『MEET UP CHUBU』vol.58
“地域未来牽引企業”が導く新事業創出 with みらいPitch
『MEET UP CHUBU』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を
目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで
生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。
<開催概要>
◇日時:2025年2月27日(木)15:30 ~ 18:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場:
ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
オンライン:Microsoft Teams
◇主催・共催:中部経済産業局、中部経済連合会、関東経済産業局、中国経済産業局、
四国経済産業局、九州経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構
【先進事例キーノート】
●「医療の未来を、オンリーワンの技術で ~朝日インテックにおける新規事業創出と企業間連携~」
朝日インテック株式会社 執行役員 大谷 真二郎 氏
カテーテル製品を中心とした医療機器事業を行う朝日インテックでは、新規事業創出に向けた基本骨子を定め、創出事例として治療領域における新規事業創出としての外科手術支援ロボット「ANSUR」や、予防医療領域におけるスタートアップスタジオquantum社との合弁事業「walkey」における協業体制での新規事業創出に取り組んでいます。
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【地域未来牽引企業によるピッチ・ニーズ発信(8社)】
●「デジタルテクノロジーを活用した完全自動曲げシステムの進化」
株式会社吉野機械製作所 代表取締役 CEO 吉野 友章 氏
現在、当社の新製品「完全自動曲げシステム」は、板金加工における曲げ順やロボットの軌道をシミュレーションする際、一部、手動修正が必要となる場合があります。これにより、客先での製品の新規導入やカスタマイズごとに修正作業が求められます。
このプロセスを効率化し、生成AIや高度RPAによって初期段階から最適な解を提供できるシステムを構築することを目指しています。
(求める技術・パートナー像)
・生成AIや機械学習アルゴリズムの開発経験が豊富な企業
・寸法可変対応のシーケンス修正RPA自動化アルゴリズム構築技術
・板金加工や製造プロセスに精通したソフトウェアメーカー
・日本国内で協業可能なパートナー

資料非公開
●「モノづくりのエンターテイナーがお送りする製造業をもっと盛り上げる新しいモノづくりのご提案」
株式会社テルミック カスタマーコネクトディヴィジョン(内勤営業)
Operating Officer(執行役員) 今井 裕人 氏
DXを活用したBtoB/BtoC両方に対応するモノづくりで、製造業の課題解決とプラットフォーム実現を目指しています。
現在不得意としている大物加工のパートナー企業及び、今後高精度3Dスキャナーを活用し、部品製造や3Dフィギュア制作を新規展開していく中で、3Dデータ作成コストや技術課題があり、同技術を持つ企業との連携も希望しています。

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●「バイオマスプラスチックと廃棄物活用で実現する環境や人に優しい製品づくり」
株式会社ムロコーポレーション 経営企画室 経営企画グループ 企画チーム
スーパーバイザー 市岡 麻希子 氏
世界的に環境保護の重要性が高まる中、当社はバイオプラスチックの活用を検討しています。また、研磨工程で排出されるバレル石やガラスビーズを産業廃棄物として処理していますが、廃棄物削減と付加価値の高い製品開発を目指し、アップサイクルに取り組んでいます。
現在、廃ガラスビーズを珪藻土コースターに混ぜ込んだ製品を試用中であり、今後はBtoB向けアップサイクル製品の事業化を進めたいと考えています。
UXデザインの考え方を取り入れ、共に新しい価値を創造できるパートナー、廃棄物リサイクル技術に精通し、素材の特性を最大限に引き出す能力を持つ企業を探しています。

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●「イスを通じた新しい価値と感動の提供を目指したパートナー探索」
株式会社SANKEI 専務取締役 小林 茂樹 氏
SANKEIは、企画から開発、設計、製造、販売までを三重県鈴鹿市の一拠点で完結させる一貫体制を誇ります。自社工場内の技術開発ラボでは、国産間伐材を活用した成形合板商品やリサイクル材を利用した商品開発に取り組み、長期的な視点でモノづくり力を強化しています。
お客様のアイデアを形にし、これまでにない新しい価値を創造します。また、リサイクル材料の活用で連携を希望する企業様を歓迎します。

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●「「もう1度歩きたい」を叶える事で心もサポートする、歩行動作支援スーツの開発パートナー募集」
ダイヤ工業株式会社 代表取締役 松尾 浩紀 氏
当社は、後天的な事故などで歩くことが難しくなった車いす利用者の「もう1度歩きたい」という夢を実現するため、パートナー企業との協働による新商品開発に取り組んでいます。
開発ノウハウは豊富でフィッティング技術も得意としていますが、機器の小型化やアパレルデザインなどの機能性付与、及び、検証現場について課題を感じています。
歩行という動作を支援するだけではなく、目標や夢に沿った精神的な活力を含めて支援したい企業との連携を希望します。

