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プロジェクトの基本情報

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2017年3月21日更新

ZEROSテクノロジーとして高速演算ZEROS原理を確立し透明製品の透明欠陥検出を極めて精度高く検出を可能とし、更に原理と性能を基に
一般的な部品の目視検査への応用も実現した。

株式会社マイクロブレイン

プロジェクト名 透過型格子フィルタ法を用いた次世代型フィルム検査装置の開発
対象となる川下分野 自動車、航空機、エネルギー、環境、住宅・インフラ、産業機械、衣料・繊維
川下企業におけるニーズの対応 高機能化(精度・性能の向上など)
高耐久性(耐熱性、耐食性、耐摩耗性の向上など)
質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
環境配慮(不純物の除去や無害化、廃棄物削減、 CO2削減など)
信頼性・安全性(信頼性の高い検査技術の実現など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
短納期化(リードタイム、工程の短縮など)
上記ニーズに対する具体的な数値 検出精度16倍以上、演算性能10倍以上
顕出能力400%以上
事業実施年度 平成23年度~平成25年度
事業化状況 事業化済み(すでに販売実績あり)
対象としている素材 透明製品、透明フィルム、一般工業製品、自動車部品、航空機部品等

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
現在、川下製造事業者の各種包装用フィルム大手メーカーでは、フィルムの品質に対する要求も日増しに厳しさを増し、従来では、検出不可能であったフィルムの異物に関しても、時流として見過ごせない状況となっている。フィルム製造段階においてペレット(材料)が完全に溶解しないために生じる微細な透明異物による欠陥の検出を可能とし品質向上を実現した。透明異物に関しては、検出が困難であり、本研究開発では、「透過型格子フィルタ法」を用いた次世代の画像検査装置を開発し、これらの問題を解決しようとするものである。

研究開発のポイント
ZEROSテクノロジーの3要素
1.透明欠陥の可視化技術(ZEROS原理)
2.高度な画像演算処理(数値演算の超高速化)
3.独自考案のユニークな演算技術

研究開発の具体的な成果
ZEROSテクノロジーは増々進化しており、先のZEROS原理(透明欠陥可視化)の検出精度はH23年度500μmφから3μmφ170倍弱の
精度向上を達成し可視光の限界となっている。また画像演算性能はZEROS EngineにiPU(イメージプロセッサ)を新たに開発し画像演算システムとして150Mbyte/secから1.647GByte/secへ性能が向上している。iPUはユニークな演算ライブラリを独自開発しアーキテクチャとして実装されている。

利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
ZEROSテクノロジーの要素技術は、画像検査装置のコア技術として汎用画像検査装置に展開されZEROS DSKiシリーズとして学習型画像検査装置に部品等の目視検査装置。特に地場産業である自動車関連の検査分野では、品質向上、安定の為にそのニーズは強く多くの案件が有る。現状目視検査は、検査要員が官能検査による検査を行っており、コスト、ヒューマンエラー及び検査工数から製品の品質、価格に大きな影響が出ている。これらの目視検査の自動化はZEROS DSKiの最も得意とする分野であり有効な活用が見込まれる。

