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プロジェクトの基本情報

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2019年3月18日更新

試作から積極的に樹脂製金型を活用した試作開発が
可能
樹脂製金型でQCDのONE-UP

株式会社 北日本テクノス

プロジェクト名 大型成形部品の多品種少量生産に適した油圧プレス用簡易金型製造技術の構築
対象となる川下分野 自動車、産業機械
川下企業におけるニーズの対応 質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
短納期化(リードタイム、工程の短縮など)
上記ニーズに対する具体的な数値 ・金属製金型の型製造コストと比較して40%以上削減
・金属製金型の製造リードタイムと比較して50%以上削減
・プレス成形回数3,000以上
事業実施年度 平成20年度~平成22年度
事業化状況 事業化済み(すでに販売実績あり)
対象としている素材 鉄・アルミ

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
従来の金型技術は、数十万個/年の部品プレス生産を前提とした量産技術であるため、バス、トラック、建設機械等の多品種少量生産(数千個/年)の部品プレス生産では、金型製作のコストに大きな課題がある。また、近年では、韓国及び中国で安価な大型車両の生産が増加しており、大型車両用の部品コスト低減は緊急の課題である。さらに、大型車両の組み立て工程においては、約2万点の部品のネジ締めや溶接を行っているため、製造コストが高騰している要因となっている。したがって、従来の部品点数削減及び安価な金型による部品の一体成形が望まれている。
研究開発のポイント
弊社では、一般乗用車の車体部品試作において、安価に金型を製作し、設計変更に係わる部品形状変更を容易にすることを目的として、樹脂製金型を自社開発した。また、部品形状及び樹脂製金型の耐久性を考慮して、樹脂製金型の一部に補強用のZASをインサートする技術を構築した。その結果、コスト低減及び開発速度の向上が可能となり、自動車用ピラー、ダッシュボード支持部品等、多くの部品試作を行ってきた。しかし、上記の金型は試作用の樹脂製金型であるため、金属製金型と比較して耐久性、耐摩耗性、強度等が劣り、プレスのショット数が限定される等の問題がある。この問題を解決するために耐久性、耐摩耗性に優れた樹脂製金型の開発を行った。
研究開発の具体的な成果
樹脂性金型の開発成果として下記目標値を達成
・金属製金型の型製造コストと比較して40%以上削減
・金属製金型の製造リードタイムと比較して50%以上削減
・プレス成形回数3,000以上

上記目標値の達成により、試作時の金型製作を敬遠している業界にも、試作時から積極的に金型を活用した試作開発が可能となり、コスト・品質での優位性を持つことができる。
利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
大型路線バス・小型路線バスに、樹脂製金型で製作したプレス部品を2013年4月より量産使用開始。
複数部品を1体成形化し、製品品質の向上と部品レベルでのコスト削減を実現した。また、納入した部品をメーカーで組み立てる際に発生していたコーキング作業も、1体成形化に伴って不要となり、全体的なコスト削減にも効果がでている。

事業化への取り組み

事業化状況、規模 樹脂製金型の販売実績
販売金型数…8型 金型売上…10,000千円
樹脂製金型を使用した量産部品販売実績
販売アイテム数…7点 部品売上…12,600千円
事業化による効果 ・金属製金型の型製造コストと比較して40%以上削減
・金属製金型の製造リードタイムと比較して50%以上削減
知財・広報活動 特許申請無
機密保守契約締結有
今後の見通し 2014年度 
樹脂製金型の販売目標 5型 10,000千円
部品販売目標 10,000千円
当初の目標を踏まえた
上での達成度や
新たな課題
新たな課題として、本研究開発中に低温時の型割れ対策として、3層式の樹脂製金型構造を採用しているが、樹脂性金型の更なるコスト削減のためにも、低温時でも型割れない2層式の樹脂製金型構造の構築が課題となっている。
川下産業からの引き合い状況
(件数等、内容)
環境問題からも、自動車やバス、建設機械等の排気ガス規制により、車体の軽量化が必須となってきている。バスについては、ここ数年の間に、排気ガス規制に伴うモデルチェンジが計画されており、樹脂製金型を活用した車体の軽量化やコストダウンに期待がかけられている。

研究開発の体制

事業管理機関 財団法人 石川県産業創出支援機構
法認定事業者 株式会社 北日本テクノス
研究実施機関 ジェイ・バス 株式会社
日新レジン 株式会社
石川県工業試験場
金沢工業大学

PRコメント

今まで、開発費用・期間の問題で型投資に対して積極的になれなかったユーザーにも、低コスト・短納期で樹脂製金型を製作し、品質の良い安価な部品を供給することが可能となります。
また、設計変更に対しても敏速・安価に対応できることで、開発のスピードUPに繋がり、本来あるべき姿での試作評価が実現可能となります。
『少量生産だから金型化はムリ』から『少量生産でも金型化』へ時代は変わります。
1体成形を含めた成形可能形状の解析・提案もいたします。

企業情報

社名 株式会社 北日本テクノス
(法人番号:8220001011900)
所在地 〒923-0152 石川県小松市五国寺町ホ102-2
電話番号 0761-47-1182
社員数 85名 (男性  72名、女性  13名)
資本金 30,000千円
業種 生産用機械器具製造業
事業内容 バス骨格部品、建設機械キャビン、等
URL http://www.nj-technos.co.jp
生産拠点エリア 国内 所在地:石川県小松市五国寺町ホ102-2
海外生産対応 不可
主要な取引先 ジェイ・バス 株式会社、共和産業 株式会社、津田駒工業 株式会社
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
生産企画部生産技術課

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