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新光硝子工業株式会社(富山県砺波市)

曲げガラスの表札曲げガラスの表札

商品の特徴

曲げガラスならではのデザイン性と重厚感を兼ね備えた表札

新幹線車両のガラスとしても採用されている曲げガラス加工により、柔軟なデザイン性と重厚な存在感を両立した、インパクトのあるおしゃれな表札・銘板です。
サイズ
縦 200mm × 横200mm× 厚さ 6mm
参考価格
20,000円~30,000円(税込)/デザイン・造形によりカスタマイズ可能
ホームページ
http://www.shinkoglass.co.jp/
(お問い合わせから連絡)
PROFILE企業プロフィール

新光硝子工業株式会社

企業名 新光硝子工業株式会社
代表者 代表取締役 新海 伸治
所在地 富山県砺波市太田1889-1
創業年 1953年
資本金 5,000万円
事業内容 建築用内外装用・ショーケース用・冷凍冷蔵ケース用・照明用・装飾用・車両用の一般曲げガラス
曲げ(平)複層ガラス、曲げ(平)強化ガラス、曲げ(平)合わせガラス、積層ガラス、エッチング硝子、複合材合わせ、曲げポリカーボネート等の製造販売
電話番号 0763-33-1779
ホームページ http://www.shinkoglass.co.jp/

新光硝子工業株式会社(富山県砺波市)

1953年創業。建築・内装用の曲げガラス製品化に成功し、株式会社として発足。以後、ガラスの無限の可能性を求めて、曲げガラスをはじめ、複層ガラス、合わせガラスなどガラス加工技術の研鑽と技術革新に取り組んできた。これまで、国内外の著名な建築物やモニュメント、車両フロントガラス、ショーケースや内装品など、幅広い分野で数多くの実績を重ね、近年では、ポリカーボネートの樹脂合わせに成功し、工作機械などで採用されている。
工芸用のガラスとは異なり、工業用ガラスを曲げることはかなり高度な技術と経験を要する。新光硝子は国内でもかなり早い時期から曲げガラスの加工に取り組み、その技術が評価され、最近では新幹線の先頭車両で独特のフォルムに合わせたフロントガラスの製造で脚光を浴びている。
しかし一方で、売り上げの大半を占める建物に使用されるガラスは、景気に大きく左右され、受注が安定しづらいことから、安定的な売り上げが見込める一般消費者向け商品の開発に着手した。様々な挑戦を経て、開発に至ったのが「曲げガラスの表札」である。従業員68名。

工場の様子
工場の様子
開発会議の様子
開発会議の様子
INTERVIEW創り人にきいてみよう

今月の創り人

開発会議代表 企画開発部・部長 

NOBUO KOSHIBA小芝 信夫さん

「曲げガラスの表札」はどのようにして生まれたのでしょうか。

当社は、曲げガラスの技術が強みです。しかしながら、新幹線の先頭車両で独特のフォルムに合わせたフロントガラスやショーケースなどの曲げ加工を要する工業用ガラスの生産も請け負ってはいるものの、売り上げの大半が建物に使用される曲げガラスの受注生産によるものでした。建築物に使用される曲げガラスの受注は景気に大きく左右されることがあり、そのため直接消費者に受け入れてもらえるような独自製品を開発することが課題となっていました。

そこで、平成21年から社内に開発会議を立ち上げ、新たな製品の開発・製造・販売に向けた検討をしてきました。平成30年には、それまで培ってきた経験やノウハウを基礎にしつつ、メンバーを刷新し、改めて新製品開発に取り組んできた結果、今回の「曲げガラスを使用した表札・銘板」の商品化につながりました。

開発会議メンバー
開発会議メンバー

当初から「曲げガラスの表札」の開発を目指していたのですか。

まずは、中小企業地域資源活用促進法に基づく地域産業資源事業計画にも認定されたことからこれを活用し、デザイナーと連携して、インテリア製品を製造・販売することを目指しました。
独自の曲げ加工の技術を生かしたテーブル&イスのセットや一枚のガラスから作り上げる洗面台などのインテリア製品は、全国各地で開催される展示会に出展すると多くの注目を浴び、そこから本業である建築用ガラスの商談に発展することもありました。
しかし一方で、商品を量産して販売するというより、ホームページなどで興味を持った一部の愛好家の注文を受けて生産する程度にとどまりました。一般消費者に広く受け入れていただくためには、工業用ガラスゆえの重さと価格帯(テーブル&イスのセットで約20万円)を抑える努力が必要だったかもしれません。

曲げの技術を活かした製品
曲げの技術を活かした製品

他にはどのような商品開発をされたのですか。

ガラスでできたデザイン性の高いお皿を試作してレストランなどに持ち込みましたが、重さや割れたりかけたりした場合の安全性などを考慮すると、食器として使いづらいという理由で販売には至りませんでした。
また、一枚のガラスを曲げた記念の盾をつくりました。これも依頼を受けて成形やエッジング(文字入れ)加工をするので、評判はいいものの、たくさん販売するものではありません。
振返ってみると、これまでの取組は、新しい表現方法で当社の技術力を発信する効果はありましたが、商品開発としては消費者目線での検討が十分ではなかったかも知れません。

一枚のガラスを曲げた表札
一枚のガラスを曲げた表札

「曲げガラスの表札」の開発時に特に注意したことは何ですか。

前述のような行き詰まり感もあるなかで、開発会議のメンバーを刷新し、強度を保ちながら扱いやすく、販売しやすい製品づくりを心掛けました。自分達の生活に身近なところで、曲げガラスのデザイン性や重厚感を感じられる商品として、いくつかのアイデアが出される中、製品化に近づけられたのが曲げガラスの表札です。

「曲げガラスの表札」はどのように販売する予定ですか。

インターネットによる販売等も検討しましたが、きちんと施工して安全性を確保するため、建築事業者を通じた販売にする方向で検討を進めています。
ただし、ガラスの加工については、様々な形状にすることができることから、できる限り依頼主のご希望に対応したいと考えています。
ほとんどの人が一生に一度しか体験することのない夢のマイホームの完成時に、当社の表札を飾っていただけるよう、PRしていきたいと考えています。

INTERVIEWボスにきいてみよう

御社の最近の状況と今後の展望について教えてください。

曲げガラスの技術は限られた事業者にしかできないものですが、それだけに依存するのではなく、新たな技術開発や既存の技術との相乗効果が得られるよう、様々な努力をしています。
近年では、合わせガラスの加工ができる設備を導入した他、ポリカーボネート樹脂の合わせ技術の開発に成功しました。樹脂合わせの技術は、耐久性が高く手入れがしやすいことから、工作機械の覗き窓での採用が徐々に広がりつつあり、今後のシェア拡大が期待できます。 一方、一般消費者向けの製品開発は、企業としての活性化につながるとともに、当社の加工技術の周知にもつながることから、今後も継続していきたいと考えています。ただ、売り上げや商品数などについて、どの辺りを目標にしていくのが適切なのかは見極める必要があると考えています。

一枚のガラスを曲げた表札
代表取締役 新海 伸治 様
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