事業化への取り組み

事業化状況、規模 大手フィルムメーカと共同開発、今年度インライン検査装置の導入に向けて進行中、また初期評価導入の顧客は設備導入でのリピートが始まり、他大手フィルムメーカの新規設備の案件が多数あり又シリーズ化されたZEROS DSKiモデルとしての目視検査を前提にした汎用検査装置も、地域産業を中心として多くの案件が出て来ています。当社として製品の供給体制及び更なる改善改良を進めています。
今年度は既に計画中の受注も含めフィルム関連で十数台のインライン検査装置と汎用目視検査装置として数十台の事業規模の目途を立てています。
事業化による効果 現在、日本のフィルム開発力、生産力、品質は世界トップであります。特に品質要求は日増しに強まり、日本の強みが活きる産業であると言えます。ZEROS DSKgは、この優位をキープすべく、今後の競合国の追い上げに対し、さらに商品力を上げるための最重要項目として「品質」面で優位性を限りなく高めることで、競合他国の追随を許さないカテゴリーにすることに貢献します。また汎用機のDSKiは、小規模製造所においても導入しやすいことで、日本の企業のすそ野から「品質」に対するさらなる強化で、モノ造り世界トップの地位の維持に貢献します。
知財・広報活動 新聞発表(2回)専門技術誌(3回寄稿)展示会(4回出展)
特許審査請求中、新規特許検討中、以後全国紙による新聞発表の予定あり。
今後の見通し フィルム関連の透明フィルムの透明欠陥を検出する画像検査装置に端を発して蓄積された要素技術を応用する事により、より汎用な画像検査装置をZEROSモデルに加える事が可能となった。このZEROS DSKiは導入も運用も非常に簡便な官能検査を対象とした、画像検査装置であり、特にこの地域での自動車部品等の目視検査の要望も多く、今年度は数十台規模、来年度は更に多くの受注規模を見込んでいます。
当初の目標を踏まえた
上での達成度や
新たな課題
画像検査装置としての技術を確立し既に目標を達成。透過型検査法から反射型検査法への応用と根幹となす技術を汎用の画像検査装置への展開を図っている。特にAIを含む学習型の画像検査装置
川下産業からの引き合い状況
(件数等、内容)
フィルム関連の画像検査装置としての事業展開を進めて、今後は顧客の設備導入に社内体制を整えると共に、地場産業である自動車部品の目視検査装置として既存技術を応用した製品を提供予定
フィルム関連の検査装置に関しては、展示会等において総件数176件、フィルム関連を含み自動車部品等、幅広い分野からのお問い合わせを頂きております。

研究開発の体制

事業管理機関 公益財団法人名古屋産業振興公社
法認定事業者 株式会社マイクロブレイン
研究実施機関 株式会社マイクロブレイン、株式会社愛央技研、名古屋市工業研究所
アドバイザー 丸文株式会社、学校法人名古屋電気学園愛知工業大学、MICS化学株式会社

PRコメント

ZEROS画像検査装置は、幅広い分野で活用が可能で、各々のモデルが最新の技術で優れた特徴を有しています。何れもZEROSテクノロジーを駆使して構成され、透明製品には可視化技術を汎用部品(特に自動車等)には既存の目視検査に置換わり学習機能とシンプルオペレーションにより実現されています。特に汎用の目視検査に変わる検査装置の導入に関しては、初期設定、運用管理等が煩雑になるばかりか専用の技術も必要となり実際の検査工程の実現には多大な費用と時間が必要とされて来ました。
今回のZEROS DSKiシリーズは、多くの機能で顧客の立場から多くの課題を解決し尚一層製品の品質向上に貢献が可能と成っています。

事業の参考となるサイト

「ZEROS:テクノロジーの粋を集めた画像検査装置」動画データ: http://wkx21c.org/v/tech/307361
J-Goodtech紹介ページ: https://jgoodtech.jp/web/JC0000000001890/jpn?get-similar-corp-id=JC0000000001890

企業情報

社名 株式会社マイクロブレイン
(法人番号:2180301020297)
所在地 〒480-1117 愛知県長久手市喜婦嶽205番地 ユーザンビル4F
電話番号 0561-62-1264
社員数 10名 (男性  9名、女性  1名)
資本金 1,000万円
業種 電気機械器具製造業
事業内容 画像検査装置に関わり開発製造、販売
URL http://www.microbrain.ne.jp/
保有する生産設備と
スペック
開発用TOOL、各種計測器等
生産拠点エリア 国内 所在地:愛知県長久手市喜婦嶽205ユーザンビル4F
海外生産対応 不可
主要な取引先 アイシン精機、ソニー
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
営業部

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