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●「い草の追求と用途拡大」
株式会社イケヒコ・コーポレーション 代表取締役 社長 猪口 耕成 氏
イケヒコ・コーポレーションでは、い草文化を次代に継承する。世界へ発信する。明日への活力を生み、健康で笑いの絶えない家庭の応援者として進化し続けます。
い草製品の生産は、分業制となっており、弊社では、地元の職人さんと連携し商品の企画・販売を行っております。現状の課題はい草業界の縮小均衡であり、職人さんの高齢化や後継者不足になります。
このような問題を解決するにも、インフラの活性化が必要となりますが、そのためにもより広い、い草の用途開発と販路開拓が急務だと考えております。
い草には湿度の調整、消臭、NOXの吸着など空気環境の改善と自然素材であることから現在求められている循環型社会には適した素材です。またインバウンドやグローバル化の視点から、日本文化を代表する畳の主材料でもありますので、その用途・素材の可能性は幅広いと考えます。
弊社からはい草、い草で織った生地を提供することが可能です。い草の機能性や効能、歴史や文化を踏まえ、製品化と販路開拓を協力的に行える企業、海外展開などの知見が豊富な企業との連携を希望します。

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●「地域のDX化の推進に向けたロボットシステムインテグレーターとの事業連携」
ジャスティン株式会社 代表取締役社長 種田 宗司 氏
弊社は日本一の紙の生産量を誇る四国中央市で、紙を作るプラントのメンテナンス用部品であるシール材の製造及び販売を祖業とし、今も主要ビジネスとして行っています。
人手不足で、営業DX、事務DXに加え製造DXやロボットの活用は死活問題。
しかし、このような状況にあるのは弊社だけではありません。地方の多くの企業がDXをしなければならない状況です。
自社で活用し、そのノウハウを基に、地方の繋がりのある企業へ紹介、販売することで、地域の企業を活性化し、地域創成へと寄与することを目的に、連携できるロボットシステムインテグレーターを探しています。

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●「「幸せを運ぶ」外国人ドライバーと目指す新たなステージを共創しませんか」
由良海運株式会社 営業本部海務課 兼 企画開発チーム 加藤 佑希子 氏
物流業界では2030年問題を目前に人材不足が大きな問題となっています。
価格交渉と環境改善で何とか対応中ですが、圧倒的な人材不足により急に物が運べなくなるといった不安を抱えています。
国内の人手不足が深刻化する中、外国人労働者を受け入れる特定技能1号に自動車運送業が追加されましたが、中小企業がスムーズかつニーズに合わせて雇用を実現できるのかも懸念されます。
由良海運株式会社では、このような現状・課題を解決するため、(1)外国人ドライバーを持続的に雇用可能な仕組みとして新たなプラットフォーム構築によるドライバー不足の解消、(2)自社の強みである「粉体運搬」における自動化を進めることで、人手不足解消と従業員満足度の向上を目指します。
(1)については、登録支援機関の運営にあたり、外国人ドライバーを単なる労働力ではなく日本の文化や風土等に馴染んでもらい、共に日本物流業界を支えていきたいと考えています。
人材派遣業は勿論ですが、日本語教育・文化継承、アジア各国と繋がりをお持ちで、プラットフォーム構築に前向きな企業との連携を希望します。
(2)については、梱包されていない粉体を取り扱うため、健康面を考慮し従前より対策を行っているものの、抜本的な対策をとれておりません。
特に荷揚げ作業以降を自動化したいと考えており、自動化実現に向けたノウハウや自動化設備等の提案をいただける企業との連携を希望します。

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(1,325KB)
【その他支援施策の紹介等】
●「地域未来牽引企業成長マッチング」
独立行政法人中小企業基盤整備機構 販路支援部 マッチング支援課長 打田 覚志 氏
中小機構では、各経済産業局と連携して、地域経済を牽引する中小企業による新製品開発、新しい価値やイノベーションを創造する取り組みを行っています。これまで、中小機構が運営するビジネスマッチングサイト、ジェグテックを通じて、地域未来牽引企業が業種や圏域を超えて、大手企業、中小企業、スタートアップ、海外企業等と連携し、新規事業の立ち上げや共同開発を行う取り組みを支援、多くの成果を上げてきました。
今回発表した8社の連携・取引ニーズは、中小機構と中部、関東、中国、四国、九州経済産業局が立ち上げた「みらいPitch」のページに公開し、ジェグテックを活用して、連携先を募集していきます。

