『MEET UP CHUBU』vol.74
デジタルトランスフォーメーション with 日本公庫
~ 製造現場/サプライチェーン/技能伝承 ~
『MEET UP CHUBU』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を
目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで
生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。
こちらから
<開催概要>
◇日時:2025年11月13日(木)15:30 ~ 18:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇参加費:無料
◇現地会場:
ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
オンライン:Microsoft Teams
※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場80名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇申込方法:下記申込フォームに記載ください。
◇申込締切:2025年11月12日(水)16:00
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、日本政策金融公庫
●「写真データを活用したプラントメンテナンス現場の可視化と効率化」
株式会社東京ファクトリー 代表取締役 池 実 氏
当社の提供しているProceedクラウドは写真をはじめとした現場データを活用することで、業務効率化や納期・品質レベルの向上、技術伝承を実現するサービスです。これまでは石油化学プラントなどのプロセス産業のメンテナンス現場などでの活用を進めてきました。
今後は自動車産業をはじめとした組立系の製造現場・メンテナンス現場でのサービス提供や開発を進めるべく共同開発や販路開拓での事業連携を希望します。
●「いま求められるサプライチェーン・リエンジニアリング(SCR)とは
-物流・商流・情報流の全体を捉え変革に向かうことの意義と方法-」
株式会社knewit 代表取締役 CEO 小川 直哉 氏
株式会社knewitが提唱する「Supply Chain Re-engineering」という概念について紹介します。物流だけでなく商流・情報流を統合し、サプライチェーン全体の再設計で構造転換を目指す取り組みです。
日本の高度経済成長を支えたサプライチェーンは、数多くの人々の汗と努力によって積み上げられた尊い存在である一方、今まさに限界点を迎え、転換期を迎えています。商社・卸・メーカーなどとの連携を強化し、変革を推進したいと考えています。
●「在庫戦略モデルでモノづくりの価値をより高みへ」
FACTORY X Inc. CEO & Founder 神谷 喜穂 氏
製造工程の在庫を戦略的に持つことで、生産性・収益性を向上させる「在庫戦略モデル」の開発・展開に取り組んでいます。
在庫戦略モデルは、製造工程の在庫に関する生産・財務データの構造化から在庫価値を算出し、予算の中で在庫価値を最大化する最適化エンジンで適正在庫を算出します。
将来的に工場や企業への導入が進むことで、社会全体のサプライチェーンの強化を目指します。
在庫戦略モデルの導入に興味のある企業、在庫戦略モデルの共同開発先の製造業企業、販売のパートナーシップとなる銀行やシステム開発企業との連携を希望します。
●「現場の環境法規制の遵守をAIで効率化」
エイトス株式会社 代表取締役 嶋田 亘 氏
エイトス株式会社では、環境法令などの産業法規制特化のAIにより、製造・建設現場などで適用される環境法令調査や届出判断を効率化し、現場の法令対応漏れや9割以上の工数削減を目指しています。
製造・建設現場などの現状は、属人的な対応による法対応漏れや非効率が課題となっている中、当社は、環境法令特化のAIで精度を高め、設備導入・更新・法改正などにスムーズに対応いたします。
環境法対応を一括で支援するため、製造業での利用や環境コンサルタント、環境分析会社などと連携を希望します。
●「デジタルで未来へつなぐ職人技 ― TGDAの挑戦」
株式会社デンソー デザイン部 担当係長 吉岡 裕記 氏
TGDA(TECHNO GRAPHICAL DATA ARCHIVE)は、日本をはじめ世界各地で消えゆく伝統技能をデジタル技術(モーションキャプチャ・3Dデータ化等)で「職人の勘」「身体知」といった、数値化が難しい技能を可視化、保存・継承することで教育・研究・新たな表現につなげることを目指すプロジェクトです。
その第一歩として 有松絞りの職人技をデータ化し、動きや力の加減をモーションデータに変換することで職人自身も気づかなかったパターンや新しい技法がシミュレーションから生成されるなど、可能性が見えてきています。
現在は、プラットフォーム基盤(アーカイブ、データ閲覧・活用環境)であるWEBサイトを構築中で、単なるデータ保存ではなく、次世代や異分野が活用できるオープンプラットフォーム化を目指しています。
人の感覚や微妙な動きを完全に記録・再現する難しさや、集めたデータをどのように教育、研究、産業活用へ広げるのか、長期的に運営できる仕組みづくりなどの多方面での課題解決を目指すため、(1)美術大学、工業高専など教育機関との教材化・研究利用、(2)XR/AI/ロボティクスに取り組む企業との技術応用・再現実験、(3)デザイン・ファッション業界での伝統技術のデータの新しい表現や製品開発への活用、(4)地域文化の保存・発信のパートナーとなる自治体・地域団体との連携を希望します。
