『Meet up Chubu 』vol.48
 医療・ライフサイエンス  with 中小機構

 『Meet up Chubu』は、「共同研究、新事業展開に向けたオープンイノベーション(協業先の探索)」を 目的としたイベントプラットフォームです。このプラットフォームで 生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装の加速を目指します。
 登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『Meet up Chubu』特設サイトからお願いします。 こちらから



<開催概要>

◇日時:2024年9月26日(木)15:30~17:00
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場:現地会場: ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
 オンライン:Microsoft Teams
◇定員:現地会場80名程度(先着順)/オンライン上限なし
◇主催:中部経済産業局、中部経済連合会、中小企業基盤整備機構中部本部


●「他の技術では作製困難なモノクローナル抗体の作製を可能にしたEcobody技術®」
  iBody株式会社 代表取締役CEO 天草 陽 氏

 医薬品、診断薬等に広く応用されているモノクローナル抗体。
 従来からモノクローナル抗体を作製する技術はありますが、作製困難な標的の存在や、目的の性能の抗体が作製できない、作製に時間がかかるなどの課題がありました。
 それらの課題を独自のEcobody技術®で解決するのがiBodyです。
 現在、製薬企業、診断薬企業等の研究者に対して抗体作製サービスの提供、共同研究という形で事業として取り組んでいる Ecobody技術®とその実績についてご紹介します。
 

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●「有効な治療法のない重症心不全と致死的不整脈に対する植え込み型医療機器を開発する名古屋大学発ベンチャー企業」
  株式会社iCornet研究所 代表取締役 秋田 利明 氏

 株式会社iCornet研究所は、重症心不全と致死的不整脈に対する画期的な治療法である植え込み型医療機器を開発する名古屋大学発ベンチャー企業です。
 上記治療を紹介し、共同研究開発頂ける企業を募ります。
 医療用電子機器製造業、生体電気治療を行う大学研究室や生体適合性の形状記憶合金加工技術を有する企業との守秘義務契約した上での共同研究開発や出資(CVC)を含めた共同研究開発(導電性繊維、形状記憶合金)による連携を希望します。
 

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●「「膝関節温存治療」の普及と発展に向けた取り組みについて」
  AUSPICIOUS株式会社 開発部 マネージャー 山田 真也 氏

 AUSPICIOUS株式会社は、変形性膝関節症を中心とした下肢変性疾患に於ける関節温存治療の普及と発展を通じ、健康寿命の延伸と患者さんおよびご家族のQOL向上を図ることで、ひとり一人が充実した生活を継続できる社会を実現することを目的としています。
 医師や研究者と連携し、治療法やそれを具現化するための医療機器を含んだ治療システムの研究開発に取り組んでいます。
 医療機器製造業や医療機器製造販売業との弊社が設計・開発する医療機器の製造委託、AI技術を搭載した医療機器の共同開発・事業化や既存の医療機器の販売提携による連携を希望します。
 

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●「身体内部のどこにでも光を届けることを可能とするシステム、デバイス開発」
  イルミメディカル株式会社 代表取締役社長 CEO 塚本 俊彦 氏

 イルミメディカル株式会社は、「血管を利用して目的組織にデバイスをデリバリーする技術」と「最先端レーザー技術」という、日本が得意とする2つの技術を組み合わせた、世界初の「経血管的な光デリバリーによる血管外組織への光照射システム・デバイス技術の確立」に挑戦する名古屋大学発ベンチャーです。
 この実現により、「体内深部を含む、患部選択的光照射が可能な医療機器を創出」し「光治療・光診断の適応を大幅に拡大しグローバルな治療提供の実現」を目指しています。
 光医療技術(光感受性薬剤の合成、光刺激を利用した治療)を研究する大学・研究機関の研究室、当社プラットフォーム技術を活用した新規アプリケーション(例えば、センシングなど)を一緒にご検討いただける皆様やカテーテル関連の製造要素技術(樹脂成型、微細金属加工、3Dプリンターでの試作)をお持ちの事業会社との共同開発、共同研究による、光技術の臨床応用、共同研究による光技術の深化や当社製品への部材採用検討、共同開発による連携を希望します。
 

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●「マーカレス3Dモーションキャプチャ技術の医療/ヘルスケア領域の事例と可能性」
  株式会社SPLYZA 代表取締役 土井 寛之 氏

 スマホやタブレットの単眼カメラだけから、人体の動作を3次元認識することができるマーカーレスモーションキャプチャ技術を開発いたしました。
 従来単眼では難しかった奥行き方向の移動の認識、脊椎/骨盤の推定、精度の高さなどが特徴となります。
 現在、京都大学医学部や大阪大学医学部などと共同研究を行い、精度検証や医療領域での利活用について検討しています。
 医療や技術継承、技術の最適化といった観点で、大学や企業様と本技術を利用した共同開発による連携や医療機関への販売連携を希望します。


 

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●「中小機構施策紹介」
  独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中部本部

 私たち中小機構は、約800名の職員と3000名の専門家による組織で、中小企業政策全般にわたる総合的な実施機関として、起業・創業期から成長期、成熟期に至るまで、企業の成長ステージに合わせた多様なサービスを提供しています。
 今回は、特にスタートアップ支援についてご紹介します。
 全国29か所にインキュベーション施設を設け、常駐するインキュベーションマネージャーが、企業の新事業展開をサポートします。
 「スタートアップ挑戦支援」プロジェクトは、スタートアップに取組む方への課題や疑問に対して、企業支援と地域ネットワークに長けた専門家が丁寧にアドバイスします。
 国内外の企業のマッチングをサポートするJ-GoodTech(ジェグテック)は、現在約35,000社の企業が登録し、年間約10,000件のマッチングが行われています。J-GoodTechには、スタートアップも多数登録しています。
 その他に、専門家がスタートアップに一年間伴走して、成長戦略や事業計画のブラッシュアップを支援するFASTAR(ファスター)や、資金調達を後押しするベンチャーデット債務保証などによりスタートアップの成長をサポートしていきます。
 

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