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『MEET UP CHUBU Excursion』vol.53

 『MEET UP CHUBU』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を 目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで 生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
 登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。 こちらから



<開催概要>

 今回のMEET UP CHUBUは、浜松でのお出かけ回として実施します。
 Day1として、AM技術(Additive Manufacturing) をテーマとしたピッチイベントを浜松いわた信用金庫様が運営するコミュニティスペース(Co-startup Space & Community FUSE)で開催、
 Day2として、金属3Dプリンタを広く活用する取組を行う、浜松工業技術支援センターの施設見学を行います。

<Day1>
 AM技術(Additive Manufacturing)
  in Co-startup Space & Community FUSE

◇日時:2024年12月3日(火)14:00~18:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場:Co-startup Space & Community FUSE
      静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1ザザシティ浜松中央館 B1F
 オンライン:Microsoft Teams
◇定員:現地会場70名程度/オンライン上限なし(Microsoft Teams)


プログラム 14:00~17:00

●「オープニング/主催者挨拶」
  中部経済産業局/浜松工業技術支援センター センター長 鈴木 敬明 氏


●「AM量産品質保証の概要と製造業の取り組みかた」
  テュフズードジャパン株式会社 AVM部 AMエキスパート 永野 知与 氏

 テュフズードは各国の規制や規格に体制やプロセスが準拠しているかを審査し、認証書を発行する第三者認証機関です。
 私の所属する先進製造技術を取り扱う部署では、AMの量産プロセスが品質保証のための国際規格に準拠しているかや、産業機械の開発プロセスが産業用サイバーセキュリティの国際規格に準拠しているかの審査などを取り扱っています。
 今回は、AMの量産品質保証の概要と、どのように取り組むかについて、審査員の観点で紹介します。

 



 ご講演資料はこちら (536KB)



●「金属3DPの活用事例 ~アルミダイカスト金型~」
  株式会社豊田自動織機 生技開発センター生技開発室 佐藤 良輔 氏

 アルミニウム合金のダイカスト金型において金属粉末積層造形を用い3次元的な冷却回路を設置することで、冷却能力を向上させ、冷却不足起因の金型不良を低減することができました。
 これまで累計2600万ショット以上(2024/9末時点)鋳造した中での量産適用課題や、冷却能力向上を用いたサイクルタイム改善等、不良低減以外の取り組み内容についてもご紹介します。

 



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●「新しいモノづくり技術としての金属3D積層造形への取り組み」
  ヤマハ発動機株式会社
  生産技術本部 材料技術部 第2評価解析グループ グループリーダー 渡邉 慧太 氏

 ヤマハ発動機はモーターサイクルやマリンプロダクツなどのモノ創りを通じて多様な価値の創造を追求しています。
 近年新しいモノ創り技術として注目されている金属3D積層造形技術の最近の状況およびその課題について概観した上で、ヤマハ発動機における金属3D造形に対する取り組みを、社外との協業状況なども含めてご紹介いたします。

 



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●「電子基板の製造+部品実装をたった1日で実現するエレクトロニクス3Dプリンターについて」
  株式会社FUJI ロボットソリューション事業本部Trinityプロジェクト
  プロジェクトリーダー 富永 亮二郎 氏

 エレクトロニクス領域への3Dプリント技術の応用展開が進んでいます。
 当社のエレクトロニクス3Dプリンターは、電子基板そのものを製造出来る装置であり、導電回路と絶縁材をインクジェット印刷によるアディティブ工法で造形し、かつはんだリフローレスの低温部品実装プロセスを融合した多機能装置です。
 当日は、この装置について応用事例を交えてご紹介します。

 



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ネットワーキング 17:00~18:00


懇親会 18:00~


<Day2>
 浜松工業技術支援センター施設見学会

◇日時:2024年12月4日(水)10:00~11:10
◇対象:金属3Dプリンタ及び関連装置に関心のある方
◇現地会場:浜松工業技術支援センター  浜松市浜名区新都田一丁目3番3号
◇定員:現地会場20名程度


●「主催者挨拶/浜松工業技術支援センター概要説明」
  浜松工業技術支援センター
  研究総括官 兼 機械電子科長 伊藤 芳典 氏/材料科 上席研究員 田光 伸也 氏

 センター研究員より浜松工業技術支援センターの概要と積層造形の取り組みについてお話しいたします。

 

●「浜松工業技術支援センター施設見学会」

 浜松工業技術支援センターでは、金属3Dプリンタを広く活用する取り組みを行っています。
 見学会では、保有設備について、センターの研究員が直接ご紹介します。(紹介予定設備:金属3Dプリンタ、X線CT、3Dスキャナ、IoTラボ、流体解析システム・熱構造解析システム)

 


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