平成28年度 企業紹介

「日本一の桃の菓子メーカー」を目指しておいしくて安全なスイーツを次々と開発

「日本一の桃の菓子メーカー」を目指しておいしくて安全なスイーツを次々と開発

「白桃ゼリー」「桃福」など、地元小牧の特産品である桃を使ったスイーツや、「なごや嬢」などお土産物としての菓子の製造・販売で注目を集める菓子メーカー。地元農家と消費者をつなぐパイプ役として、こだわりのお菓子を開発。安心・安全、かつおいしいお菓子を作り上げるために、厳選した高品質な食材を使用し、効率的な生産ラインと万全のチェック体制で工場を稼働。桃を使ったスイーツを販売する「創作桃菓 桃花亭」や、工場で出た規格外商品を値打ちに販売する「アウトレットスイーツロピア」といったショップも展開中。

 【平成29年3月掲載】

女性活躍☆実行宣言!
代表取締役社長 高井栄治氏
代表取締役社長
高井栄治氏
※高の字は[はしごだか]
お菓子の製造・販売には、とくに女性の目線が大事!
女性の管理職への登用も積極的に取り組んでいます
当社のお菓子を買ってくださるお客さまは女性の方が多いので、お菓子を作るうえで「女性の目線」は重要だと思っています。商品コンセプト、パッケージ、売り場などを考えるときには絶対に欠かせない視点ですので、そうした分野で大いに女性社員の活躍に期待しています。2016年4月から管理職として時短勤務で働いている女性社員もおり、管理職への女性登用にも積極的に取り組んでいます。今後は女性の方がさらに働きやすいよう、産休・育休の取得を推進していくほか、担当する仕事さえこなせれば、希望の時間に出社・退社ができる「フレックス制度」も導入していきたいと思っています。女性が安心して働ける制度や環境を整えていくことで、さらに女性活躍の実例、実績を増やしていく考えです。
事業内容
洋菓子・和菓子の企画・開発から製造・販売までを行う菓子メーカー。直営店「創作桃菓 桃花亭 本店」をはじめ、7つの店舗も運営。主力商品はJR名古屋駅のキヨスクや、JR岐阜駅のベルマートなどでも取り扱われている。ケーキや焼き菓子のアウトレット品を販売する「アウトレットスイーツロピア」も好調で、テレビや雑誌等で頻繁に取り上げられ話題を呼んでいる。また地域貢献活動の一環として、北名古屋市の食品メーカーと合同で地元の農家が参加できる「食のアウトレットモール北名古屋」を開設。同モールで月に一度開催される「北名古屋市にぎやか市」も毎回好評を博している。2016年度の年商は14億円。
  • 工場内観
    食べ物を扱う工場なので「4S(整理・整頓・清潔・清掃)」を徹底。原料も安心・安全なものを厳選
  • 外観
    「桃の館」のスイーツを販売する「創作桃菓 桃花亭」は、店舗と合わせてオンラインショップにも販路を拡げている
  • 商品
    地元・小牧産の桃を使ったスイーツがズラリ。季節ごとに旬のフルーツを活用したお菓子も登場
活躍中の先輩インタビュー
女性の感性を生かしブランド力を高めたい!
伊藤麻由さん
伊藤麻由さん
2002年4月・2012年3月入社
企画開発部
マネージャー
  • 産休・育休取得
  • 既婚
  • 子育て中
  • 時短勤務中
  • 管理職
  • 転職経験あり
主な経歴
「ロピア」(現・桃の館)にデザインスタッフとして入社。同社に約5年勤務した頃、結婚を機に東京の老舗洋菓子メーカーに転職。東日本大震災を境に名古屋へ戻り「桃の館」に再就職。東京での経験を生かし「桃の館」では、企画開発部のマネージャーとして活躍中
1日のスケジュール
  • 5:00
    起床
    ☆子どもが起きる前に朝の支度
  • 7:30
    子どもの支度
  • 8:00
    電車で通勤
  • 8:30
    出社・夫が保育園へ送迎
    ☆メールチェックと1日の業務確認からスタート
  • 16:30
    退社
    ☆保育園にお迎え
  • 18:00
    帰宅
    ☆食材購入は宅配サービスを重宝している
  • 19:00
    夕食・子どもと食事
    ☆時間をかけてゆっくり食べます
  • 20:30
    子どもとお風呂
  • 21:30
    子どもの寝かしつけ
  • 22:00
    洗濯干し・明日の準備・部屋の片付け
    ☆時短のための家電はフル活用!洗濯乾燥機、お掃除ロボット、食洗器は大活躍
  • 23:30
    就寝
    ☆自分の時間を持つより、今は子どものペースに合わせることを大切にと割り切ってる
こだわって作ったお菓子の良さをお客さまに伝えるために、パッケージデザインや店舗での売り方を悪戦苦闘しながら考えています
最初に入社した時、「ロピア」(現・「桃の館」)にはデザインスタッフがおらず、お菓子のイメージ画やパッケージデザインは外部に発注していました。それでは商品に対する思いや完成に至るまでの経緯がデザイナーにうまく伝わらないことが多く、それを解消するためにデザインスタッフとして採用されたのが私でした。企画・デザイン部門としての基盤がない状態でのスタートだったため毎日が手探りで、「魅力あるお菓子のデザインって何だろう」と自問自答しながらパッケージや売り場デザインを考えていましたが、それだけにとてもやりがいを感じながら仕事ができていたと思います。
お仕事
転職先で圧倒された老舗のパワー! それが今の業務に生かされています
約5年勤めた後、結婚を機に東京の老舗洋菓子メーカーに転職。同じように販売促進の仕事を担当したのですが、その時に感じたのは「ブランド」が持つパワー。ブランドイメージが確立できていることは、すごいアドバンテージなんだと実感しました。東日本大震災の後、名古屋に戻ることになり、「桃の館」に再就職することになりました。老舗菓子メーカーでの経験を生かし、こちらでもブランド力を底上げし、商品の良さをもっと消費者に伝えていけたらいいなと思っています。
社員一同
第1子出産のために育児休暇を取得。 現在は時短勤務でマネージャー職に
再就職してから第1子を授かり、1年4カ月の育児休暇を取らせてもらいました。今は夕方4時半までの7時間勤務で、仕事と子育てを両立しています。企画課のメンバーは私を入れて5人全員が女性です。早く帰ったり急に休んだりと、同僚にはいろいろ負担をかけているんですが、業務に支障をきたさない様に対応してくれて、ほんとに感謝しています。マネージャー職という責任のあるポジションを任されているので、期待にこたえられるよう頑張っていきたいと思っています。
先輩にココが聞きたい!
  • 仕事の成功エピソードを!
    「なごや嬢」というお菓子は、新しい名古屋土産を生み出したい一心で、半年以上かけて作った思い入れのある商品です。頑張っても結果が出ない時期が長かったんですが、初めてヒット商品を世に出すことができました。一度会社を辞めて数年後に戻ってきても、まだ「なごや嬢」という商品が残っていて世の中に広まり続けているのは素敵なことだと思います。商品に負けない様に自分も頑張りたいですね。
  • 仕事と育児、両立のポイントは?
    両立がうまくいっているのは、同僚や親、夫の助けがあってのこと。周りの理解と協力を得ることが大事だと思います。あと、好きな仕事をするということも大切。お菓子が好きなので、買い物などに行っても「何か仕事につなげられることはないかな」と、いつも考えています。結婚後、仕事をしてない期間があったのですが、その時はホントに退屈でした(笑)。それなので子育てと仕事の両立も、前向きに頑張れるのだと思います。
  • うちの会社はここがいい!というPRポイントを一言
    やはりおいしい商品を生み出すためのこだわりと情熱です。「おいしいイチゴ大福がない」という先代社長の一言から、白餡に合うイチゴを求めて全国を探し回ったそうです。そこで出会ったのが「アスカルビー」という品種。酸味があってジューシーな「アスカルビー」と、「白餡」が絶妙にマッチしたフルーツ大福が完成しました。私も企画課での仕事を通して、こうしたうちの会社の魅力を多くの人に伝えていきたいと思っています。
動画
企画課のメンバーは全員女性。和気あいあいと業務を進めています
社内交流
「北名古屋市にぎやか市」で取締役と担担麺を食べました。風通しのよい職場です
リラックス

