1. ホーム >
  2. サポイン技術を探す >
  3. 環境に配慮した低コスト無線ICタグの開発

プロジェクトの基本情報

印刷する

2019年3月18日更新

独自プロセスによる耐久性が高い環境配慮型無線ICタグの開発から、高いフレキシブル性を確保したLED電極シートへの製品展開へ!

立山科学工業株式会社

プロジェクト名 環境に配慮した低コスト無線ICタグの開発
対象となる川下分野 自動車、電子機器、エネルギー、環境、産業機械、その他(食品・娯楽)
川下企業におけるニーズの対応 高耐久性(耐熱性、耐食性、耐摩耗性の向上など)
質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
環境配慮(不純物の除去や無害化、廃棄物削減、 CO2削減など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
美的価値の追求(デザイン性の向上など)
上記ニーズに対する具体的な数値 200℃以上の耐熱性を有し、一般的なICタグに比べ、30%の低コスト化を実現。LED電極シートでは、通常LED電灯に比べ、ヒートシンクフリーで、70%以上の軽量化を実現した。
事業実施年度 平成23年度~平成25年度
事業化状況 実用化済み(完成はしているが販売実績はなし)
対象としている素材 耐熱紙、不燃布など

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
無線ICタグは、バーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められてきており、社会のIT化・自動化を推進する上でのユビキタスな情報通信機器の基盤技術として注目が高まってきている。しかしながら、現在、無線ICタグが実用化されている分野は限定的であり、今後さらに普及させるには、低コスト化など、幾つか解決すべき課題がある。そこで今回、それを解決すべく新たな技術・工法を考案し、プロジェクト提案するに至った。
研究開発のポイント
本研究開発の目的は、低コストかつ環境に配慮した無線ICタグの量産技術開発と開発製品の市場投入及び新工法の普及である。そこで、従来の無線ICタグ製造工法に代わり、低コスト化かつ環境負荷低減につながる新技術を実現するため、主に3つの新工法の確立を目指した。
①溶融はんだめっき法を用いた完全乾式工法の確立
②ジャンパー被覆線を用いたオーバーブリッジ工法の確立
③特殊はんだを用いたベアICチップ実装工法の確立
研究開発の具体的な成果
本研究開発の成果として、従来のICタグ製造工法では、工程が複雑で多量の化学薬品を使用してきたが、有害物質等を全く使用しないシンプルな製造工法が確立できた。さらにACP接合に代わる特殊はんだ接合開発により、ベアチップ実装の位置精度が大幅に緩和され、実装装置の簡略化が見込める。また、紙製タグの耐熱性、易破断性の特徴を生かした従来のインレットでは使用出来なかった用途での利用が見込めるようになるとともに、同技術は回路基板への転用も可能であり、フレキシブルLED電極シートへの活用を展開している。
利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
利用イメージとしては、従来の無線ICタグでは真似できない市場を狙った案件(耐熱性や易破断性を活かした用途など)を中心に提案を行っていく。また、本工法を応用したフレキシブルLED電極シートについては、フレキシブル性やデザイン性も活かしたLED照明としての製品開発を進め、市場投入を図りたいと考えている。本研究開発による確立した技術は、従来技術にはない特徴を持っており、さらに用途調査を行い、展開を検討する予定である。

事業化への取り組み

知財・広報活動 基本となる4つの特許を権利化済みであり、研究開発期間中にも関連特許出願を実施した。また、広報活動については、各種展示会等に出展し、具体的な市場調査及び営業活動を行っている。
今後の見通し 現在は、当初の目的の「ローコスト」を活かした市場より、実績と知名度を上げることを優先として、従来の無線ICタグでは真似できない市場を狙った案件対応を開始している。また、応用展開としてのフレキシブルLED電極シートは、パッシブ無線ICタグ用途の微弱な電力に比べ、多くの電力を要するため十分な信頼性評価を行い、詳細検証を行うとともに、これまでの営業活動を通じて得られた情報を活用しながら、具体的な製品開発につなげていく予定である。
当初の目標を踏まえた
上での達成度や
新たな課題
本助成事業は、平成23年度からスタートし、おおむね当初の技術課題に対する目標値をクリアすることができている。今後は、補完研究を通じて、残件課題対策(オーバーブジッリジ工法の改善と薄膜化している最新ベアICチップ適用評価)を進める予定である。

川下産業からの引き合い状況
(件数等、内容)
無線ICタグ関連では、耐熱性を活かした車両塗装工程管理や盗難防止向け用途(タイヤ、ソーラーパネルなど)にPR中。またLED電極シート関連では、デザイン照明含む問い合わせなど多数あり。

研究開発の体制

事業管理機関 (財)富山県新世紀産業機構
法認定事業者 立山科学工業(株)
研究実施機関 立山科学工業(株)、富山県工業技術センター
アドバイザー 小林クリエイト(株)、(株)AI総研

PRコメント

紙・布ベース上に独自プロセスで「はんだ」金属箔を形成し、配線電極としての機能だけでなく、はんだ付けによるLEDからの良好な放熱と、LEDの発光色調を損なわない全色反射を両立。薄くシンプルな構造で、高い柔軟性を確保したLED照明用の電極シート。湾曲加工や薄型防水加工など、従来にない新しい照明を提案します。

企業情報

社名 立山科学工業株式会社
(法人番号:7230001001637)
所在地 〒939-8051 富山市大泉1583番地
電話番号 076-421-0125
社員数 489名
資本金 9,950万円
業種 電子部品・デバイス・電子回路製造業
事業内容 電子部品(角チップ抵抗器、チップサーミスタ等)、電子機器
URL http://www.tateyama.jp
生産拠点エリア 国内 所在地:富山市月岡町3-6 
海外生産対応 可 対応可能エリア:マレーシア
主要な取引先 パナソニック㈱、リンナイ㈱、大阪ガス㈱ 他
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
立山科学グループ 技術本部
  • 職場風景、企業ロゴ、
社屋など
  • 職場風景、企業ロゴ、
社屋など

おすすめのページ

条件から探す

業種から探す

製造業

年度 ~ 年度
事業化状況から探す
ニーズから選ぶ
エリアから探す

サポイン技術登録数

239
(2018年11月13日現在)
  • サポイン技術検索
  • サポイン技術一覧
  • 現在研究実施中のサポイン事業一覧はこちら

トップページへ

このページの先頭へ