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プロジェクトの基本情報

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2019年3月18日更新

ウッドプラスチックコンポジット(WPC)の射出成形が可能
断熱性・防振性等に優れた木調外観の成形品に最適

株式会社 ティーエヌ製作所

プロジェクト名 ウッドプラスチックの超臨界微細発泡成形による断面7層成形体の成形技術・金型技術の開発
対象となる川下分野 ヘルスケア、環境、住宅・インフラ、その他
川下企業におけるニーズの対応 高機能化(精度・性能の向上など)
質量低減(小型化、軽量化など)
環境配慮(不純物の除去や無害化、廃棄物削減、 CO2削減など)
美的価値の追求(デザイン性の向上など)
上記ニーズに対する具体的な数値 (1)超臨界微細発泡射出成形技術にコアバック技術を組み合わせることで20%軽量化
(2)CO2を超臨界状態でウッドプラスチックに急速溶解させることで従来成形品の2~3倍の流動長さを実現
(3)断熱効果は計5層の発泡層により熱伝導率が改善される
(4)ポリ乳酸をベースレジンとしたウッドプラスチック素材の開発
(5)マレイン酸と乳酸の耐食性の良好な特殊鋼と表面処理を開発
(6)WWPCペレット造粒装置の開発
事業実施年度 平成21年度~平成22年度
事業化状況 実用化済み(完成はしているが販売実績はなし)
対象としている素材 木粉含有樹脂(ポリプロピレン、ポリ乳酸、熱可塑性エラストマー)

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
本研究開発は、環境対応性で利点があり、需要拡大が期待される一方、成形流動性の悪いウッドプラスチックについて、(1)CO2超臨界微細発泡射出成形で成形することにより、ウッドプラスチック素材の流動性・成形性を向上すると共に内層に発泡層を形成し、(2)金型コアバック法により成形凝固直前、内層に微細発泡の発泡セルを形成し、(3)断面構造が7層の「表面ソリッド層-微細発泡層-二次微細発泡層-大発泡層」成形体を成形する技術開発を行う。これにより、複雑形状の成形品を安定的に供給する技術を確立する。
研究開発のポイント
超臨界微細発泡射出成形を木粉含有樹脂に適用し、溶融樹脂粘度を著しく低下させて射出成形が可能になるように試作金型を複数製作し、実務的な開発アプローチを採用した。また、原材料のコンパウンド装置を開発し、材料の改良が自社内でできるようにした。

研究開発の具体的な成果
(1)超臨界微細発泡射出成形技術にコアバック技術を組み合わせることで20%軽量化
(2)CO2を超臨界状態でウッドプラスチックに急速溶解させることで従来成形品の2~3倍の流動長さを実現
(3)断熱効果は計5層の発泡層により熱伝導率が改善される
(4)ポリ乳酸をベースレジンとしたウッドプラスチック素材の開発
(5)マレイン酸と乳酸の耐食性の良好な特殊鋼と表面処理を開発
(6)WWPCペレット造粒装置の開発

利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
情報家電分野、自動車内装部品分野、建設資材、農林水産分野、オーディオ機器分野

事業化への取り組み

知財・広報活動 本事業に関連する日本国特許権2件、米国特許権1件成立(特許権利化費用は本研究費以外の私的予算で対応)プラスチック成形加工学会、国際プラスチックフェア(IPF)等で技術発表、専門誌への記事執筆等を行った。
今後の見通し 複数の川下産業と具体的な事業化モデルを模索中であり、経済性と品質についてバランスができる試作品の開発を補完研究により引き続き継続をしていく。

研究開発の体制

事業管理機関 特定非営利活動法人 JRCM産学金連携センター
法認定事業者 株式会社 ティーエヌ製作所
研究実施機関 小松技術士事務所

PRコメント

ウッドプラスチックコンポジット(WPC)を射出成形加工できるユニークな固有技術を確立しています。木粉含有比率は50~70%程度まで可能で、超臨界微細発泡プロセスにより成形のみで木彫の外観品質を得ることができます。成形品は1~5層の発泡断面構成を有し、断熱性、防振性、音響特性、芳香持続性などの特性を持たせることができます。樹脂は、ポリ乳酸(植物由来・生分解性樹脂)、ポリプロピレン、熱可塑性エラストマーなどの多様な選択が可能です。

企業情報

社名 株式会社 ティーエヌ製作所
(法人番号:3180001083148)
所在地 〒491-0832 愛知県一宮市若竹4-2-9
電話番号 0586-77-1313
社員数 102名 (男性  72名、女性  30名)
資本金 18,000,000円
業種 プラスチック製品製造業(別掲を除く)
事業内容 自動車用部品製造
URL http://seidenshokumou.com/
保有する生産設備と
スペック
・射出成形機:550t 7台 、350t 10台、220t 6台、170t 2台、100t 3台
・ 塗装ロボット:2台
・ ファイバーコートライン:3ライン
・ 静電植毛ライン 4ライン
生産拠点エリア 国内 所在地:愛知県一宮市若竹4-2-9
海外生産対応 不可
主要な取引先 豊田合成 株式会社
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
技術部

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