『Deep tech J-Startup Pitch in Meet up Chubu』 Day1
  グリーントランスフォーメーション(GX)
   ―「材料開発」、「モビリティ、環境・エネルギー」―




<開催概要>

◇日時:2024年1月11日(木)14:00~18:00
◇対象:スタートアップとの共創、オープンイノベーションに関心のある企業、大学等
◇現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
 オンライン:Microsoft Teams
◇主催:
中部経済産業局、一般社団法人中部経済連合会、経済産業省、北海道経済産業局、東北経済産業局、関東経済産業局、近畿経済産業局、中国経済産業局、九州経済産業局
◇協力:
Central Japan Startup Ecosystem Consortium、ぎふスタートアップ支援コンソーシアム、みえスタートアップ支援プラットフォーム、中部ニュービジネス協議会、独立行政法人中小企業基盤整備機構中部本部






<プログラム>



Session1 スタートアップピッチ:GX「材料開発」

●「新しい炭素材料「GMS」により電池の性能アップを目指すスタートアップ」
  株式会社3DC 経営企画部長/VP Corporate Planning 長井 大樹 氏
   /J-Startup TOHOKU

 株式会社3DCは次世代電池やキャパシタ、燃料電池などの蓄電・発電デバイスの電極に向けたカーボン新素材GMSの開発、および製造を担う東北大学発のベンチャー企業です。
 GMSは、グラフェンと同様のほぼ炭素1原子分の厚みでスポンジのような三次元構造を備えます。このひと続きの構造が耐久性の課題を世界で初めて解決します。 3DCは現在、国内外の電池・機械・自動車メーカーなど多数の企業との各種製品の早期実用化に向けた研究開発を行なっており、2024年以降の本格的な市場参入を目指しています。 2050年のカーボンニュートラル社会の達成に向け、GMSは、エネルギーの電化を支える次世代電池の開発に向けた企業の取り組みを加速させてまいります。
 電池メーカー様、化学メーカー様またカーボン材料をご検討の企業様との連携を希望します。


 

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●「白金代替のレアメタルフリー「AZUL触媒」の開発」
  AZUL Energy 株式会社 AZUL Energy株式会社 代表取締役 伊藤 晃寿 氏
   /J-Startup TOHOKU

 AZUL Energy株式会社は、次世代エネルギーデバイス用のレアメタルフリー「AZUL」触媒の事業化に取り組む東北大学発スタートアップです。
 燃料電池や、グリーン水素製造のための水電解装置においては、現在白金等のレアメタルが使用されますが、資源制約の大きいレアメタル触媒は、 高コストのみならず経済安全保障の面でも課題があり、その代替が求められております。本日は、現在開発中のレアメタル代替触媒の技術概要や応用事例をご紹介致します。
 次世代エネルギーデバイス(空気電池、燃料電池、水電解)の共同開発、実証等に関心がある企業様との連携を希望します。


 

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●「脱炭素時代の金属積層造形技術の活用」
  日本積層造形株式会社 営業部部長 遊佐 俊一 氏/J-Startup TOHOKU

 近年、金属積層造形技術を使った部品の軽量化や部品統合・小ロット生産の事例が増加しており、自動車のEV化開発や試作への活用が進んできています。 本ピッチでは、日本積層造形株式会社で取り組んでいる金属3Dプリンターを活用した積層造形・材料開発について最新事例を交えてご紹介いたします。
 自動車・自動車部品メーカー、半導体製造装置メーカーとの連携を希望します。


 

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●「南魚沼発『お米のバイオマスプラスチック“ライスレジン”』の挑戦」
  株式会社バイオマスレジン南魚沼 社長執行役員 奥田 真司 氏
   /J-Startup NIIGATA

 当社は、国産バイオマス資源を活用したプラスチック樹脂原料の製造・販売を行っています。 主力製品の「ライスレジン」は、非食用のお米を原料とした国産バイオマスプラスチックで、カーボンニュートラルの性質を持ちながら、 従来のPPやPEの代替として活用可能なエコフレンドリーな新素材です。
 今回の登壇では、自治体指定ごみ袋、小売店用レジ袋をはじめ、カトラリーやアメニティー等の成形品への幅広い商品展開や、 企業・自治体との連携実績、また事業を通した農業の課題解決への取組を紹介いたします。
 バイオマスプラスチックの成型加工に関心がある企業様、 脱炭素、SDGsなどの切り口から、エコな製品・商品の導入を検討している企業様との連携を希望します。


 

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●「単分子誘電体メモリの開発と超低消費コンピューティング実現!!」
  株式会社マテリアルゲート 代表取締役 中野 佑紀 氏/J-Startup WEST

 当社は広島大学の研究成果である革新的な機能性材料「単分子誘電体」の社会実装を目指すディープテック・素材領域のスタートアップです。 超高密度・高速処理を備えた次世代不揮発メモリである「単分子誘電体メモリ」の開発により、低消費電力コンピューティングを実現し、 高度に情報化された未来社会の発展に貢献します。
 半導体、電子デバイス関連企業との連携を希望します。


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Session1 スタートアップピッチ:GX「モビリティ、環境・エネルギー」

