『Meet up Chubu 』vol.45
アルミリサイクル in 富山大学
『Meet up Chubu』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を
目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで
生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『Meet up Chubu』特設サイトからお願いします。
こちらから
<開催概要>
◇日時:2024年8月8日(木)15:00~17:30
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場:
富山大学 高岡キャンパス 軽金属材料共同研究棟(高岡キャンパス 1Fセミナー室)
オンライン:Microsoft Teams
※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場30名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、富山大学
<プログラム>
●「軽金属材料共同研究棟の紹介」
富山大学 先進アルミニウム国際研究センター センター長 柴柳敏哉 氏
ご講演資料はこちら (6,522KB)
●「アルミニウムのアップグレードリサイクル」
富山大学 先進アルミニウム国際研究センター
都市デザイン学部(学術研究部都市デザイン学系) 教授 小野 英樹 氏
カーボンニュートラルの実現へ向けてアルミニウムのリサイクルが重要視されています。
しかしながらアルミニウムは不純物の除去が難しく、鋳造材へのリサイクルが主となっています。
展伸材へのリサイクルを実現するためには、アルミニウム中の不純物を積極的に除去する必要があります。
そこで鋳造材スクラップから展伸材へのアップグレードリサイクルを目指し、現在推進しているアルミニウム中不純物の新たな除去技術に関する研究開発の概要について紹介します。
アルミニウムの製造とくに製精錬、精製、リサイクル、溶解、鋳造に関連がある企業と共同研究、アルミニウムのアップグレードリサイクルの社会実装に向けた協調による連携を希望します。
ご講演資料はこちら (1,502KB)
●「アルミニウム押出し加工プロセスのSDGs対応」
富山大学 先進アルミニウム国際研究センター
工学部(学術研究部工学系) 教授 白鳥 智美 氏
アルミサッシなどで採用される押出加工はアルミにニウム加工の代表工法の1つです。
SDGs対応に向けて、
1.ダイレクトリサイクルによるCO2の97%低減の実現
2.先進工具材料の採用による高品位加工の実現
3.7000系アルミニウム材の冷却援用による高生産性技術
など、開発を進めている加工技術と社会展開について紹介します。
アルミニウムを扱う、素材、加工、販売までの関連企業との共同研究、リサイクルアルミニウム材の社会展開に向けた協働対応による連携を希望します。
ご講演資料はこちら (2,317KB)
●「三協立山・共同研究講座におけるアルミリサイクルに関する取組み」
富山大学(三協立山株式会社) 先進アルミニウム国際研究センター
共同研究講座 客員教授 高井 俊宏 氏
三協立山の中長期を見据えたサスティナブルな事業活動には、資源の有効活用や気候変動への対応などは不可避であります。
その取組みの一環として、2022年8月に富山大学に共同研究講座を設置しました。
そこで講演会では、アルミリサイクルに関する三協立山の果たす役割、これまで取組んでいる共同研究講座の研究課題について、更に企業視点での大学との共創の有用性などを紹介します。
ご講演資料はこちら (3,805KB)
●「自動車産業におけるサーキュラーエコノミー実現に向けた共創について」
株式会社デンソー サーキュラーエコノミー事業開発部
部長 奥田 英樹 氏
株式会社デンソーでは、国内外で資源循環の機運が高まる中、高機能な自動車用材料の水平リサイクルに着目し、国内だけで年315万台発生する使用済み自動車から自前のロボット技術を用いて部品を解体、再生原料を抽出する再生原料生産ラインを開発しています。
その中で一体成型品など、ロボットによる解体が難しい一部の部品から、破砕後選別以外の方法で単一材料ごとに抽出する技術を持った企業との設備・システム、または技術・知財の提供による連携を希望します。
具体的には以下いずれかを材料ごとに分離可能な技術を持った企業との連携を希望します。
1.一体成型品(ex.インサートものを金属と母材樹脂に分離)
2.ポッティング品(ex.エポキシ充填ものから銅と筐体樹脂を分離)
3.表面処理(ex.モータ巻線からワニス含浸材、エナメル被膜を分離)
4.接着(ex.母材からスポンジ等の分離、液状ガスケットの分離)
5.はんだ・ろう付け(ex.基板上のはんだ分離)
6.樹脂溶着(ex.グローブボックスの内張り・外張りの分離)
プロジェクト成功時の連携イメージ:2027年度より設備または知財を提供頂き、弊社設備内に組込み全世界に販売を目指します。
ご講演資料はこちら (4,005KB)
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『Meet up Chubu』特設サイトからお願いします。 こちらから
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場: 富山大学 高岡キャンパス 軽金属材料共同研究棟(高岡キャンパス 1Fセミナー室)
オンライン:Microsoft Teams
※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場30名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、富山大学
都市デザイン学部(学術研究部都市デザイン学系) 教授 小野 英樹 氏
しかしながらアルミニウムは不純物の除去が難しく、鋳造材へのリサイクルが主となっています。
展伸材へのリサイクルを実現するためには、アルミニウム中の不純物を積極的に除去する必要があります。
そこで鋳造材スクラップから展伸材へのアップグレードリサイクルを目指し、現在推進しているアルミニウム中不純物の新たな除去技術に関する研究開発の概要について紹介します。
アルミニウムの製造とくに製精錬、精製、リサイクル、溶解、鋳造に関連がある企業と共同研究、アルミニウムのアップグレードリサイクルの社会実装に向けた協調による連携を希望します。
工学部(学術研究部工学系) 教授 白鳥 智美 氏
SDGs対応に向けて、
1.ダイレクトリサイクルによるCO2の97%低減の実現
2.先進工具材料の採用による高品位加工の実現
3.7000系アルミニウム材の冷却援用による高生産性技術
など、開発を進めている加工技術と社会展開について紹介します。
アルミニウムを扱う、素材、加工、販売までの関連企業との共同研究、リサイクルアルミニウム材の社会展開に向けた協働対応による連携を希望します。
共同研究講座 客員教授 高井 俊宏 氏
その取組みの一環として、2022年8月に富山大学に共同研究講座を設置しました。
そこで講演会では、アルミリサイクルに関する三協立山の果たす役割、これまで取組んでいる共同研究講座の研究課題について、更に企業視点での大学との共創の有用性などを紹介します。
部長 奥田 英樹 氏
その中で一体成型品など、ロボットによる解体が難しい一部の部品から、破砕後選別以外の方法で単一材料ごとに抽出する技術を持った企業との設備・システム、または技術・知財の提供による連携を希望します。
具体的には以下いずれかを材料ごとに分離可能な技術を持った企業との連携を希望します。
1.一体成型品(ex.インサートものを金属と母材樹脂に分離)
2.ポッティング品(ex.エポキシ充填ものから銅と筐体樹脂を分離)
3.表面処理(ex.モータ巻線からワニス含浸材、エナメル被膜を分離)
4.接着(ex.母材からスポンジ等の分離、液状ガスケットの分離)
5.はんだ・ろう付け(ex.基板上のはんだ分離)
6.樹脂溶着(ex.グローブボックスの内張り・外張りの分離)
プロジェクト成功時の連携イメージ:2027年度より設備または知財を提供頂き、弊社設備内に組込み全世界に販売を目指します。