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プロジェクトの基本情報

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2019年3月18日更新

大幅な製造コストの削減を可能とする高温高精度金型、金属部品の樹脂化、バフレス成形など多数の事例があります。

株式会社 岐阜多田精機

プロジェクト名 高精度金型製造技術の開発
対象となる川下分野 自動車、住宅・インフラ
川下企業におけるニーズの対応 高機能化(精度・性能の向上など)
高耐久性(耐熱性、耐食性、耐摩耗性の向上など)
質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
短納期化(リードタイム、工程の短縮など)
美的価値の追求(デザイン性の向上など)
上記ニーズに対する具体的な数値 成形段差0、300℃でも安定して使用できる金型
事業実施年度 平成19年度~平成21年度
事業化状況 事業化済み(すでに販売実績あり)
対象としている素材 高耐熱性樹脂(エンプラ、スーパーエンプラ)

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
日本では国際的な価格競争の激化、技術伝承の難しさなどにより、コスト面、品質面で様々な課題が山積している。自動車業界では電化を受けて軽量化、コスト低減の要求が強くあり、その解決方法の一つとして、金属部品の樹脂化や製造工程の削減がある。
エンプラ、スーパーエンプラを利用してエンジン周りの部品を樹脂化する動きが多数あるが、高耐熱性樹脂を成形する場合、金型の温度の上昇が必要になるため、高温で高精度を維持できる金型が必要となる。また金属材料に比べ樹脂材料の価格が上昇するため、工程削減による低コスト化が必要となり、高温で高精度を維持した金型による完全ネットシェイプ成形を目指した。
研究開発のポイント
現行のプラスチック成形金型に対しては、川下である自動車部品製造業者から、コスト低減のため「仕上げ加工の削減」「ハイサイクル化」への対応等が求められている。
本研究は、金型の精度向上により、後工程の削減や金型の長寿命化への対応を図るとともに、新たな金型の温度調整技術の開発及び成形プロセス・固化プロセスの短縮方法の確立によりハイサイクル化への対応を目指すものである。
研究開発の具体的な成果
■高精度・微細な金型成型技術を確立
・金型材料の直角度を100mmで5/1000以下に制御
・成型品の平面度を0.005mm以下に制御
・一万ショットで金型変化がないことを確認
■高温成形に対応できるハイサイクル金型成形
・脱気構造の設置により、樹脂充填速度を向上
・成形時の金型温度コントロールを上昇・冷却共に20秒以内で実施
・エンプラ等、金型を高温で使用した場合の成形時間を200秒程度から100秒程度に半減
利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
エンジン周り部品の樹脂化、給湯器等発熱機器の周り部品の樹脂化、蓄電池セルなど

事業化への取り組み

事業化状況、規模 給排水機器部品の樹脂化(200部品程度)
エンジン周り部品の樹脂化(5部品程度)
事業化による効果 軽量化:50~90%重量低減
低価格化:30~150%コスト低減
知財・広報活動 自動車メーカー内展示会、一般展示会等出展
今後の見通し 自動車分野、住宅分野での販売に向け定量評価を実施
・現在、自動車部品メーカーから採用内示を得ると共に、住宅設備メーカーと採用に向けて調整を進めている。
・今後、定量的評価(強度試験や生産コスト等を実施)
・あわせて高精度金型を製造するための治具を販売用に改善、量産を検討
川下産業からの引き合い状況
(件数等、内容)
金属部品の樹脂化に対して2~3件/月程度の相談あり。

研究開発の体制

事業管理機関 公益財団法人 岐阜県産業経済振興センター
法認定事業者 株式会社 岐阜多田精機
日晃オートメ 株式会社
研究実施機関 株式会社 岐阜多田精機
日晃オートメ 株式会社
国立大学法人 金沢大学
岐阜県産業技術センター
アドバイザー 株式会社 デンソー
アイシン精機 株式会社

PRコメント

弊社の取り組む300℃程度の高温域でも高精度を維持する金型では、エンプラ、スーパーエンプラの精密成形を可能にします。エンプラの精密成形によって金属部品を代替することができ、製造工程を大幅に削減することで大きなコスト低減が可能となります。

企業情報

社名 株式会社 岐阜多田精機
(法人番号:5200001001402)
所在地 〒501-1143 岐阜県岐阜市東改田鶴田93
電話番号 058-239-2231
社員数 93名 (男性  80名、女性  13名)
資本金 5000万円
業種 生産用機械器具製造業
事業内容 金型の製作及び金型に関わる開発業務
URL http://www.tada.co.jp
保有する生産設備と
スペック
マシニングセンターや放電加工機など各種NC機械(60台程度)、真空熱処理炉、サブゼロ装置など熱処理装置(5台)、レーザーアブレーションなど表面処理装置(2台)、金型開発用射出成形機などその他多数
生産拠点エリア 国内 所在地:岐阜県、愛知県、福岡県
海外生産対応 可 対応可能エリア:中国、韓国、タイ
主要な取引先 株式会社 デンソー、アイシン精機 株式会社、株式会社 東海理化電機製作所、株式会社 LIXIL、三菱電機 株式会社等
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
営業技術部

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