『Meet up Chubu 』vol.19 レジリエンス



<開催概要>

◇日時:2023年6月22日(木)16:00~18:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
 オンライン:Microsoft Teams
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会



<プログラム>

●「低コストポータブルIoT機器を用いたピンポイント気象・防災情報お知らせシステムのご紹介」
  RainTech株式会社 代表取締役 藤井 聡史 氏

 気候変動により近年、異常降雨や河川氾濫が増加しています。雨の降り方が大きく変化しているなか、災害が発生する前の「いざ」を把握することは 気象庁や自治体でも難しくなっており、災害リスクの高い地域、場所では自分自身で情報を捉えて、判断する自助防災の重要性が高まっています。
 弊社が開発している、低コストかつポータブルなIoTデバイスを用いてピンポイントの気象・災害予兆を正確に捉え、リアルタイムに情報伝達するシステムをご紹介いたします。
 地域防災力の向上で自助&共助を推進したい自治会、支援したい自治体、ピンポイントな降雨量、浸水を正確に把握して施設や資産を確実に守りたい企業様との連携を希望します。



 藤井様ご講演資料はこちら (2,193KB)



●脱!紙文化。運送業向けDXのご紹介。~資料を守るのではなくデータを守る~
  株式会社スペース 代表取締役 村井 美映 氏

 運送業界は、2024年問題に向けて運送現場でのムダを削減することが必要です。
 そこで、車中泊や空車回送の時間削減を実現する中間輸送システムについてご紹介いたします。 当該システムによって、紙文化が残る運送業界のDX化にもつながり、省人化や作業効率の向上のみならず、紙ベースで保管している資料をクラウド化することで、 大雨などによる災害への対策も実現します。
 中継輸送に興味のある運送業、物流業(第一種貨物自動車運送業)との実証実験を通じた連携を希望します。



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●「土砂災害による人的被害をゼロにする」
  株式会社ソマノベース 代表取締役 奥川 季花 氏

 近年増加している土砂災害。代表奥川は2011年紀伊半島大水害で被災し、友人を亡くしました。 それがきっかけとなり、森林、林業の観点から災害リスクの低い山づくりを目指し、(株)ソマノベースを設立しました。 その事業内容や経緯などご紹介いたします。
 製造業、化学業界、治山、砂防関係の研究者、森林とその他業界のみなさん(特に、林業の現場環境を改善するIT系や重機系の事業者様)との共創を希望します。



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●企業・組織の「真の災害対応力」強化に向けた新たな手法とは
  アンドレジリエンス株式会社 顧問(プリンシパルコンサルタント) 伊藤 毅 氏

 災害への備えとしてBCP策定の必要性が声高に叫ばれています。しかしながら、このスローガンは、「BCPさえ作っておけば万事OK」という無用の安心感を醸成し、 あまつさえ災害へのイマジネーションと行動力を奪うという逆効果を生んでいます。
 BCPという形式主義から脱却し、「実際に動ける力」の養成へフォーカスポイントを変更する必要がありますが、その実現に向けた取り組みの在り方と具体的な方法について、ご紹介します。
 当該サービスの新たな手法(&Resilience Way)の実践と普及に向けた連携の輪の拡大を希望します。



 伊藤様ご講演資料はこちら (2,505KB)





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