金型に関する知識も技術もなく全くゼロからのスタートでしたが、入社後にCADやCAMの使い方を教えてもらいプログラミングや設計の仕事を担当するまでに
短大では経営実務の勉強をしていたのですが、事務系ではなく何かスキルが身につけられる仕事がしたいと思いこの会社を選びました。金型がどういう物かもよく分かっていなかったので最初の頃は大変でしたが、先輩に教えてもらい1年ほどで自分一人でプレス機のシステムプログラムが入力できるようになりました。その後、設計部門を立ち上げることになりCADを使った金型の設計も担当することに。失敗は多々ありましたが(笑)、システムの入力も設計もパソコンを扱う仕事だったので、日が経つにつれ手が早く動くようになり、自分なりに工夫しながら進められるようになりました。
入社して10年、出産を機に会社と相談して
時短勤務で対応できる管理の仕事に移行
1人目の出産を機に子育てとの両立を考え、会社と相談して時短勤務が可能な管理中心の仕事に変更してもらいました。今は金型を加工する時に使う刃物の管理や仕入、外注品にまつわる営業サポートなどを担当しています。100種類以上もある刃物が、以前は雑然と置かれていましたが、番号を付けて分かりすく配置したことで選びやすくなり仕事の効率もアップしたと喜んでもらえました。作業者の身になって必要なものを管理する業務なので、今の仕事も女性の感性が活かせる仕事だと思います。
今は効率アップをサポートするのが仕事!
仕事の幅も広げていきたいと考えています
設計をしていた時に比べると、今は現場で働く人たちに直接貢献できていることが実感でき、それがやりがいにもつながっています。入社して最初の10年でプログラミングや設計の仕事を経験したことで、どうすれば現場の作業がしやすいかも分かります。その経験を生かし、いろいろ工夫することで現場の負担を減らし、作業効率をさらにアップしていくのが当面の目標です。今後は、現在別の女性が担当している全体の売上管理など、事務関連の仕事も少しずつ覚えていきたいと考えています。