.go.jp(中部経済産業局デザイン経営支援プログラム運営事務局宛)
「デザイン経営支援プログラム」セミナー&説明会(PDF形式:3617KB)
中部経済産業局 地域経済部 イノベーション推進課 知的財産室
住所:〒460‐8510 愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052‐951‐2774
メールアドレス:bzl-chb-chizai■meti.go.jp
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