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ものづくり中小企業 魅力大盛りサイト

最終更新日:平成31年1月30日

大型洗車機とインフラを支える鋼構造物。ふたつの顔を持つものづくり企業は強い。
株式会社 ヒラマツ 【三重県津市】
  • メーカーとパートナー。ふたつの顔を持つ安定感ある事業展開。
  • 全国でも数少ない大型洗車機のメーカーとして自社製品を手がける。
  • 70年間認められ続けてきた確かなものづくりの技術力。
  • 技術を若い世代に引き継いでいくために学びの環境整備に注力。
ふたつの顔を持つものづくり企業。
株式会社 ヒラマツ イメージ写真
メーカーとパートナー。
ものづくりの世界で、ふたつの顔を併せ持つ企業は安定感があります。
自社製品で独自のマーケットを築くと同時に、他社から必要とされる技術でオーダーに答えることもできる。仮に片方の事業が困難な時にも、企業として簡単には折れません。むしろ、相乗効果で互いの事業を高め合うこともできます。
三重県津市に根ざして約70年、ヒラマツもそんな会社です。

ヒラマツの場合は
「大型車用の洗車機のメーカーとしての顔」と
「高速道路、橋、港湾などの鋼構造部品の生産を請けるパートナーとしての顔」。
ふたつの事業を軸として、成長し続けてきました。3代目となる平松洋一郎社長のもと、新たに福祉事業もスタートさせ、地元の人材を中心に若手社員も活躍するヒラマツの事業と働く環境をのぞいてみます。

バスやトラックで働く人を影で助ける。日本全国で活躍するヒラマツのオリジナル製品。
「大型車両用の洗車機」と聞いても、どこで使われるどんなものかあまり馴染みはないかもしれません。主に、バスやトラックなどの車両を洗うために使われるもの。運送会社やバス会社が必要とするものです。ガソリンスタンドなどにある、門型の洗車機を思い浮かべる人と多いと思いますが、カタチは同じ門型でもサイズ感は全く別物。全国でも両手で数えられるほどしかメーカーがないニッチな業界だといえるでしょう。

実はヒラマツは、この業界のパイオニア的存在。50年ほど前、創業者である現社長の祖父が、門型の洗車機ではなく、大きな一本のブラシで洗車するタイプの機械を海外で見つけ、事業として作り始めました。当時、他にはなかったこの一本ブラシの洗車機は、NHK第7回全国発明コンクールに入賞するほど反響も呼んだと言います。時代が流れ、門型の洗車機が主流となりつつも、今もヒラマツでは一本ブラシの洗車機への需要もあります。

「大型車の洗車機は、乗用車用とは異なり、バスやトラックを運転する人たちを影で支えるものです。ガソリンスタンドの洗車機は使われることでお金を稼ぎ出しますが、大型車の洗車機は運送会社やバス会社にとって設備投資です。だから少しでも長く便利に使えるものの方がいい。例えば、一日大型車であちこち巡って疲れた運転手の方が、帰ってきてから時間をかけて洗うよりも、洗車機ですぐにキレイになったらそれだけで労働環境の改善になりますよね。間違いなく誰かの役に立っているものが作れるという実感は、洗車機を手がけるやりがいのひとつです」と語る平松社長。

各地の商社とも連携し、日本全国で使われているヒラマツの洗車機。使用目的に応じて選べる基本製品のバラエティーは広く、下部の洗浄機能などオプションも豊富です。基本製品をお客様の取り付ける環境などに合わせてオーダーメイドの調整もできます。一品一様の製品を手がける面白さもあるでしょう。
さらに、ヒラマツの洗車機には、他社の一歩先をゆく特徴があります。その背景には、もうひとつの事業の柱である鋼構造物を手がける技術力が。

創業以来、磨き、受け継がれてきた技術。信頼を礎にステップアップし続ける。
「大型の鉄製の構造物を溶接する技術に高い評価をいただいてきました。溶接の技術で三重県を代表して、全国的なコンテストに出場したことのある凄腕の職人もいます。そうした技術力を洗車機にも生かすことができているんです。他者が通常ボルトなどで組み合わせるところを、私たちは自社で溶接によって作ることができる。溶接の方がボルトよりも頑丈になります。約15年と長い期間使うことを想定する大型の洗車機にはぴったりの製造法なんです」。

