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挑戦する企業事例集
株式会社中村製作所
どん底を味わった町工場の挑戦。「町(待ち)工場」から「攻める工場」へ
- 自社ブランド
「リーマンショックで仕事が激減し、会社は危機的状況に。そんな時思い出した父親の口癖、「空気以外なんでも削ります」という言葉から新事業に挑戦。失敗は成功のための一歩。楽しみながら、一度挑戦してみることが大切。(代表取締役 山添 卓也氏)」
中村製作所オープンファクトリー外観
工場見学可能なカフェ併設。夏季はかき氷を提供し、水も削れることをアピール。
(出所:株式会社中村製作所HP)
ベストポット
(出所:ベストポットwebサイト)
釉薬塗布前のポット
萬古焼のポットを内製化。商品価値を理解してもらえるよう、釉薬塗り体験などを実施。
(出所:オープンファクトリーにて撮影)
事業展開の背景、効果・反響
- 1914年に漁網編み機メーカーとして創業。工作機械部品加工会社として成長を続けていた矢先、取引先の1社依存により、リーマンショックで大きな打撃を受ける。
- そこで「空気以外なんでも削ります」という自社モットーに立ち返り、「町(待ち)工場」から「攻める工場」への転換を図る。0.001mm単位で高精度に加工できる切削加工技術を活かし、難削材チタンのワイングラスを製作。消費者向け商品の開発・販売に取り組むため、自社ブランド「MOLATURA(モラトゥーラ)」を立ち上げた。
- そのような中、陶器も削れるのではないかとの発想から、地元四日市市の地場産業である「萬古焼」と自社技術を掛け合わせた「ベストポット」の開発に着手。ポット(陶器)と蓋(鋳物)の接合部分を隙間なく削り、また、ポットを二重構造にすることで、蓄熱効果を高め、素材のうまみを逃がさない余熱による無水調理を実現。
- 2023年開設のオープンファクトリーでは、ベストポット製造過程の見学や体験が可能。MOLATURA商品を使用したカフェも併設し、中村製作所の技術の発信拠点となっている。
今後の展開
- 新商品として切削工具を模したチョコレートを開発し、現在はオープンファクトリーでパフェとして提供。将来的には、四日市市のご当地土産として、製造業の盛んな四日市市の認知度向上への貢献を目指すほか、今後も切削加工の可能性を追求していく。
企業情報
| 企業名 | 株式会社中村製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県四日市市広永町1245 |
| 代表者 | 代表取締役 山添 卓也 |
| 創業 | 1914年 |
| 従業員数 | 90名 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 事業内容 | 精密部品、産業機械、工作機械部品加工 |
| URL | https://www.nakamuraseisakusyo.co.jp/index.php |
| 事例PDF | どん底を味わった町工場の挑戦。「町(待ち)工場」から「攻める工場」へ |
本ページに関するお問合せ先
- 中部経済産業局 産業部 産業振興課
- TEL:052-951-0520
FAX:052-951-0977
メール:bzl-chb-sansin■meti.go.jp
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最終更新日:2026年2月18日