『Meet up Chubu 』vol.7 カーボンニュートラル(炭素固定化)


<開催概要>

◇日時:2022年12月8日(木)16:00~18:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇会場:ナゴヤイノベーターズガレージ アネックス(ナディアパーク3F)/オンライン(Microsoft Teams)
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会


<プログラム>

※講演資料につきましては、複製および転載無きようお願い申し上げます。


●「未来に向けたノリタケのニーズとシーズ」

  株式会社ノリタケカンパニーリミテド
  セラミック・マテリアル事業本部 セラミックス事業部 営業部 部長 宮嶋 圭太 氏

 ノリタケカンパニーリミテドでは、2030年に向けて、『マテリアル×プロセスの独自技術で変化する社会の欠かせない推進役』として 社会に貢献することをビジョンとし、「環境」、「エレクトロニクス」、「ウェルビーイング」の3分野を成長分野と定め、現状の基盤領域 (内燃機関、窯業等)からの事業転換を図ります。
 本発表では、皆様にノリタケを知っていただくと共に、これらの市場への取組みを推進するためのニーズとシーズをご紹介いたします。
 当社が、現状もしくは今後取り組む事業領域において、技術開発および販路開拓といったビジネスの面で共に活動することでシナジー 効果が得られるような企業様、スタートアップの方々(電子デバイス関連、バイオ関連、機械加工関連、セラミックス材料関連、 食品加工関連等)との連携を希望いたします。




 宮嶋様ご講演資料はこちら (3,898KB)



●「人工光合成によりCO2と水と太陽光から燃料を作る」

  名古屋大学 大学院工学研究科 准教授 王 謙 氏

 太陽エネルギーを活用して、二酸化炭素と水から有用な物質を合成する「人工光合成」は、地球温暖化と化石燃料の枯渇を 同時に解決し、脱炭素社会実現に貢献できる技術であると期待されています。
 人工光合成プロセスでは、光を吸収し、そのエネルギーを用いて触媒反応を起こす「光触媒」が重要な役割を担います。
 そこで、今回、人工光合成機能を有する新しい光触媒システムの開発および実用化の可能性についてお話しします。
 まだ基礎研究段階ですので、今後、可視光応答型光触媒による太陽光エネルギー変換効率(5~10%)を持つ高効率な 光触媒開発で実用化を目指し、新しい導電材の探索等の共同研究を行える企業様との連携を期待しています。




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●「カーボンニュートラルで獲得した新しい富」

  SyncMOF株式会社 取締役(創業者) 堀 彰宏 氏

 脱炭素の世界的な潮流から、石油に比べて環境負荷化の低い天然ガスや水素の利用が検討されています。 このような中、SyncMOFでは新しいガス分離・貯蔵材であるMOFを用いたCO2回収システム等の構築を行っています。 カーボンニュートラルへの挑戦は単なる気候変動問題への対応のためではありません。 人類が「石油」資源から「ガス」資源へと移行する際の「新しい莫大な富」を見逃してはいけません。 「投資不要」の名古屋大学発スタートアップの事業の一端を披露します。カーボンニュートラルに指向した 新規ビジネスを立ち上げたい企業様からのご相談をお待ちしています。




 講演資料非公開




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