最終更新日:令和5年10月27日
中部経済産業局では、デザイン経営支援プログラムを実施します。企業が、地域に根ざしたデザインプロデューサーなどの支援者とチームを組み、デザイン経営の考え方を活用しながら新規事業創出やブランディング、事業承継などの課題の解決に向けた活動を促すプログラムとなります。
プログラム実施に先立ち、デザイン経営等について知っていただくためのセミナー&本プログラムの説明会を開催しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!
VUCA時代(先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態)を生き抜くためには新規事業開発・事業転換が必要です。
業種や業態、地域や商圏を問わず、デザイン経営の手法を活用・実践してきた企業の過去の事例を紹介するとともに、新規事業の実現化までの道のりをケーススタディーを通じて説明します。
ロゴやマーク、商品のデザイン/名称、映像や音楽、技術的なアイディアなどの意匠、商標、著作などの権利取得に限らず、知的財産の枠で企業が活用できるケーススタディーを弁理士(知財専門家)より紹介します。
企業がもつ経営資源とデザイナーやクリエイターの能力を生かし、効果的なビジネスモデルの可能性を考えます。
経営者の根幹にある原体験や想い、アイデンティティに基づいた自社ブランディングの成形、流行や目の前の課題解決ではない抜本的なブランディング戦略、 ファンコミュニティーの作り方や活用方法など、組織に大きな効果をもたらした過去事例を紹介します。
ビジネスモデル構築に向けた企業や経営者の強みを最大化するための思考法やデザイン経営との関係性について、座学とワークショップ形式にて体感していただきます。
(ポジショニング戦略/アトリビュートマトリックス、破壊的イノベーションなどビジネスプラン作成に必要な思考、手法を体感できるワークショップを実施予定です。)
セミナーへのお申し込みはこちら▶応募フォーム
企業が、地域に根ざしたデザインプロデューサーなどの支援者とチームを組み、デザイン経営の考え方を活用しながら新規事業創出やブランディング、事業承継などの課題の解決に向けた活動を促すプログラムとなります。
本プログラムに参加する企業・デザインプロデューサーを募集しています。
「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。
「デザイン経営」を実践するためには、企業において複数の取組を一体的に実践することが望ましいとされています。例えばデザイン手法による顧客の潜在ニーズの発見やアジャイル型開発プロセスにより企業のイノベーション力を向上させることができます。
アイデンティティ型デザイン経営とは、デザイン経営に取り組むための9つの入り口の一つであるアイデンティティ(企業の歴史・カルチャーや経営者の想い)に主眼を置いています。
会社を経営をする中、芯をブラさずにビジョンに向かうために、自身や企業の変わらない価値観のモノサシを探しだすことを、このデザイン経営手法では何より大切にしています。アイデンティティは急に現れるわけではなく、経営者がこれまで触れてきたさまざまな出来事や人々の影響などから養ってきた自分自身の価値観です。だからこそ経営がうまく進まない時にでも立ち戻り「何のために行うのか?」「向かう先はどこなのか?」と自問自答しながら前に進むことが出来ます
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中部経済産業局 地域経済部 イノベーション推進課 知的財産室
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電話番号:052‐951‐2774
メールアドレス:bzl-chb-chizai■meti.go.jp
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