高い技術力が、自社製品のクオリティーを高めています。ふたつの事業の基盤となる技がヒラマツの本当の強みだともいえるでしょう。
そもそも、ヒラマツは鉄製品を手がける工場としてスタートしました。50年ほど前、津市にできた大手企業の工場とつながりを持ち、鋼構造物用の部品の製作において確かな実績を残してきたのです。長年培った信頼は厚く、その技術力を必要とするお客様の声は今も増え続けています。

社員同士が共に育て合う環境を整える。
5年前、3代目へと代替わりをし、現在力を入れているのは社員同士が共に育てあう環境をつくること。
現場には、20代の若い社員も多く、高校を卒業したばかり10代の人もいます。彼らの成長を会社として後押しするために、月1回座学での勉強会を始めました。その講師を務めるのはベテランの先輩社員。先輩たちが自分で勉強会のテーマを考えて、自身が身につけてきたノウハウなどを後輩に伝えていきます 。


株式会社 ヒラマツ イメージ写真
「教わる人だけでなく、教える人にとっても勉強になるんです。若い人をどう育てていくのか真剣に向き合わないといけません。社内で学び合う環境ができることで、社員同士のコミュニケーションを促す機会にもなっています。管理職向けには、組織づくり、仲間のモチベーションを高める方法、ハラスメントや経営に関する知識など、チームを動かす立場として必要な知識を学ぶ場も設けています。もともとアットホームな社風なんです。社内でなにか改善したいことがあれば、言い出しやすい雰囲気もありますし、なにより前向きな意見を言ってくれる人が多い。2018年に新しく事務所のビルを作りましたが、細かい内装や備品などは、私がほとんど口を出さず、プロジェクトチームで完成させてもらいました。そんな風通しのいい社風がもともとあるので、安心して入ってきてもらえる会社として整えていきたいですね」。


「こだわりのある面白い社員」が多いという平松社長。ヒラマツのものづくりは、洗車機も鋼構造物もチームで取り組むものです。仲間意識の強さは働きやすさの要因のひとつ。ものづくりを一緒に楽しめる人と働きたいと語ります。

津のまちへ恩返しをしていく。「誰かのために」を想い、これからも。
株式会社 ヒラマツ イメージ写真
津市に約70年根ざしてきました。地元出身者も多く、そのような意味でもアットホームなヒラマツ。2015年、工場設備の移転を機に、もともと工場があった土地に福祉事業として特定施設入居者生活介護事業所「虹の夢 津」を開設しました。「福祉事業を通して、お世話になってきた津のまちに貢献しよう」。その発想の裏側には、創業者である祖父が生前「福祉で役立つ機械装置を作りたい」と話していたこともあるといいます。施設の利用者さんの中には、ヒラマツの社員のおじいさん、おばあさんがいたり、昔ヒラマツで働いていたという人がいたり。長く根ざしてきた地域を大切にする想いを事業として形にしています 。

バスやトラックで働く人たちを支えるものづくり。
世の中のインフラを支える鋼構造物に高い技術で携わる。
福祉事業を通して地域に貢献する。

「誰かのために」という気持ちを大切にしてきた会社です。
ふたつの事業で築いてきた信頼を、これからも引き継ぎ、新たな可能性を一緒に拓いてくれる仲間を待っています。

 

会社概要
会社名:
株式会社ヒラマツ
法人番号:
8190001000907
代表者:
代表取締役会長 平松 正彦
住所:
〒514-0303 三重県津市雲出長常町1349
URL:
http://hiramaz.com/別ウインドウ
 

このページに関するお問い合わせ先

中部経済産業局 地域経済部 地域経済課 地域人材政策室 
住所:〒460‐8510 愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052‐951‐2731
FAX番号:052‐950‐1764
メールアドレス:chubu-jinzai@meti.go.jp

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