子どもの運動会など、行事にも参加仕事と子育てを前向きに両立しています

社長からのメッセージ
代表取締役社長 高井 栄治氏
代表取締役社長
高井栄治氏
※高の字は[はしごだか]

座右の銘
「お互い様」
~良いときもあれば悪いときもある。いかに助け合っていくか~
一つ一つのお菓子の「物語」を大切にしています
「桃の館」のスイーツは、どれも作り手の思いがすごく込められているんです。開発までのスタッフの思いや生産者の思い、パティシエたちの思いが、プラスαの価値となっています。農家のみなさんと話をしているとき「大きな桃を実らせるために、小さな実をいくつも間引いている」という話を聞きました。それはもったいないと思い、小さな実をもらっていろいろ試した結果、漬け込むと桃の風味が出てくることに気づいたんです。そこで生まれたのが、今やうちの主力商品となった「桃福」。お菓子に秘められた物語を知れば、贈答品として持って行った際に「実はこのお菓子は…」と会話を膨らませることもできます。そういった「会話のできるお菓子作り」を、これからも大事にしていきたいと思っています。
全国の農家をつなぐパイプ役に、さらには日本のお菓子を世界へ
すばらしい青果を生産しているのに生かす手段がなくて困っている農家の方が、全国にはたくさんいらっしゃいます。そんな農家の方の手助けができないかと、「日本の味力 応援団」というプロジェクトを立ち上げました。当社の人気商品「フルーツ大福」は1年で7種類のフルーツがローテーションで回っているんですが、いいフルーツに出会えれば8つ目の味として組み込んでいくつもりです。桃の成功事例を生かし、なんとか全国の地産地消企業を応援できないかと考えています。将来的には日本のお菓子の良さを世界に伝えていこうと海外戦略も練っています。近いうちに海外向けの展示会に出展する予定も。日本で作ったお菓子を海外へ卸すなど、世界市場に打って出る方策はいろいろあると思っています。。
会社名 株式会社桃の館 法人ナンバー 2180001046702
社員数 社員数51名/うち女性19名
女性管理職 3名
企業HP http://www.momonoyakata.co.jp/
資本金 6,000万円 創業 昭和45年(1970年)
所在地 〒481-0039
愛知県北名古屋市法成寺中道88
設立 昭和50年(1975年)
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