知財ビジネスマッチングとは
知財ビジネスマッチングとは、大企業に眠っている特許や、実用化されていない大学の技術を使って、中小企業やベンチャー企業が新たな商品開発や自社ブランドを創出することです。
国内の特許は約160万件ありますが、そのうち約半数は大企業が保有したままで使われておらず、「休眠特許」といわれています。
中部経済産業局知的財産室では、中部地域の中小・ベンチャー企業の新製品開発・新事業創出を支援するため、県内自治体や中小企業支援機関と連携し、大企業が保有する開放特許(※)と中小・ベンチャー企業の技術力をマッチングさせる取組を進めています。
※開放特許・・・企業が開発した技術資産である特許のうち、他者にライセンス契約などの形で開放する意思のある特許のことをいいます。経営資源に限りのある中小企業にとって、有効活用できればコストをかけずに新商品開発が可能で、開放特許はまさに”宝の山”です。
「知財ビジネスマッチング ガイドブック」(PDF形式:4,860KB)
開放特許を使った4つのメリット
- 新商品開発のアイデアを探すことができる!
- 大企業等の長年の研究成果を活用することで、開発期間の短縮・費用の削減!
- 特許権で守られているため、模倣品を排除!
- 大企業等の信用・ブランド力により自社の知名度が向上!
ガイドブック
知財マッチングの具体的な流れや開放特許活用事例のほか、金融機関や大企業、大学における知財マッチング等について、当室作成のガイドブックに掲載しています。本ガイドブックは、以下からダウンロードしていただくか、中部経済産業局知的財産室において、無料で配布しています。
ご希望の方は以下の連絡先までご連絡ください(配布部数には限りがございますので予めご了承ください)。
電話:052-951-2774
メール:bzl-chb-chizai■meti.go.jp
※スパムメール対策のため、@を■に変えてあります。メールを送信するときは、■を@に戻してから送信してください。
- 「知財ビジネスマッチング ガイドブック」
(PDF形式:4,860KB)
新着情報
「知財ビジネスマッチングin愛知」から成果事例が生まれました!!
中部経済産業局は、大企業等が保有する「開放特許」等を活用して、中部地域の中小企業の新製品開発・新事業創出を支援するためのマッチング交流会「知財ビジネスマッチング」を令和2年度から毎年度開催してきました。
株式会社池戸製作所は、令和2年12月22日に開催した「知財ビジネスマッチングin愛知」(中部経済産業局主催、愛知県・名古屋市・公益財団法人あいち産業振興機構共催)にて中部電力株式会社とマッチングし、この度、中部電力株式会社及び丸大鐵工株式会社の特許技術を新製品製造ラインに全面導入することになりました。
本事例は、「知財ビジネスマッチングin愛知」から生まれた成果の第一号です。
過去のイベント
- 令和4年11月30日
- 「知財ビジネスマッチング in 東海」
- 令和4年10月31日
- 知財ビジネスマッチング in 東海 オンラインシーズ説明会
- 令和4年7月11日
- 自動車関連製造業向け自社技術・事業領域の拡大「マッチング交流会<大手企業の開放特許を活用>」
- 令和3年11月26日
- 「知財ビジネスマッチング in 東海」
- 令和3年1月27日
- 「知財ビジネスマッチングin三重」
- 令和2年12月22日
- 「知財ビジネスマッチングin愛知」
リンク
- 公益財団法人あいち産業支援機構
(知財活用ビジネスマッチングのページ)
- CBC知財マッチング応援サイト『マッチングチャント!』
(令和元年度 中部経済産業局「中小企業知的財産活動支援事業費補助金」にて実施)
お問合せ先
- 中部経済産業局 地域経済部 イノベーション推進課 知的財産室
- 〒460‐8510
愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052‐951‐2774
メール:bzl-chb-chizai■meti.go.jp
※スパムメール対策のため、@を■に変えてあります。メールを送信するときは、■を@に戻してから送信してください。
最終更新日:2023年8月23日