『Meet up Chubu 』vol.21 バイオメディカルDX
<開催概要>
◇日時:2023年7月27日(木)15:30~17:30
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇参加費:無料
◇現地会場:
超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX)
オンライン:Microsoft Teams
※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場10名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇申込方法:下記申込フォームに記載ください。
◇申込締切:2023年7月26日(水)17:00
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会
◇共催:北陸先端科学技術大学院大学
<プログラム>
1.「超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX)のご紹介」
(拠点説明、拠点オンラインツアー等)
eMEDX(イーメディックス)は、地域の技術者や研究者の皆様に自由にご参加いただくシェアードオープンイノベーションをキーコンセプトとする集いの場、共創の場として、
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が誇る世界トップレベルのバイオメディカル分野の研究にスーパーコンピューターを活用したデータ駆動型のDXを組み合わせ、
医療・ヘルスケア・メディカルなどに関わる広い分野のイノベーションを目指します。
今回は、拠点の説明とともに、整備した施設のオンラインツアーを実施します。
拠点ご紹介資料はこちら (2,965KB)
2.「高分子バイオマテリアルを利用した超越バイオメディカルDX研究」
北陸先端科学技術大学院大学 物質化学フロンティア研究領域 教授
超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX) 拠点長
松村 和明 氏
次世代医療を実現するためのバイオマテリアル研究について紹介します。
再生医療のための幹細胞の増殖足場となる高分子、凍結する際に添加して凍結ダメージから細胞を守る高分子、タンパク質の熱凝集を抑制する高分子、
ガン細胞を特異的に攻撃する高分子など、最新の高分子バイオマテリアルの研究成果を概説し、
データサイエンスやコンピューターシミュレーションなどを駆使した次世代材料開発の可能性についても紹介します。
製薬企業、再生医療に興味のあるメーカー、バイオマテリアルに興味のある高分子材料メーカー、臨床応用を目指す研究者や企業からの技術相談または共同研究を希望します。
松村様ご講演資料はこちら (5,439KB)
●「光細菌を利用したがん診断・治療技術」
北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授
超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX)
都 英次郎 氏
様々ながん種に対して高い抗腫瘍作用を発現し、かつ生体透過性の高い近赤外光によって蛍光発色する光細菌を発見しました。
マウスを用いた生体適合性試験(血液学的検査、組織学的検査、細菌コロニーアッセイなど)を行った結果、
いずれの検査からも光細菌が生体に与える影響は少ないことが分かりました。
本発表では、がん診断と治療を同時に可能にする“がん光細菌療法”について紹介します。
医療機器・微生物培養に関する共同研究を希望します。