平成28年度 企業紹介

株式会社サンクレール

焼きたてパンのインストア展開の先駆け
路面店から専門店化へと新たな価値を創造

1979年に開業した「ベイクしもむら」を母体に、1980年、株式会社サンクレールとして創業を開始。東海地区ではまだスーパーの中で焼きたてパンを販売するという形態が珍しかった時代に、いち早く焼きたてパンのインストア展開を進め躍進。競合が現れ出すと、新業態として大型路面店に舵を切り経営の安定を図ってきた。2016年には、次なる展開の礎となるセントラルキッチンを備えた「ベーカーハウス」をオープン。女性活躍の推進にもつながる専門店化、製造の効率化を目指す。

 【平成29年3月掲載】

女性活躍☆実行宣言!
代表取締役
下村 泰広氏
店長として各店舗のリーダーに女性を積極登用
女性が働きやすい環境づくりにも着手していきます
女性の採用を促進するためには、女性でも働きやすい環境を作っていくことが大事だと考え、サンクレールではとくに労働環境の整備に力を入れています。2016年2月にオープンした「ベーカーハウス」には、セントラルキッチンを併設。これまで各店舗で行っていたパンづくりの工程を、一部セントラルキッチンで行うことで店舗での作業負担を軽減し、労働環境の改善を図る目的があります。
また、作業内容を見直し、作業を集約して簡素化することで、休みを取得しやすくする取り組みもスタートしており、2017年度中には週休二日制の体制を確立する見込みです。
店長として女性をトップに立てることも、女性が働きやすい環境づくりの一つ。
さらに女性が目標を持って働けるよう、キャリアアップのための研修制度も積極的に導入していく考えです。
事業内容
食パン、菓子パン、調理パンなど、パン類全般の製造販売。ベーカリー運営事業。現在、インストアベーカリーとして「サンクレール洞店」(岡崎市)、「サンクレール平針店」(名古屋市)の2店舗を、大型ベーカリーとして岡崎市内に「グランクレール六ッ美」「グランクレール日名」の2店舗を展開。さらに2016年2月には、アンテナショップ的な性格を持つ「ベーカーハウス」をオープンし、計5店舗を運営。
  • スペイン石窯で焼いたパン
    「スペイン石窯」でパンを美味しく焼き上げる。中身の具材やソースに至るまで全て手作り
  • スタッフ一同
    スタッフの多くが女性。大学生から主婦の方まで幅広く活躍。みんなの笑顔が迎え入れてくれる
  • カフェスペース
    「グランクレール六ッ美」には、カフェスペースを併設。焼きたてパンとドリンクを提供
活躍中の先輩インタビュー
おいしいパンを通して、笑顔を増やしたい!
中野佑美さん
中野佑美さん
2014年4月入社
グランクレール六ツ美 店長
  • 転職
  • 管理職
  • 資格取得
主な経歴
大学卒業後、調理製菓専門学校の職員として2年間勤務。その後、製パン技術を身につけたいと、株式会社サンクレールへ入社。3年目となる今年8月にグランクレール六ツ美店長に就任。
1日のスケジュール
  • 4:00
    起床
    ☆実は朝に弱く、携帯電話のアラームと目覚まし時計の2つを使っている
  • 4:30
    車で通勤
  • 5:00
    出社(メールチェック→前日売上や予算、予約、イベント等の確認→製造作業スタート)
  • 10:00
    休憩
    ☆仮眠をとって、お店のピークに備えて体力回復!
  • ****仕事中****
  • 17:00
    退社
  • 19:30
    帰宅
    ☆即着替えて洗濯→その間に入浴→洗濯機が止まったタイミングで出る→干す
  • 20:30
    就寝準備
    ☆自由な時間。ごろごろしながら、携帯チェックやテレビを見る
  • 22:00
    就寝
今年8月に店長に就任したばかり。難しいこともありますが、店づくりが自分にかかっているので、新たなやりがいを実感しています
店舗での仕事は大きく分けると製造、販売、調理と3つの部門があるんですが、その時々で足りない部門のヘルプに入ったりしています。製造ではパンの成形、販売ではレジや品出し、調理ではサンドイッチの製造やカフェの運営など、店舗の仕事はなんでもこなします。開店後はスムーズに営業できるよう、常にお店全体を見ながら、追加商品の製造プランなど、的確な指示を出すよう努めています。自分がやる気を持って仕事をしていれば、それがスタッフの人たちも伝わります。それだけに責任は重大ですが、これまでとは違った充実感があり、やりがいも大きいと感じています。
中野佑美さん
店舗で働く総勢20名近いスタッフのシフトを調整するのも大事な仕事です
