「今日はここまでできた」という小さな目標達成が
やりがいになっています
子どもの保育園グッズやワンピースなどを手作りした経験があったので「縫製の仕事ならできるかも」という気持ちで入社しました。しかし、自動車用シートの縫製は家庭の洋裁とは全然違い、最初は失敗ばかりでした。言われた通りに縫ったつもりでも「ここ違うよ」と指摘され、職場のみんなにほどくのを手伝ってもらったり、不良返品の原因を作ってしまったりと、職場や仲間にたくさん迷惑をかけてきました。しかしそれと同時に、上手に縫うためのポイントも少しずつ理解できるようになってきて、最近では「今日はここまで縫おう」など、日々の目標をクリアするのが楽しみになっています。
職場のみんなで品質について話し合う
その度に、私のやる気も倍増します!
職場では週1回、女性を中心としたQCサークル活動を行っています。「こうやって縫うと、次の工程の人が縫いやすいよ」とアドバイスを受けたり、担当したことのない製品の話が聞けたりと、とても勉強になります。品質や生産向上のための活動ですが、私にとっては他の社員の仕事ぶりを知ることが刺激になり、「もっと上手になりたい」と自分の目標を新たにしています。社員同士で話し合い、みんなで一緒に品質向上を目指そうという雰囲気だからこそ、やる気も湧いてくるのだと思います。
※QCサークルとは、職場内の小グループで主に品質を良くするためにみんなでやりにくい作業などを改善する活動のこと。
PTAやクラブチームの活動にも積極的に参加
働く母の姿が子どもを成長させてくれます
現在、3人の子どもを育てながら働いています。学校行事の時などは、快く遅刻や早退を認めていただけるので、「やれる時は頑張ろう」という気持ちで、会社に感謝しています。仕事以外に、PTAの役員やクラブチームの保護者代表なども務めているので、家事がおろそかになることもありますが、そんな私を見て、子どもたちは率先してお手伝いをしてくれるようになりました。育児や家事と、仕事の両立は大変ですが、子どもの成長のためにも働いてきて良かったなと感じています。