『Meet up Chubu 』vol.41　先端技術
　in Tokai Open Innovation Complex 名古屋サイト

　

＜開催概要＞

◇日時：2024年6月13日（木）15:30～17:00
◇対象：共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場： Tokai Open Innovation Complex　名古屋サイト　
　　　　　　1Fプレゼンテーションエリア(名古屋大学内)
　オンライン：Microsoft Teams

＜プログラム＞

●「Tokai Open Innovation Complexご紹介、館内紹介」

　　名古屋大学　学術研究・産学官連携推進本部
　　リサーチ・アドミニストレーター　沖原理沙　氏

　Tokai Open Innovation Complex（通称、TOIC）は、東海国立大学機構が設置した産学融合拠点です。
　岐阜大学には「岐阜サイト」、名古屋大学には「名古屋サイト」として同様のコンセプトの施設を整備しています。
　両サイトが連携しながら、産学交流、起業活動、共同研究を支援する各取組みを実施することにより、東海国立大学機構内の研究者や学生と、企業やベンチャー、行政など多様なステークホルダーとの新たな出会いを生み出し、イノベーション創出を実現します。
　本講演では、5/29にグランドオープンしたばかりの本施設、特に名古屋サイトの内容と館内のご紹介を致します。
　本施設の利用を通じて、東海国立大学機構の研究リソースを活用した連携の形を模索したい方、まずは施設の見学も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。

　ご講演資料はこちら　(6,767KB)

●「量子技術の利活用による新たな産業創出」

　　東海国立大学機構名古屋大学　未来社会創造機構
　　量子化学イノベーション研究所教授　清中茂樹　氏

　国家戦略の１つとして、我が国の総力を上げた量子技術の社会経済システムへの利活用が進められています。
　その様な流れを受けて、東海国立大学機構におきましても、量子技術の産業創出に向けた新たな組織、量子フロンティア産業創出拠点を設置しました。
　本講演では、東海国立大学機構で進めている量子技術の医療および産業応用の取り組みを概説します。
　本拠点には、量子というキーワードの元に様々の分野の研究者が集まっています。
　量子技術は、材料や分析、医療など非常に幅広い分野での活用可能性があり、量子技術に少しでも関心をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。連携可能な研究をご紹介いたします。

　

　資料非公開

●「マテリアル先端リサーチインフラ（ARIM）の紹介」

　　東海国立大学機構　名古屋大学　工学研究科　教授　山本剛久氏

　マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業は、高度先端設備を共用化し、各種研究開発に必要な技術支援を展開している国内の大型事業の一つです。
　名古屋大学では、このARIM事業におけるハブ拠点として参画し、計測、加工、合成分野に関する各種先端機器を共用設備として提供するとともに、その利用支援や得られたデータの解析支援などに取り組んでいます。
　本講演では、ARIM事業の概要紹介とともに、技術支援例やARIM事業の利用方法などについて説明いたします。
　計測・分析、加工、合成が主な分野になりますが、利用できる設備は多種こざいますので、まずは、お気軽にご相談ください。

　ご講演資料はこちら　(5,826KB)

●「株式会社TOKAI INNOVATION INSTITUTEについて ―大学の知を社会実装するためにー」

　　株式会社Tokai Innovation Institute　執行役員　寺野真明　氏

　大学の知を社会に押し出すこと、知の社会実装、が本当の意味で求められています。
　日本が失われた30年を取り戻し、世界で正しいプレゼンスを改めて示すことは喫緊の課題とされていますが、欧米そして世界各地での成長への活力と新しい産業の創出となるムーブメントは大学を起点としております。
　東海国立大学機構は、オープンイノベーションの文脈で新しい様々な動き、ムーブメントを起こすため、2023年10月TOKAI INNOVATION INSTITUTE（通称TII）を設立しました。
　本講演では、その詳細について説明いたします。
　モビリティ社会、新材料、ナノライフ（医工連携）、アグリ＆フード分野における新規事業創出に挑戦する既存企業、将来顧客やパートナーを求めるスタートアップ、ベンチャー企業などと教育・研修、人材あっせん、共同研究企画・あっせん、研究・プロジェクト実施などでの連携を希望します。

　ご講演資料はこちら　(2,020KB)

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