中部の経営者からのメッセージ

人が支えるものづくり業界の成功モデルを紹介

社員全員が自分の意見を出し合い、チャレンジできる企業を目指しています。
そのためには、女性をはじめとした、多様な人材の活躍が不可欠です。

代表取締役 長谷川 茂さん 【令和元年10月掲載】

アルプススチール株式会社

代表取締役 長谷川 茂さん

商社勤務後、平成3年にアルプススチール株式会社へ入社し、営業・総務・購買・経理を経験した後、平成18年に総務部長に就任。平成24年に常務取締役、平成28年に専務取締役を経て、平成31年に代表取締役社長へ就任した。

事業の概要を教えて下さい

当社は、1938年(昭和13年)に創業して以来、スチール製オフィス家具の製造・販売を手掛けており、近年は事務の更衣室ロッカー等、スチール製品の販売にも注力しています。バブル期以降、お客様の詳細なニーズに合わせた少量生産にも力を入れており、今後もいかに要望を汲み取り満足度を上げていけるかが重要となります。そのためには男性だけではなく、女性や障害者といった多様な人材の視点を活かす必要性があります。今後もよりよい会社にするため、社員一丸となり取り組んでいきます。

どんな所で女性が活躍していますか?

女性社員と談笑する長谷川さん

社員の男女比はおおよそ7:3となっており、事務職だけでなく実際に製造に携わる工場内でもプレスや溶接、板金加工、クレーン作業などの工程で多くの女性が活躍しております。また、年代の違う女性のみでプロジェクトチームを作り、「ALPSの女性が考えた女性のための女性が使いやすいロッカー」の商品化も進めています。このロッカーは設計担当の女性も参加しており、見た目だけではなく、普段ロッカーを使っていて感じる不便さや要望を形にしたものを作っていきたいと考えています。

女性活躍を推進する取り組みを教えてください

80周年記念パーティー

当社では、社員が自分の意見を出し合える、活気のある会社を目指しています。そのためには、女性をはじめとした多様な人材の活躍は欠かせないと考えており、主任以上の役職者の男女比についても社員全体の男女比と同等にしています。さらに、男女問わず育児休暇の取得や、フォークリフトや玉掛クレーン等の資格取得の推進も行っています。取り組みは社長自身が発案することが多かったものの、最近では社員から意見が上がることが増えてきたと感じています。

  

女性の活躍を推進することで得られた成果やメリットは?

当社では女性をはじめとした多くの社員からの意見が職場環境の改善につながっています。具体的には、個別の事情に応じた柔軟な働き方の実現や、多様な視点からの製造現場のメンテナンスなどが挙げられます。また、事務所や食堂を建替えた時には、壁紙や床等の内装、備品を女性社員が選んでおり、職場環境の改善に大きく貢献しています。これからもワークライフバランスの充実を図り、誰もが長く働きやすい職場を目指していくために女性の活躍は不可欠です。

ものづくり業界で働く女性に期待することは?

ものづくり業界は女性が活躍することが十分に可能な業界です。当社でもクレーン作業等幅広い工程で女性が活躍しています。今後ものづくり業界で働く女性には、「チャレンジする」ことを大切にしてほしいです。前例がないといった理由であきらめることなく、自分が前例になる!というくらい強い気持ちを持ってもらえると嬉しいです。また、女性のみではなく、高齢者や障がい者といった多様な人材の活躍もものづくり業界には必要です。今後も一緒にものづくり業界を盛り上げていきたいです。

女性が活躍している企業

★新・ダイバーシティ経営企業100選(経済産業省)
★子育てサポート企業(厚生労働省)
★えるぼし 認定段階3(厚生労働省)
★あいち女性輝きカンパニー認定(愛知県)
★愛知県ファミリー・フレンドリー企業認定(愛知県)
★名古屋市子育て支援企業 優秀賞(名古屋市)

 

企業名/アルプススチール株式会社
代表者/代表取締役 長谷川 茂
所在地/愛知県名古屋市中川区月島町11番30号
法人ナンバー/9180001029351
会社創業年/昭和13年(1938年)10月
会社設立年/昭和24年(1949年)2月
資本金/8000万円
売上高/30億円(2018年11月)
従業員数/168名 女性44名
女性管理職比率/12%
平均勤続年数/13.2年(女性7.9年年、男性15.2年)
事業内容/金属製家具製造業
ホームページ / http://alps-steel.com/

経営者の考える大切なこと

  • 1 「チャレンジ」/自分の意見を出し合い、まずは挑戦してみる。社員全員がそう思える職場を目指しています。
  • 2 「ワークライフバランス」/社員全員が、ここで長く働き続けたい。そう思える職場を目指しています。

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