平成28年度 企業紹介

国内で初めてステンレス製タンクを開発
水道事業を中心に世界規模で成長を続ける

国内で初めてステンレス製タンクを開発,世界規模で成長を続け今年で創業70周年を迎える

1947年、岐阜市にて街の鍛冶屋として、わずか15坪の自宅兼工場からスタート。1964年に法人化すると、1970年には国内で初めてステンレスパネルタンクの開発に成功。以後、ステンレス製タンクメーカーのパイオニアとして、建築設備製品・上水道製品の分野で躍進。ステンレス製貯水タンクや圧力容器においては、国内60%のシェアを誇る。1990年、中国に上海森松圧力容器有限公司を設立したのを皮切りに海外進出を加速。世界5カ国を拠点に、高付加価値のタンクから大規模プラントまでを手がけ、世界中の顧客とビジネスを展開している。

 【平成29年3月掲載】

女性活躍☆実行宣言!
専務取締役 松久浩幸氏
専務取締役
松久浩幸氏
女性の多様な働き方をバックアップする取組みに加え、
社員全員のワークライフバランスも考えています
結婚や出産によって退社してしまう人をゼロにすることを目指し、2016年にダイバーシティ推進チームを設置しました。育休からの職場復帰を支援したり、土曜日の在宅勤務をトライアルしたりと、女性の多様な働き方を模索しながら、さまざまな取り組みを実行中です。また長時間労働の改善や有休取得の推進についても積極的に取り組み、女性が活躍しやすい環境の整備に努めています。それを機に、社員全員のワークライフバランスにも着目。社員一人ひとりの残業時間を管理し、早めにオーバーワークを察知して、改善のための声かけを実行しています。さらに昨年より計画的有給を取り入れ、事前に有給計画を立ててもらい、最低2日以上の有給取得を推進。この制度によって長期休暇が取りやすくなり、海外旅行を楽しむ社員も増えてきました。
事業内容
地域住民の水インフラに欠かせない水道事業、人が集まる場所の快適空間を支える建築設備事業を中心に「航空・宇宙事業」「グローバル事業」などを展開。「水道事業」では、ステンレス配水池分野で四半世紀以上にわたり培ってきた技術と研究開発力が強み。信頼性と効率性を両立した総合的なシステムを実現すべく、ステンレス配水池「モピットシリーズ」を開発し、安全・安心な水を安定的に供給できる水環境ソリューションの提供を目指す。「建築設備事業」では、建築設備で必要となるタンクや圧力容器などを製作。こうした分野で培ってきた高いプレス加工技術を航空宇宙産業の分野にも展開中。
  • 工場外観
    小さな工場からスタートして、今では世界規模の展開をみせている
  • 業務
    各方面で培ってきた高度な技術が認められ、
    今では、航空宇宙産業の分野にも進出した
  • 作業風景
    精度を試される溶接技術、加工技術においても女性が活躍中 会社にとっても、すでに欠かせない戦力である
活躍中の先輩インタビュー
この会社で培ったスキルをいかしながらキャリアアップしています。
田中千香さん
田中千香さん
2012年10月入社
調達課 配属
  • 転職経験あり
  • 既婚
  • 子育て中
  • 産休・育休取得
  • 資格取得
主な経歴
高専卒業後、事務系の仕事を数年経験するが、やはり理系の職に就きたいとCADの職業訓練を受講して森松工業(株)に転職。社内結婚し、1年2ヶ月の産休・育休を取得。2017年1月に職場復帰。入社5年目
1日のスケジュール
  • 6:30
    起床
    自分の身支度をしてから、子供の朝食準備
    ☆子の朝食は前日の夕飯をアレンジ
    ☆大人の朝食は夫が担当
  • 7:30
    車で出勤。保育所へ送る
    ☆保育所の荷物が多い月曜は前日に車に乗せておく
  • 8:30
    出社
  • ****仕事中****
  • 17:30
    退社
    ☆10分前には翌日の段取りを整える
  • 18:00
    保育所にお迎え→帰宅
  • 19:00
    子供と夕食
    ☆食材の宅配を検討中
  • 20:00
    子どもと入浴
    ☆夫の帰宅が早ければ夫が入れてくれる
  • 21:00
    大人たちの夕食
  • 21:30
    子供の寝かしつけ
    ☆抱っこ紐で歩きまわる
  • 22:00
    家事
    洗濯や後片付け、自分の時間
    ☆ネットでキッチン用具を買うのが楽しみ
  • 24:00
    就寝
やっぱり理系の仕事がしたい!
その思いを叶えるために入社しました
中学時代は数学や理科が得意で、岐阜工業高等専門学校の環境都市工学科に進学しました。卒業時は「絶対、理系の仕事に!」というほどの強い思いもなく、カスタマーサポートや営業事務の仕事を経験。しかし、次第に「理系の職に就きたい」という気持ちが強くなり、ハローワークの職業訓練校で3DCADを学びました。森松工業を知ったのは、ちょうどその頃。たくさんの公共事業を手掛けている会社の規模に魅力を感じて企業研修に参加してみると、スタッフの方が気さくな方ばかりで、社内の雰囲気の良さに「ここなら働きやすそう」とますます魅力を感じて入社を決めました。
お仕事
入社後、水道設計課を経て現在は調達課に勤務 日本各地の水道事業に関われることがやりがい
水道設計課では、パネルタンクの設計を担当。日本各地の水道事業に関われることにやりがいを感じていましたが、妊娠を機に調達課に異動。育休を経た現在も調達課で図面の展開業務に関わり、水道設計課から上がってきた図面をもとに、パネルやネジなど必要な部品を揃え、現場に展開しています。社内で設計した図面には社内の独自ルールが用いられていて、一般の人ではなかなか理解できませんが、私は設計に関わってきた経験があるので、そこで培った知識が大いに生かされています。
社員一同
会社のみんなが気遣ってくれるから 子育て中でもとても心強いです
育休中や復職後は、ダイバーシティ推進チームの方々や職場の上司・同僚にも親切にしていただき、会社に理解を得ながら働けていると実感しています。復職前にはダイバーシティ推進チームの方が、子どもがいる生活についてヒアリングをしてくださり、私に合った働き方を一緒に考えてくれて、スムーズな職場復帰をサポートしてくれました。女性の活躍だけでなく多様な働き方を推進していこうという動きが活発なので、これからますますいろんな人が活躍しやすい環境になっていくだろうと期待しています。
先輩にココが聞きたい!
  • プライベートタイムの過ごし方は?
    まだ小さな娘がいますので、なかなか自分の時間が取れませんが、ストレスを溜めないよう、ときどきは「私の日」と決め、家事も育児もすべて夫に任せて、友人と日帰り旅行を楽しんだりしています。先日は毎年楽しみにしているバレンタインイベントに足を運び、日本初出品のチョコレートなどお目当ての品を、頑張っている自分にプレゼントしました(笑)。
  • うちの会社はここがいい!というPRポイントを!
    女性は少ない環境ですが、男性社員の心遣いが温かく、フランクな雰囲気が魅力です。各部署ではさまざまなイベントを企画していて、運動好きの仲間が集まってフットサルを楽しんだり、女子会を開催したりしています。仕事へのモチベーションも高く、スタッフ同士で自発的にいろんな勉強会を開催するなど、前向きな姿勢に刺激を受けています。
  • 家事や育児と、仕事をどのように両立させていますか?
    保育所の用意を前日に済ませておくようにしたり、週末に野菜をカットして冷凍しておき時短料理ができるように工夫したりしています。とは言え子どもの世話に追われて家事が疎かになってしまう日もあるので、現在、食材の宅配をお願いしようか検討中です。幸い両家の親が近くに住んでいるので、手を貸してもらいながら無理なく両立していきたいと思っています。
動画
ネジ1本のミスも許されない細かい仕事なので、上司に確認をしながら進めていきます。
活動
お昼は食堂でお弁当。家族や週末の出来事など社員同士の会話でリフレッシュ!
リラックス

