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『MEET UP CHUBU』vol.64
 CN(バイオマス・竹資源活用) with 岐阜大学グローカル推進機構

 『MEET UP CHUBU』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を 目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで 生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
 登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。 こちらから



<開催概要>

◇日時:2025年6月12日(木)15:30 ~ 18:30
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇参加費:無料
◇現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
 オンライン:Microsoft Teams
 ※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場80名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇申込方法:下記申込フォームに記載ください。
◇申込締切:2025年6月11日(水)16:00
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、岐阜大学


●「開会挨拶」

 


●「岐阜大学グローカル推進機構の取組紹介」

 


●「東南アジアにおける輸入バイオマス燃料の取扱い現状」
  愛知海運株式会社 海外戦略兼サステナビリティ事業推進室 課長 鈴木 英司 氏

 FIT制度普及からバイオマス燃料輸入が拡大しており、加えて2030年の脱炭素社会実現に向けてバイオマス燃料への関心が高まっています。
 各社カントリーリスク等の対策として複数国へ分散した調達先を模索していますが、バイオマス燃料候補はあっても、物流インフラが乏しい場所は多いのが課題です。
 バイオマス燃料を必要としており、導入を検討している会社には、ネットワーク内で紹介することが可能です。必要量によりますが、大掛かりな場合は投資希望先も紹介できます。



●「セルロースナノファイバー(nanoforestナノフォレスト)の紹介」
  中越パルプ工業株式会社 開発本部 開発部 技師 橋場 洋美 氏

 紙の原料であるパルプを高機能材料としての活用を目指し、さらなる解繊を行った、セルロースナノファイバーの研究開発を十数年前より開始しました。
 セルロースナノファイバーは製造方法により性質が異なります。当社が製造するセルロースナノファイバーの特徴および提供形態の紹介と実用化事例をご紹介いたします。
 セルロースナノファイバーをぜひ使いたい、使いこなしてやるという方との連携を希望します。



●「世界一成長の早い竹を常温一工程で超微粉末化出来る機械のご紹介(特許出願申請済み)」
  丸大株式会社 代表取締役 社長 大石 誠一 氏

 バイオマスの利用は日本、そして世界的に注目されています。
 弊社ではバイオマスの代表の一つである竹を微粉末に出来る機械の製造しております。
 既に国内での出荷実績を持っておりますが、竹粉末の更なる活用を望んでおります。
 ・日本国内で竹粉末の利用拡大においてコラボ頂ける企業
 ・世界的展開を目指して微粉末製造機の性能向上、メンテナンスを含む展開においてコラボ頂ける企業
 との連携を希望します。



●「植物由来バイオマス粉を配合した新規複合プラスチック・ゴム成形物の原料調整法の確立step2」
  株式会社テクノプレニードヒダ 代表取締役 肥田 彰吾 氏

 これまでバイオマス粉、主に竹粉を中心にマスターバッチ化(MB)の開発を行ってきました。PP(ポリプロピレン)を中心にその他のバインダーを50%から80%までの純度で混練し、ペレット化に成功しています。
 今後のテーマとして製品化さらにマーケットインを目指しています。その中においてこの度株式会社MEISEIさんの金型技術と成型ノウハウにより、高濃度竹粉MBの製品化が出来ることが可能となりました。
 直面している地球環境問題、カーボンニュートラル、資源のアップサイクル、生活環境と放置竹林問題、企業としての地域貢献など、資源の再利用や付加価値の再考に取り組んでいきます。
 植物由来の商品開発デザイナー、植物由来の素材に関心がある方との連携を希望します。



●「【木質×プラ】未活用資源のサーキュラーエコノミーアクション」
  株式会社MEISEI 代表取締役 渡邊 祐子 氏

 金型メーカーである株式会社MEISEIは株式会社テクノプレニードヒダと連携して、放置竹林の竹とプラスチックを独自製法で融合した木質プラスチック製ランプシェードを開発。
 4月に東浦町の竹灯籠祭りで展示し注目を集め、8月には文京区の祭りでも提灯代わりに採用予定です。
 秋以降の本格販売と海外展開を見据え、竹資源の循環利用と環境課題の解決につながる製品として、観光・インテリア業界と販促や共同企画での連携を希望します。



●「竹資源の鋳造業への利活用」
  三重県工業研究所 金属研究室 主任研究員 近藤 義大 氏

 三重県工業研究所では、カーボンニュートラル材料として、地域に豊富に分布し、かつ成長の早い竹に着目しています。
 桑名のNPO法人「桑竹会」による竹林整備で発生した竹を、三重県北勢地区の地場産業である鋳造業における「加炭材」として利活用する研究を紹介します。
 「加炭材」は、従来は化石資源を原料として製造されたものが使用されてきたが、竹炭で代替できれば、鋳鉄中への炭素の貯留が実現でき、地球温暖化対策と里山整備の両面で有意義な取組となります。



●「竹の持つ抗菌消臭効果・抗酸化効果を活かした製品開発の紹介」
  株式会社タケックスラボ 代表取締役社長 岡田 久幸 氏

 「竹の研究を通して地球環境保全と世界の⼈々の健康に貢献する価値創造企業を⽬指す」ことを企業使命として2002年2月、株式会社タケックスラボを設立し「ライフサイエンス事業」を展開してきました。
 竹抽出物による「抗菌剤」のみならず食品添加物の「日持向上剤」も開発し、食品の品質を保持させるフードテック技術の向上に取り組んでおり、フードロス削減に貢献するため、食品加工工場やケータリング事業会社などとの連携を希望します。



●「ネットワーキング」


 



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