●「世界初の駆動メカニズムによる安心・安全な小型風力発電」
  株式会社パンタレイ 代表取締役 佐藤 靖徳 氏/J-Startup NIIGATA

 当社では、長岡技術科学大学発ベンチャーとして、レオロジー関係の受託計測・コンサルティング、縦渦風車に関連する製品の販売を手掛けています。 世界5か国で特許を取得した新動力技術「縦渦リニアドライブ」を利用し、低回転でありながら高いトルクを持つ、安全性・住環境適合性が高い小型風車を開発し、屋上に設置する分散型・地産地消型の風力発電を提供しています。
 今回の登壇では、当社の開発した小型風力発電の特徴やビジネスモデルについて紹介いたします。
 分散型/小規模の独立電源に対して需要のある企業、知育教材の展開に実績がある企業、小型風力発電の量産に関して製造委託できる可能性がある企業との連携を希望します。


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●「魚と植物を同時に育てる「アクアポニックス」で持続可能な次世代農業を実現」
  株式会社プラントフォーム 代表取締役CEO 山本 祐二 氏
   /J-Startup NIIGATA

 当社は国内で初めてアクアポニックス型植物工場の開発に取り組み、2023年現在生産物を小売り流通に乗せている唯一の企業です。 現在そのノウハウを活かし、アクアポニックスの参入支援と営農サービスの提供を行っています。 アクアポニックスは養殖と水耕栽培を同時に行う循環型農業で、持続可能かつ高い収益性を誇る次世代農業として世界で開発競争が起きています。 現在全国6カ所でプロジェクトが動いており、発電所等の余熱と組合わせたエネルギー循環モデルの研究開発も行っています。
 余熱活用の領域において、発電所や工場などを持つ/運営する企業と、 余熱や再生可能エネルギーの活用(地熱、地下水熱など)に関する技術をお持ちの企業との連携を希望します。


 

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●「食品ごみゼロ化 国内初の堆肥化施設サブスク事業」
  株式会社ミライエ 代表取締役 島田 義久 氏/J-Startup WEST

 食品工場から発生する年間1400万トンのゴミは産廃として処分されており、その費用は7千億円に達します。 当社では食品工場向けに堆肥化施設のサブスクリプションを提供しており、初期費用ゼロ、かつ出来た堆肥は当社がすべて買い取るためごみの排出もゼロになるサービスです。 食品工場にとってはリスクなくSDGsの取り組みが可能となります。
機械メーカー、商社、食品系に販路のある企業との連携を希望します。


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●「独自の電池制御技術でEV商用車を開発製造し、ゼロエミッション社会の実現に貢献するベンチャー」
  株式会社EVモーターズ・ジャパン 経営企画 ディレクター 長 秀俊 氏
   /J-Startup KYUSYU

 株式会社EVモーターズ・ジャパンは、独自の電池制御技術を核に、商用EV(バス、トラック、トライク等)の開発/販売を行なっています。 アクティブ・インバータと呼ばれる高性能電池制御技術とFRP素材を使用した車両の軽量化により、電池消費量の低減・電池寿命の延長を実現し弊社の商用EVは航続距離の延伸を可能としています。 また、電池制御技術を応用し単なる商用EVメーカーにとどまらず充電器/蓄電池/リユースバッテリー等、EVインフラにも独自技術に基づく製品を提供できます。 これらインフラ技術と合わせて法人ユーザー様向けにエネルギーマネジメント事業を展開していく予定です。
 現在、北九州市に商用EVに特化した最終組み立て工場「ゼロエミッション e-PARK」を建設中で1期工事が完了しております。
 商用EVの販売、エネルギーマネジメント事業の共同開発に御興味をお持ちの方との連携を希望します。


 資料非公開




●「モノの一生を可視化する製品パスポート【SmartBarcode】」
  株式会社LOZI CEO Martin Roberts 氏/J-Startup CENTRAL

 モノの一生を見届けて、適切に生き返らせることはカーボンニュートラルを達成するための大切な一歩。
 SmartBarcodeは「製品一つ一つのパスポート」としてモノの動きの動静脈を追跡しながら、中継輸送時のCO2総排出量をも自動算出します。 サプライチェーンを繋ぐ異なる事業者が、スマホでバーコードを読み取り、役務に応じた情報を記録、蓄積、共有しながら一気通貫でトレーサビリティを確保して、製造、物流から保守、回収、リサイクル、廃棄までを可視化します。
 動静脈のトレーサビリティに課題を持ち、サーキュラーエコノミーや将来的なDPPへの対応、Scope3におけるCO2排出量の可視化に関心の高い製造業、商社、リース業、物流事業者との連携を希望します。


 

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Session2 パネルディスカッション

 テーマ「スタートアップと地域企業の共創について」

  <登壇者>
   株式会社3DC 経営企画部長/VP Corporate Planning 長井 大樹 氏 氏
    /J-Startup TOHOKU
   AZUL Energy 株式会社 代表取締役 伊藤 晃寿 氏/J-Startup TOHOKU
   株式会社バイオマスレジン南魚沼 社長執行役員 奥田 真司 氏/J-Startup NIIGATA
   株式会社プラントフォーム 代表取締役CEO 山本 祐二 氏/J-Startup NIIGATA

  <モデレーター>
   PwCコンサルティング合同会社 公共事業部 マネージャー 木村 駿太郎

 



Session3 各地方経済産業局、関係機関による取組紹介

 東北経済産業局/関東経済産業局/中国経済産業局/岐阜県/三重県







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