トップページ > 施策のご案内 > 知的財産 > 第5期中部知的財産戦略推進計画の策定について

第5期中部知的財産戦略推進計画の策定について

最終更新日:令和5年4月3日

 中部経済産業局では、平成17年9月に「中部知的財産戦略本部」を設置し、同本部が策定した「中部知的財産戦略推進計画」(第1期:平成18年3月~、第2期:平成21年5月~、第3期:平成25年3月~、第4期:平成30年2月~)に基づき各種の知的財産関連の施策を展開してきたところです。
 この度、令和4年度をもって第4期の計画期間が終了することから、令和5年3月23日に開催した第23回中部知的財産戦略本部会合において、新たに今後5ヵ年を計画期間とする第5期の計画を策定しました。
 本推進計画の実行により、中部地域の企業における、事業環境の変化に対応した、新たな事業展開の実践を促進していきます。

第5期中部知的財産戦略推進計画の2つのポイント

1.10年後の将来像の設定

 中部地域の企業においては、今後10年間、自動車産業の構造変化やDX、カーボンニュートラル等、事業環境の大きな変化に対応するために、新たな事業展開を実践していくことが必要になります。
 また、その事業展開の成功にあたっては、共創・協働による事業の推進、自身の有する知的財産の管理・活用が重要です。
 こうした背景を踏まえて、今回新たに、2032年の将来像を以下のように設定しました。

 < 将来像 >

 「事業環境の変化に対応し、ものづくりなどの事業活動を通じて得られた知的財産を管理・活用して、共創や協働による新たな事業展開を継続して実践できる企業・連携体が増えている」こと

2.重点施策の設定

 上記将来像を実現するため、重点施策として以下の3点を設定いたしました。

 (1) 共創・協働の支援の加速化

  • スタートアップをはじめとする企業間連携の場の提供
  • 企業-専門家(デザイナー等)の出会いの場の提供

 (2) 知財管理・活用のための支援の深化

  • スタートアップの知財戦略の策定支援
  • 新事業展開のためのブランド戦略策定の伴走支援
  • 海外展開の伴走支援の深化
  • 先進的な知財経営を実践する企業の選定・発信

 (3) 知的財産の可能性の探究・情報発信

  • データの保護の重要性・活用の可能性の探求とその情報発信
  • 支援機関(金融機関等)向けの情報発信による支援体制の強化

第5期中部知的財産戦略推進計画(本編及び概要版)は、中部知的財産戦略本部のホームページからダウンロードすることができます。


プレス資料PDF形式(PDF形式:130KB)

このページに関するお問い合わせ先

中部経済産業局 地域経済部 産業技術革新課 知的財産室
住所:〒460-8510 愛知県名古屋市中区三の丸二丁目5番2号
電話番号:052-951-2774
メールアドレス:bzl-chb-chizai■meti.go.jp
※スパムメール対策のため、@を■に変えてあります。メールを送信するときは、■を@に戻してから送信してください。

ページ上部へ戻る

Adobe Reader バナーPDFファイルをご覧いただくためにはAdobe Readerが必要です。外部リンク