●「日本公庫の取組紹介」
日本政策金融公庫 名古屋スタートアップサポートプラザ 所長代理 寳納 平莉 氏
日本公庫は、ベンチャーキャピタルや民間金融機関などの支援機関と連携しつつ、シード・アーリー期のスタートアップに対する融資相談等にきめ細かく対応するため、2024年4月に「スタートアップサポートプラザ」を新設しました。
引き続きイノベーションの担い手であるスタートアップの創出を積極的に支援してまいります。
●「NITEのイノベーション支援施策の紹介」
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) 企画管理部
イノベーション支援課 専門官 平井 祐介 氏
製品や技術、サービスを世の中に浸透させるには、いくつかの方法があります。そのうちの一つに、アピールしたい特色について信頼性の向上によりその価値をさらに高めることができる「評価制度の活用」があります。
評価制度は、社会や市場においてスタートアップが生み出す製品や技術、サービスを差別化する手段として、また、自社シェアの拡大の手段として活用できます。
事業者の規模に関わらず、評価制度を利用した製品や技術、サービスへの安全性、信頼性の確保によって早期の社会実装を可能にすべく、NITEではこのような評価制度の効果的な活用に向けた支援を行っています。
●「ネットワーキング」
聴講申込はこちら
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。 こちらから
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇参加費:無料
◇現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
オンライン:Microsoft Teams
※参加登録いただきましたメールアドレス宛にURLをお送りいたします。
◇定員:現地会場80名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇申込方法:下記申込フォームに記載ください。
◇申込締切:2025年11月12日(水)16:00
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、日本政策金融公庫
今後は自動車産業をはじめとした組立系の製造現場・メンテナンス現場でのサービス提供や開発を進めるべく共同開発や販路開拓での事業連携を希望します。
-物流・商流・情報流の全体を捉え変革に向かうことの意義と方法-」
日本の高度経済成長を支えたサプライチェーンは、数多くの人々の汗と努力によって積み上げられた尊い存在である一方、今まさに限界点を迎え、転換期を迎えています。商社・卸・メーカーなどとの連携を強化し、変革を推進したいと考えています。
在庫戦略モデルは、製造工程の在庫に関する生産・財務データの構造化から在庫価値を算出し、予算の中で在庫価値を最大化する最適化エンジンで適正在庫を算出します。
将来的に工場や企業への導入が進むことで、社会全体のサプライチェーンの強化を目指します。
在庫戦略モデルの導入に興味のある企業、在庫戦略モデルの共同開発先の製造業企業、販売のパートナーシップとなる銀行やシステム開発企業との連携を希望します。
製造・建設現場などの現状は、属人的な対応による法対応漏れや非効率が課題となっている中、当社は、環境法令特化のAIで精度を高め、設備導入・更新・法改正などにスムーズに対応いたします。
環境法対応を一括で支援するため、製造業での利用や環境コンサルタント、環境分析会社などと連携を希望します。
その第一歩として 有松絞りの職人技をデータ化し、動きや力の加減をモーションデータに変換することで職人自身も気づかなかったパターンや新しい技法がシミュレーションから生成されるなど、可能性が見えてきています。
現在は、プラットフォーム基盤(アーカイブ、データ閲覧・活用環境)であるWEBサイトを構築中で、単なるデータ保存ではなく、次世代や異分野が活用できるオープンプラットフォーム化を目指しています。
人の感覚や微妙な動きを完全に記録・再現する難しさや、集めたデータをどのように教育、研究、産業活用へ広げるのか、長期的に運営できる仕組みづくりなどの多方面での課題解決を目指すため、(1)美術大学、工業高専など教育機関との教材化・研究利用、(2)XR/AI/ロボティクスに取り組む企業との技術応用・再現実験、(3)デザイン・ファッション業界での伝統技術のデータの新しい表現や製品開発への活用、(4)地域文化の保存・発信のパートナーとなる自治体・地域団体との連携を希望します。
引き続きイノベーションの担い手であるスタートアップの創出を積極的に支援してまいります。
イノベーション支援課 専門官 平井 祐介 氏
評価制度は、社会や市場においてスタートアップが生み出す製品や技術、サービスを差別化する手段として、また、自社シェアの拡大の手段として活用できます。
事業者の規模に関わらず、評価制度を利用した製品や技術、サービスへの安全性、信頼性の確保によって早期の社会実装を可能にすべく、NITEではこのような評価制度の効果的な活用に向けた支援を行っています。