クジェットやRoll to Rollといったプリント工程の技術が必要になると考えています。当社が開発した分散液やコーティングの技術は、このプリント工程においても非常に重要な役割を果たすものです。また、これまで培った技術をさらに深化させるために関連する企業と協働することも大切だと考えており、当社の成果発表やアライアンスを目的に、ナノテクノロジーや新素材などをターゲットにした展示会にも積極的に参加しています。今後、CNTが発展するためには、まとまった量を安定的かつ安価に製造する方法を確立することも重要です。当社では、平成19年度から2年間の予定で、経済産業省の地域資源活用研究開発事業により、関係機関とともにCNTの大量製造を目指したプロジェクトを実施中です。このプロジェクトの特徴は、これまで主に石油由来であったCNTの大量製造を、植物由来原料として樟脳(Camphor)を活用することで、真に地球に優しいCNTを産み出そうとするものです。今、世界は希少金属や石油資源の枯渇という問題に直面しています。CNTは、人工的に作り出せるレアメタルとしての可能性を秘めています。当社は、様々な取り組みを通じて、こうした可能性が現実のものとなるよう、また、日本発、中部発のCNTテクノロジーの産業活用を促進させることにより、地域産業の発展に寄与していきたいと考えています。