『Meet up Chubu 』vol.25 スタートアップピッチ with 中小機構
『Meet up Chubu』は、中部地域発の産学連携プロジェクトが次々と生まれることを目指し、共同研究、
新事業展開に向けた協業先を探索するイベント参加型のプラットフォームです。このプラットフォームで
生まれた連携プロジェクトは、産学官からなる各種支援により社会実装を加速することを目指しています。
登壇者や追加テーマの募集は特設サイトにおいて随時行っています。
◇登壇や追加テーマ希望の方は『Meet up Chubu』特設サイトからお願いします。
こちらから
<開催概要>
◇日時:2023年9月28日(木)15:30~17:30
◇対象:共同研究や新事業展開など協業先探索にご関心のある方
◇現地会場:
ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(ナディアパーク4F)
オンライン:Microsoft Teams
◇主催:中小企業基盤整備機構中部本部、中部経済産業局、中部経済連合会
<プログラム>
●開会挨拶
独立行政法人 中小企業基盤整備機構中部本部 本部長 藤野 晴美
●中小機構施策紹介
独立行政法人 中小企業基盤整備機構中部本部 企業支援部 支援推進課 大場 孝典
中小機構は、創業前からレイターステージまで、切れ目のない支援を総合的に実施しています。
FASTARでは、支援専門家がスタートアップに一年間伴走して、成長戦略や事業計画のブラッシュアップを支援します。
他に、スタートアップ向けの無料個別相談であるスタートアップ挑戦支援事業をはじめ、インキュベーション施設運営、ファンド事業、ベンチャーデット債務保証などスタートアップの成長を応援する施策を拡充しています。
お困りごとがございましたら、中小機構までご連絡ください。
○中小機構 支援施策
●FASTARピッチセッション
「幅広い領域で「知能業務自動化」に取り組む、名古屋大学発AIベンチャーについて」
株式会社トライエッティング 代表取締役社長 CEO兼CRO 長江 祐樹 氏
株式会社トライエッティングは、認識・未来予測・最適化を主とした「知能作業」を自動化する名古屋大学発AIベンチャーです。
専門的な知識がなくても、さまざまな数量を予測でき、日常業務で使用するExcelデータと連携することによりCSVをAI化し、
業務を効率化できるノーコード予測AI「UMWELT(ウムベルト)」を開発・提供しています。
また、シフト表の作成をはじめスタッフとの複雑なシフト調整も解決できるシフト管理サービス「HRBEST(ハーベスト)」の開発・販売も行っています。
メーカー・卸・小売における、需要予測・出荷数予測など予測業務に課題をお持ちのお客様との連携を希望いたします。
「社会課題解決に向けた微生物の活用方法とポイント」
株式会社フレンドマイクローブ 代表取締役社長 蟹江 純一 氏
社名のとおり”微生物と友だちに”をテーマに微生物やその酵素を活用して環境に良い技術を展開している名古屋大学発ベンチャー株式会社フレンドマイクローブの事業を紹介いたします。
現在のメインの微生物技術は微生物による動植物油分解技術です。微生物の能力を最大限生かし、
油脂由来の産業廃棄物を始めとしたさまざまなメリットを提供しています。 今回は弊社の事業内容の紹介と資金調達までの経緯を紹介させていただきます。
機械メーカー、食品メーカー、排水処理業、廃棄物処理業との共同開発、課題解決、既存技術の融合を通じた連携を希望します。
蟹江様ご講演資料はこちら (2,123KB)
「高度で危険な訓練を、高い没入感で安全に実施できるAR・VRソフトウェア」
イクスアール株式会社 代表取締役 蟹江 真 氏
イクスアール株式会社は、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)技術を活用して、危険で高コストな訓練・トレーニングを、どこでも安全に低コストで行えるソフトウェアを開発している名古屋の企業です。
AR・VR技術を活用することで現実には起こりにくい様々な状況を仮想空間内で再現でき、高い没入感と体験を通じた効果的な訓練や、自発的な学習、チーム力の向上が期待できます。
2018年3月に名古屋にて設立後、航空業界や化学業界の大手事業者様向けの開発に携わってきた実績がございます。
AR・VR技術を使った製品の開発や展開を考えておられる官公庁・企業の方々、AR・VR技術を使った協業や共同開発を視野に入れておられるCVC・投資家の方々との繋がりを期待しています。
資料公開不可
「AIを活用した外観検査とROSを活用したロボット開発の紹介」
株式会社HACHIX 代表取締役社長 グエン コンタイン 氏
AI画像検査を導入している企業はまだ15%程度です。導入にはデータの準備や学習が必要で、効果が分からない段階での費用が発生するため、
中小企業が導入を躊躇していました。 そこで、弊社は教師不要の技術を開発し、クラウドアプリも公開しています。
これにより、短納期で低リスクのAI画像検査の導入が可能になりました。
ROSはロボット開発のプラットフォームです。ロボット導入のニーズが高まる一方で、
中小企業はコストなどの点から導入を躊躇している現状があり、 その課題を解決するため、ROSを活用した費用対効果の高いビジネス展開を始めました。
現在、AIとロボットの開発を並行して進めており、 2024年中に日本と東南アジアでAIとロボットを組み合わせたパッケージを販売する計画です。
車部品、プラスチック等を製造している企業生産設備を提供する企業との共同研究開発を希望します。
グエン様ご講演資料はこちら (1,168KB)
「製造工程の在庫を戦略的に持つことで生産性・収益性を考慮した「在庫戦略モデル」」
株式会社FACTORY X 代表取締役 神谷 喜穂 氏
従来の在庫管理は適正水準を保つための活動でした。関係会社が多く、市場変動が激しい現代では在庫管理だけでは対応が不足しており、適正在庫を含む生産計画を立てる必要があります。
私たちは“事業方針、製造工程の生産性・収益性を考慮し、適正在庫を算出する工場経営の新しい戦略活動”と在庫戦略を定義し、“どこの工程で、いくつの在庫を持つべきかを決める在庫戦略モデル”の実用化に取組んでいます。
在庫戦略モデルの共同開発先の製造業企業、販売のパートナーシップとなる銀行やシステム開発企業との連携を希望します。
神谷様ご講演資料はこちら (2,666KB)
●トークセッション
テーマ「スタートアップと地域企業のアライアンスによる産業のアップグレード」
<登壇者>
株式会社トライエッティング 代表取締役社長 CEO兼CRO 長江 祐樹 氏
株式会社フレンドマイクローブ 代表取締役社長 蟹江 純一 氏
イクスアール株式会社 代表取締役 蟹江 真 氏
株式会社HACHIX 代表取締役社長 グエン コンタイン 氏
株式会社FACTORY X 代表取締役 神谷 喜穂 氏
なごのキャンパス 企画運営プロデューサー 名古屋大学産学官連携客員准教授 粟生 万琴 氏
<モデレーター>
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 審議役 石井 芳明
登壇者と繋がりたい方はこちら