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挑戦する企業事例集
菱輝金型工業株式会社
「飛び込んでいく精神」で自動車から航空機、核融合設備へと事業分野を開拓
- 異分野展開
「値決めできない仕事ばかりでは、長く会社を続けられないと思い、若さ故の無謀さもあって、徐々に業態を変えていった。飛び込んでいく精神が一番。航空機の会社に飛び込み営業をかけ、テロを警戒した守衛に止められたこともあった。(代表取締役社長 原 康裕氏)」
航空機組立用治具(全長9m)
(出所:菱輝金型工業株式会社HP)
航空機のドアパネル生産用金型(全長6m)
(出所:菱輝金型工業株式会社HP)
事業展開の背景、効果・反響
- 自動車向けプレス金型の会社として創業。自動車関係が売上の8割を占めた時代もあったが、金型の付加価値が認められにくく、価格低減要請の渦に巻き込まれることや、部品共通化による需要減少に危機感を抱き、徐々に新規事業分野を開拓。
- 大物金型や組立治具等を製作できる強みを活かし、新たな事業の柱として航空機向け金型・部品製造事業に参入。当初は飛び込み営業で仕事を取り、大企業と競合しない50億円以下の規模の市場を狙って事業を拡大し、航空機複合材分野においてトップシェアを獲得。参入当初は現場の大ブーイングがあったが、成功・失敗体験を多く積む中で、「面白そうなのでやってみたい」と応じる人材が育つようになった。
- 着実な成長の中でも幾度となく危機を経験。特に、2021年は海外航空機メーカーの品質問題や新型コロナウイルスの流行などが立て続けに発生し、トップシェアを維持していても「何も仕事がなくて、作りたくても作れない」状況に直面。新幹線、レーザー加工機の量産部品やインフラ向け工業製品など、仕事の幅を広げることで勝ち残っている。
今後の展開
- 継続して新事業分野を模索。研究施設への飛び込み営業がきっかけとなり、2024年から核融合のベンチャー企業との共同開発を開始。核融合設備の製品の切削設計に携わる。
企業情報
| 企業名 | 菱輝金型工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県一宮市多加木二丁目8番21号 |
| 代表者 | 代表取締役社長 原 康裕 |
| 創業 | 1954年 |
| 従業員数 | 130名 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 事業内容 | 航空宇宙関連事業、産業機器部品製造等 |
| URL | https://www.ryoki.co.jp/ |
| 事例PDF | 「飛び込んでいく精神」で自動車から航空機、核融合設備へと事業分野を開拓 |
本ページに関するお問合せ先
- 中部経済産業局 産業部 産業振興課
- 〒460‐8510
【2026年7月17日まで】名古屋市中区三の丸二丁目5番2号
【2026年7月21日から】名古屋市中区三の丸二丁目6番2号
TEL:052-951-0520
FAX:052-951-0977
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最終更新日:2026年2月18日