「平成30年度大規模津波防災総合訓練」における船舶への燃料供給支援訓練
三重県四日市市の四日市港霞ふ頭で実施された「平成30年度大規模津波防災総合訓練」において、海上保安庁第四管区海上保安本部及び三重県石油商業組合と連携して、船舶(海上保安庁巡視船)への燃料供給支援訓練を実施しました。
当日は、南海トラフ巨大地震の発生により、三重県内の幅広い地域で大津波警報が発表。海上保安庁でも航路啓開や遭難者救助等の活動を進める中で、巡視船への燃料需要が発生。通常、巡視船にはバージ船から給油されるため、ローリーからの直接給油は行われないが、バージ船の手配がつかない状況の中で、海上保安庁第四管区海上保安本部から、三重県石油商業組合に対して「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」に基づき、陸上(ローリー)から船舶への直接給油の要請があり、給油を実施するという想定のもとで訓練を行いました。
また、訓練会場では、石油連盟、三重県石油商業組合と当局による共同展示ブースを設置し、災害時における石油業界の取組や災害時に役立つ石油機器の紹介等を行いました。
最終更新日:2025年3月31日