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平成30年 中部経済産業局長 年頭所感

平成30年 年頭所感


中部経済産業局長 富吉 賢一
平成30年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 我が国経済は、雇用環境の改善による就業者数の増加、また4年連続での高い賃上げ及び5年連続となる最低賃金の大幅な引き上げにより消費が持ち直しているなど、 緩やかな回復基調が続いています。また、地方経済においても、全ての都道府県で有効求人倍率が1倍を超えるなど、長期にわたる景気回復が続いています。
 しかしながら、民間の動きは、長期にわたる生産性の伸び悩みや、新たな需要創出の欠如といった先進国に共通する「長期停滞」によって、いまだ力強さを欠いており、 これを打破し、中長期的な成長を実現することが必要です。

 このため、政府においては、IoT、ビッグデータ、人工知能に代表される第4次産業革命のイノベーションを、あらゆる産業や社会生活に取り入れて、 様々な社会課題を解決する「Society5.0」の実現に向け、未来投資を推進していくこととしており、 経済産業省においても様々な業種、企業、人、データ、機械などのつながりによって新たな付加価値や製品・サービスを創出する「Connected Industries」の形成に向けた取組を推進します。
 また、昨年施行された「地域未来投資促進法」の下で成長ものづくり分野や観光・スポーツといった地域の特性を生かした成長性の高い分野に挑戦する取組に対し政策資源を集中投資し、 当面3年間で2,000程度の事業を創出し、企業の投資額1兆円、GDPを5兆円増大させることを目指します。

 中部経済産業局としては、地域企業の生の声を反映して策定された地方版成長戦略である「TOKAI VISION」並びに「北陸産業競争力強化戦略」を着実に実行していくことで、 地域経済を支える中小企業・小規模事業者等の「稼ぐ力」の強化に取り組み、地域の産業競争力強化を推進してまいります。

 具体的には、東海地域においては「TOKAI VISION」で掲げられた自動車関連産業・航空機産業・ヘルスケア産業・環境産業の戦略4分野はもとより、 あらゆるものづくり産業を支え、新たな成長産業を生み出す成長エンジンとなる「ものづくりマザー機能」の強化に取り組んでまいります。
 北陸地域においても「北陸産業競争力強化戦略」を補完・強化する新たな振興方策に基づき、 ライフサイエンス産業・高機能新素材産業をはじめとした「成長産業創出の加速」と「地方創生モデルとしての北陸地域」の実現に向けた取組を支援してまいります。

 また、地域経済を支える中小企業・小規模事業者等は、昨今、経営者の高齢化が進み、数十万社の中小企業が事業承継のタイミングを迎えようとしております。 ものづくり企業の集積が厚い当地域においては他地域に比べよりスムーズな技術・ノウハウが継承されることが求められており、 当局としましても事業承継を契機に後継者が経営革新等に積極的にチャレンジできる環境を整備してまいります。

 経済の好循環を実現していくためには、企業の皆様が積極的に新しい事業に取り組んでいただくことが重要です。 2027年のリニア中央新幹線開業による人と地域の新たな交流等の変化を見据え新たな日本経済の隆盛に向け、積極的な設備投資、人材投資に取り組んでいただきたいと思います。

 今年は戌年です。地域の皆様が鋭い嗅覚でニーズを察知し敏速にビジネス展開していただけることを期待いたします。 本年が皆様の飛躍の年となりますよう祈念いたしますとともに、経済産業行政へのご支援とご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶といたします。

このページに関するお問い合わせ先

中部経済産業局 総務企画部 情報公開・広報室
住所:〒460‐8510 愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052-951-0535
FAX番号:052-951-0557
メールアドレス:chb-ikenbako@meti.go.jp

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