相談事例紹介 No.17

対応

　商品先物取引は、商品先物取引法において規制されています。
「約諾書」は、商品先物取引員に取引を委託するという意思を表明する書面です。実際の取引は、約諾書を交わしてから、委託証拠金を預託し、具体的な売買の注文を出した後に行われます。約諾書を交わしただけで取引が始まっていないのであれば、取引をやめることができることを助言しました。

一言アドバイス

　商品先物取引は、ハイリスク・ハイリターンな取引です。必ず儲かるとは限りません。取引を始める前に、取引の仕組みや委託注文の手順など、基本的な事項をしっかり理解したうえで、自分自身の責任と判断によって行うことが大切です。

　安易な気持ちで約諾書に署名捺印することは、トラブルの原因になります。自分の意思をしっかり決めてから、署名捺印しましょう。

　商品先物トラブル110番（03-3501-1776）でも相談を受け付けています。