お店には、アルバイトやパートタイムの方に20名以上来ていただいていて、ほとんどが女性です。学生の方もたくさんいますので、それぞれの状況に合わせて出勤してもらうシフトを組むのも大変です。人の管理には気を遣いますが、大事なのはコミュニケーションだと思います。時には店が終わった後、みんなを誘ってご飯を食べに行ったり、お誕生日会をすることもあります。スタッフのみなさんに、笑顔で楽しく働いてもらえるような雰囲気づくりをいつも心掛けています。
接客
店舗運営のほかに、パン教室や食育イベントの企画運営なども担当
大学時代に取得した管理栄養士の資格を生かし、食にまつわるイベントの企画運営なども仕事の一つとして担当させてもらっています。食品フェアの中で行った親子パン教室では、パンの作り方を学んでもらうだけでなく、クイズ形式で食育の要素を組み込み、子どもたちに食の大切さについて知識を深めてもらいました。こうしたお店の外でお客様に触れ合える機会づくりにも、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。
先輩にココが聞きたい!
  • 現在の仕事の魅力はどんなところですか?
    自分たちで考えたことや工夫したことが、すぐにお客さんの反応や売上の数字として見られることでしょうか。大きいパンを半分にスライスして並べたり、陳列方法を工夫することによって、その商品を手にするお客さまが増えたりしたときは、すごくうれしいですね。そうすることで、おいしいパンをたくさんの人に知ってもらい、笑顔を増やしていけるのがこの仕事の魅力だと思います。
  • 今、目標としていることは何ですか?
    今いる「六ツ美店」を、もっともっと盛り上げていくことですね(笑)。私がお店にいる時は、自分から率先して声を出すようにしていますが、私がお店にいない時でも「やっぱりこの店は元気がいいね」とお客さまに言ってもらえるよう、スタッフ一人一人の意識も高めていけたらと思っています。また将来的には、店長として学んだ店舗運営のノウハウなどをベースにして、いろんな店の企画や展開に関わっていけたらいいなと思っています。
  • うちの会社はここがいい!というPRポイントを一言
    とにかく、スタッフ同士がすごく仲が良くて、人に恵まれているなと思うので、その点はすごくアピールできるポイントですね。気を遣うところはちゃんと遣って、でも、言わなきゃいけないことはきちんと言える仲。それはうちの会社の社風なのかもしれませんね。若いメンバーが多く、やりたいと思った事を自由にやらせてもらえる風土があるので、やる気さえあれば何でもやらせてもらえるところもいい点です!
動画
パン・サンドイッチの製造、併設のカフェ・店舗の運営や接客。パン教室や食育イベントの企画運営。パートさんのシフト調整や商品提案など何でもこなす(クリックで動画をご覧いただけます。)
社内レクリエーション
社内レクリエーションは季節によってさまざま。ボウリング大会やお誕生日会など開催しています
趣味のカラオケ
カラオケが大好き!ジャンル問わずノリノリです。学生のとき吹奏楽でやっていたフルートも時々吹きます
社長からのメッセージ
株式会社サンクレール 代表取締役 下村 泰広氏
代表取締役
下村 泰広氏
座右の銘
パンを作っているのではなく、笑顔をつくっています
やることいっぱい夢いっぱい
お客さまの大半は女性。それだけに活躍の場はたくさんあります
パンを買いに来られるお客さまは、ほとんどが女性です。そのため、お客さま目線での商品開発など、女性の感性を生かせる仕事はたくさんあります。店内できめ細かな接客サービスができる女性スタッフ、チームとして思いやりを持ってみんなをまとめ、成果をあげていける女性リーダーの育成に加え、今後は企画部門、商品開発部門、またデザイン、販売促進など、女性が活躍できるフィールドをどんどん広げていくつもりです。
お客さまを笑顔に、幸せにできる、それがパンづくりの魅力です
パンは日常生活に欠かせない食べ物であり、小さなお子さまからお年寄りまで、幅広く愛されています。自社のパンによって、毎日たくさんのお客さまを笑顔にできる仕事です。当社の経営理念は“おいしい笑顔の創造業”。「パンづくりを通してたくさんの笑顔を創造する」この理念を一緒に具現化できる人物と一緒に働けるのを楽しみにしています。
会社名 株式会社サンクレール 法人ナンバー 4180301003845
社員数 17名(うち女性7名)、女性係長クラス3名、管理職1名 *パート従業員90名(うち女性75名) 企業HP https://gurankure-ru.com/
所在地 〒444-0005 愛知県岡崎市岡町字東野々宮12-3
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