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プロジェクトの基本情報

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2019年3月18日更新

マーキングチューブの電線への取付工程の自動化により生産性を向上!

東洋航空電子 株式会社

プロジェクト名 把持及び画像処理応用の位置決め技術による航空機用マーキングチューブ自動取付・熱収縮装置の開発
対象となる川下分野 航空機、産業機械
川下企業におけるニーズの対応 質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
信頼性・安全性(信頼性の高い検査技術の実現など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
上記ニーズに対する具体的な数値 完璧な品質を維持向上した上で、マーキングチューブ取付工程の1本
当たりの電線加工時間50%削減
事業実施年度 平成25年度~平成27年度
事業化状況 補完研究中(完成に向けて現在研究中)
対象としている素材 銅及び銅合金の電線

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
航空機用ワイヤーハーネスは、全ての電線に対して、識別のための電線番号を電線へ直接印字する、又は熱収縮チューブの上に印字(マーキング)されたものを挿入・加熱収縮している。電線へのマーキングチューブの挿入・取付作業は、人手に頼っていることから、電線選択や位置決め等における作業不良が多々発生するとともに、最大のコスト高の要因となっているのが実態である。
研究開発のポイント
マーキングチューブの電線への取付は、電線1本毎に電線番号をマーキングチューブに印字し、該当する電線と照合・確認の上、チューブを切断、電線に挿入、熱収縮させているので、大変な手間がかかっている。①電線を選択し、「つなぎ」部を排除して測長切断する機構部
②マーキングされたチューブと電線を一体化する機構部
③その電線をストレートにする巻きグセ除去の機構部
といった3つの機構を持つ装置の研究開発により、航空機用配線における組み立てコストの半減を目指すものである。

研究開発の具体的な成果
各研究開発に対する要素研究と試作機の開発・製作・改良を通じて各機構を確立することができた。但し、装置の処理速度の向上と安定稼働に課題が残っており、実用化には到達していないため、平成28年度~平成29年度の予定で補完研究を実施中。
利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
開発装置は、マーキングチューブの電線への自動取付・熱収縮作業に適用するもので、高信頼性と低コストが要求される分野・製品への活用が見込める。
(1)航空宇宙分野のワイヤーハーネス製作
(2)医療機器用配線
(3)ロボット用配線

事業化への取り組み

知財・広報活動 本研究開発の成果として東洋航空電子株式会社と株式会社ブイ・アール・テクノセンターと共同で開発した装置に関する特許2件を出願した。広報活動としては、日刊工業新聞の記事掲載をトリガーとして、川下ユーザー候補や関連企業が来社される機会に試作機のデモを実施し、理解を深めて頂くと共にご意見を収集している。
今後の見通し 実用化に向けて、平成28年度から補間研究を開始し、平成30年度の実用化(まず、PL企業内での設備として導入)を目標に進めている。
当初の目標を踏まえた
上での達成度や
新たな課題
事業化、実用化のためには長さ・チューブ位置の誤差大、処理速度不足、熱収縮能力不足等の課題が残っているため、実用化には到達していないが、補完研究でこれらの課題の解消に取り組んでいる。

研究開発の体制

事業管理機関 公益財団法人岐阜県研究開発財団
法認定事業者 東洋航空電子株式会社
株式会社ブイ・アール・テクノセンター
研究実施機関 東洋航空電子株式会社
株式会社ブイ・アール・テクノセンター
岐阜大学
アドバイザー 三菱重工業株式会社
各務原航空機器株式会社

PRコメント

・マーキングチューブの電線への自動取付・熱収縮装置の実用化により、生産性を向上させる。
・マーキングチューブは、両端のみではなく、中間にも取付可能。
・航空機用のワイヤーハーネスは、電線種類が最軽量、最細であることが優先であり、自ずと多種多様となることから、製造工程の自動化が困難であるため、世界的に見ても自動化が遅れている。その一部の工程であるマーキングチューブ取付工程においても例外ではなく、その自動化を実現するロボットシステムは前例がなく、製造工程全体の自動化への先駆けにもなり得るものである。

企業情報

社名 東洋航空電子 株式会社
(法人番号:9180001080841)
所在地 〒484-0901 愛知県犬山市字柿畑63番地の1
電話番号 0568-67-2160
社員数 248名 (男性  207名、女性  41名)
資本金 9,600万円
業種 電気機械器具製造業
事業内容 (1)航空宇宙用電装部品(ワイヤーハーネス)の設計・製造
(2)(同)試験器材類の製造
(3)航空機胴体内での艤装(部品等の取付)
URL http://www.tokoden.co.jp/
保有する生産設備と
スペック
(1)電線への電線番号のマーキング装置(UVレーザ方式)(輸入)
(2)ワイヤーハーネス、電装品の回路試験器(社内開発)
(3)ナイロン繊維又は軟銅細線によるワイヤーハーネスの保護編み機
生産拠点エリア 国内 所在地:愛知県犬山市字柿畑63番地の1
海外生産対応 不可
主要な取引先 三菱重工業 株式会社、富士重工業 株式会社、IHIエアロスペース 株式会社、株式会社 東芝
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
生産管理部 生産技術グループ
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