平日忙しい分、週末は1歳になった娘との時間を大切にしています

代表からのメッセージ
代表取締役 松久晃基氏
専務取締役  
松久晃基氏
座右の銘
一期一会
「子供の頃から剣道」
出会いが大事
女性のきめ細やかな配慮が、製造分野には欠かせないチカラに
当社は創業当時から、性別などに関係なく誰もが活躍できる会社であることを理念に掲げており、古くから女性役員が誕生する風土がありました。しかしながら、事務職などでは女性が大いに活躍する一方、製造の分野においては発展途上であったことも事実です。当社の製品づくりは自動化が難しく、夏の暑い日も冬の寒い日も現場に赴き、何もない土地にタンクを作り上げるという職人気質な面があり、なかなか女性の進出が難しかったのです。ところが、近年では女性のきめ細やかさが注目され、資材購入や品質管理、設計などのセクションで女性が活躍し始めており、今後の成長に期待を寄せています。
その人らしい生き方を支えられる、本当に面白い会社にしたい
育休後に職場復帰した女性に対しては能力に合わせた仕事を割り振り、働きやすい環境を整えるようにしています。そうした取り組みが実り、結婚や育児を理由に退職する人は少なくなり、女性の勤続年数は男性とほぼ変わりません。そのような風土を保ちつつこれから目指すのは、家族らと過ごすプライベートの時間を何よりも尊いと考え、それを会社として奨励していくこと。「私たちは何のために働いているのか」を今一度みんなで考え、男性でも女性でも「人生はこんなに楽しいんだよ」と、子どもたちに伝えられるような生き方をしてほしいと思っています。多様性を認め、個性をどんどん生かし、本当に面白い会社にしていくことが私の一番の使命だと考えています。
会社名 森松工業株式会社 法人ナンバー 3200001010256
社員数 社員数768名/うち女性73名
女性管理職(2名)
企業HP http://www.morimatsu.jp/
資本金 2億8,000万円 創業 昭和22年(1947年)
所在地 〒501-0413
岐阜県本巣市見延1430-8
設立 昭和39年(1964年)
過去の表彰 中小企業研究センター賞
ニュービジネス大賞
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