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●「ネットワーキング」
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『MEET UP CHUBU』特設サイトからお願いします。
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
オンライン:Microsoft Teams
◇主催・共催:中部経済産業局、中部経済連合会、関東経済産業局、中国経済産業局、
四国経済産業局、九州経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構
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このプロセスを効率化し、生成AIや高度RPAによって初期段階から最適な解を提供できるシステムを構築することを目指しています。
(求める技術・パートナー像)
・生成AIや機械学習アルゴリズムの開発経験が豊富な企業
・寸法可変対応のシーケンス修正RPA自動化アルゴリズム構築技術
・板金加工や製造プロセスに精通したソフトウェアメーカー
・日本国内で協業可能なパートナー
Operating Officer(執行役員) 今井 裕人 氏
現在不得意としている大物加工のパートナー企業及び、今後高精度3Dスキャナーを活用し、部品製造や3Dフィギュア制作を新規展開していく中で、3Dデータ作成コストや技術課題があり、同技術を持つ企業との連携も希望しています。

スーパーバイザー 市岡 麻希子 氏
現在、廃ガラスビーズを珪藻土コースターに混ぜ込んだ製品を試用中であり、今後はBtoB向けアップサイクル製品の事業化を進めたいと考えています。
UXデザインの考え方を取り入れ、共に新しい価値を創造できるパートナー、廃棄物リサイクル技術に精通し、素材の特性を最大限に引き出す能力を持つ企業を探しています。

お客様のアイデアを形にし、これまでにない新しい価値を創造します。また、リサイクル材料の活用で連携を希望する企業様を歓迎します。

開発ノウハウは豊富でフィッティング技術も得意としていますが、機器の小型化やアパレルデザインなどの機能性付与、及び、検証現場について課題を感じています。
歩行という動作を支援するだけではなく、目標や夢に沿った精神的な活力を含めて支援したい企業との連携を希望します。

い草製品の生産は、分業制となっており、弊社では、地元の職人さんと連携し商品の企画・販売を行っております。現状の課題はい草業界の縮小均衡であり、職人さんの高齢化や後継者不足になります。
このような問題を解決するにも、インフラの活性化が必要となりますが、そのためにもより広い、い草の用途開発と販路開拓が急務だと考えております。
い草には湿度の調整、消臭、NOXの吸着など空気環境の改善と自然素材であることから現在求められている循環型社会には適した素材です。またインバウンドやグローバル化の視点から、日本文化を代表する畳の主材料でもありますので、その用途・素材の可能性は幅広いと考えます。
弊社からはい草、い草で織った生地を提供することが可能です。い草の機能性や効能、歴史や文化を踏まえ、製品化と販路開拓を協力的に行える企業、海外展開などの知見が豊富な企業との連携を希望します。

人手不足で、営業DX、事務DXに加え製造DXやロボットの活用は死活問題。
しかし、このような状況にあるのは弊社だけではありません。地方の多くの企業がDXをしなければならない状況です。
自社で活用し、そのノウハウを基に、地方の繋がりのある企業へ紹介、販売することで、地域の企業を活性化し、地域創成へと寄与することを目的に、連携できるロボットシステムインテグレーターを探しています。

価格交渉と環境改善で何とか対応中ですが、圧倒的な人材不足により急に物が運べなくなるといった不安を抱えています。
国内の人手不足が深刻化する中、外国人労働者を受け入れる特定技能1号に自動車運送業が追加されましたが、中小企業がスムーズかつニーズに合わせて雇用を実現できるのかも懸念されます。
由良海運株式会社では、このような現状・課題を解決するため、(1)外国人ドライバーを持続的に雇用可能な仕組みとして新たなプラットフォーム構築によるドライバー不足の解消、(2)自社の強みである「粉体運搬」における自動化を進めることで、人手不足解消と従業員満足度の向上を目指します。
(1)については、登録支援機関の運営にあたり、外国人ドライバーを単なる労働力ではなく日本の文化や風土等に馴染んでもらい、共に日本物流業界を支えていきたいと考えています。
人材派遣業は勿論ですが、日本語教育・文化継承、アジア各国と繋がりをお持ちで、プラットフォーム構築に前向きな企業との連携を希望します。
(2)については、梱包されていない粉体を取り扱うため、健康面を考慮し従前より対策を行っているものの、抜本的な対策をとれておりません。
特に荷揚げ作業以降を自動化したいと考えており、自動化実現に向けたノウハウや自動化設備等の提案をいただける企業との連携を希望します。

今回発表した8社の連携・取引ニーズは、中小機構と中部、関東、中国、四国、九州経済産業局が立ち上げた「みらいPitch」のページに公開し、ジェグテックを活用して、連携先を募集していきます。
