『Meet up Chubu』vol.4 カーボンニュートラル(水素利活用)

 

<開催概要>

◇日時:2022年10月27日(木)15:30~17:30
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
    第4回目のテーマ「水素利活用」にご関心のある方
◇会場:TKP名鉄名古屋駅カンファレンスセンター/オンライン(Microsoft Teams)
◇主催:中部経済産業局
◇協力:中部圏水素利用協議会、中部FCV水素供給インフラ整備推進会議


 

<プログラム>

●「水素エネルギー技術等に関する動向と産業技術総合研究所における取組」

  国立研究開発法人 産業技術総合研究所 高木 英行 氏

  ゼロエミッション国際共同研究センター 研究チーム長


 水素エネルギーおよび関連する技術について政策動向を中心に概説します。
また、産業技術総合研究所における水素エネルギー技術に関する研究開発、水素を利用する技術としてアンモニアや合成燃料製造に 関する研究開発についてご紹介します。
 引き続き、企業や大学等の皆様と連携しながら、課題解決に向けて、研究開発に取り組んで参りたいと考えています。


 


●「水素を燃料とするゼロ・エミッション航空機について」

  エアバス・ジャパン株式会社 坂元 剛 氏

  Strategy & Marketing Manager


 エアバスは航空宇宙・防衛分野におけるリーディングカンパニーであり、日本における存在感はかつてないほど高まっています。
 航空業界が2050年までにCO2実質排出ゼロを達成するための手段の一つが革新的な航空機技術であり、当社は2020年9月に水素航空機の コンセプト”ZEROe”を発表しました。
 本講演では、ZEROeとその実現を支える水素サプライチェーン、そして日本における取り組みについてご紹介します。 航空機産業が今後も発展できるパートナーシップの構築を期待しています。





●「ゼロエミッション・水素タウンにむけた水素吸蔵合金タンク開発と社会実装の取組み」

  清水建設株式会社 沼田 茂生 氏

  技術戦略室 上席マネージャー 兼 国立研究開発法人
  産業技術総合研究所 清水建設-産総研ゼロエミッション・水素タウン連携研究室長


 建物や街区での再エネ水素利用を見据えて、我々は共同して建物付帯型の水素エネルギー利用システム(Hydro Q-BiCⓇ)の開発、 建物への実装を進めています。
 最大の特長は、水素貯蔵に常温常圧で水素を吸蔵・放出する水素吸蔵合金を利用することであり、安全かつコンパクトに大容量の水素貯蔵が可能です。
 水素等を利用した建物・街区のゼロエミッション化に向けた技術開発と課題をご紹介します。ゼロエミッションかつ災害に強いまちづくりができるよう、 再エネ水素サプライチェーンの活用やモビリティとの連携等を探索しています。





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