株式会社東海メディカルプロダクツ

「一人でも多くの生命を救いたい。設立から40年、命にひたむきな熱い起業家精神と共に常に変化に挑戦」

取材:2020年10月

同社は一人でも多くの生命を救いたいとの創業の精神のもと、IABPバルーンカテーテル、脳血管治療用カテーテル、マイクロカテーテル、小児用カテーテルなど、人の生命に直接関わる重要な製品を製造されている会社です。

  • 株式会社東海メディカルプロダクツ 建物外観

小児用カテーテルは、世界のドクターに望まれているものの、症例が少ないことから収益性が悪く、大手メーカーでは製品化しにくい現状があります。 同社では、国内における症例が50~60症例程度と少ない中、未来ある生命を救う重要な製品との思いから製品を開発し、必要なドクターに供給してきましたが、利用するドクターが海外に出向いた際、 こんなに良い製品があると同社製品を海外のドクター等に紹介してもらえたことにより、ベトナム、タイ、フィリピン、モンゴルなどの国を含めると1,000を超える症例となり 、世界の子供を救うとともに、事業としても成立するようになりました。

  • 小児用カテーテル

世界的な高齢化社会において、医療機器産業は成長産業として注目されていますが、一方では、海外企業との競争、社会保障費の増加、急速に変化する薬機法への対応など克服すべき課題もあります。 同社はそういった課題こそが成長への糧と捉え、さまざまな社会的なニーズに対応すべく挑戦し続けています。

令和2年度の戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)では、新たに「先天性心疾患に対する姑息手術成績向上のための埋め込み型人工血管流量調整装置の開発」テーマの採択を受け、 研究の事業化によって小さな生命を少しでも多く救えるようにと熱い思いと共に研究をされています。

創業者の筒井会長からは、「日本人は元来、世のため、人のために良いものを作ろうと皆で協力するDNAを持つ」とのお言葉を伺い、そのとおりであると襟を正す思いです。

企業名 株式会社東海メディカルプロダクツ
HP https://www.tokaimedpro.co.jp/

企業紹介一覧ページに戻る

Link Chubu つながるヘルスケアネットワークニュース

お問合せ先

中部経済産業局 地域経済部 航空宇宙・次世代産業課
〒460‐8510
愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052‐951‐4091
メール:bzl-healthcare-chubu■meti.go.jp
※「スパムメール対策のため、@を■に変えてあります。メールを送信するときは、■を@に戻してから送信してください。

最終更新日:2025年4月25日