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プロジェクトの基本情報

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2018年8月20日更新

独自の機構により従来の多層ダイヘッドサイズを1/2、重量を1/4。
押出機の比エネルギーを30%低減。
樹脂替え時間を1/2に短縮。

コダマ樹脂工業 株式会社

プロジェクト名 多品種、小ロット生産に対応した多層ブロー成形を効率的に行えるハイブリッド構造のダイヘッドの開発
対象となる川下分野 自動車、産業機械、その他(食品)
川下企業におけるニーズの対応 高機能化(精度・性能の向上など)
質量低減(小型化、軽量化など)
効率化(生産性・作業性の向上など)
低コスト化(ランニングコスト低減、ロス削減、 省力化など)
上記ニーズに対する具体的な数値 ダイヘッドサイズを1/2、重量を1/4。
押出機の比エネルギー30%低減。
樹脂替え時間を1/2に低減。
事業実施年度 平成21年度~平成23年度
事業化状況 事業化済み(すでに販売実績あり)
対象としている素材 プラスチック

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯
既存の多層ブロー成形技術では、材種、層の数が増えることに伴ってダイヘッドが巨大化して当然ながら製作コストは高く、段取り替えに時間を要するとともにメンテナンス性の悪さが生産性向上の障害になっている。また、ダイヘッドに樹脂を流し込む押出機についても押出工程の発熱に起因するエネルギー効率の悪さや材料劣化、肉厚のバラツキによる強度不足、外観不良等の品質不安定さが課題となっている。
研究開発のポイント
ダイヘッドの小型軽量化と省エネ型押出機の開発によって多層ブロー成形の高効率かつ高品質、低コスト化を図る。軽量化はダイヘッド重量を約1/4、小型化はサイズを約1/2。樹脂替え時間を約1/2、ヘッド分解清掃を約1/3、肉厚変動・製作費を約1/2に低減する。押出機の開発では比エネルギーを約30%低減する。
研究開発の具体的な成果
ダイヘッドの軽量化は従来技術では600Kgを85Kgに低減(約1/7)。サイズはΦ400をΦ148に縮小(約1/3)。樹脂替え時間は現行2時間が1時間に短縮。ヘッド分解清掃は現行6日が2.5日に短縮。肉厚変動幅は従来技術±10%が±5%に向上。製作費は約1/4に低減された。押出機技術の比エネルギーは0.3KWh/Kgが0.2KWh/Kgに低減された。
利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等
新素材を最内層に用いることにより今まではガラス瓶でしか使えなかった薬液が使えるようになり、また、多層である事で様々な新しい材質にも層の構成を変えることによって今後対応が可能である。

事業化への取り組み

事業化状況、規模 本研究開発の成果を基に容量が5Lまでの容器が成形出来る多層ブロー成形機を2013年8月に導入。
7Lから20Lまでの容器が成形出来る多層ブロー成形機を2015年4月に導入。
生産設備はクリーンルームにて成形を行い、ハイクリーンな容器を生産する。
売り上げも確実に伸びている。
事業化による効果 本研究開発の段階では引き合いがあまりなかったが、生産設備で成形した多層ブロー製品のサンプル提出依頼が多くあり、ユーザーにて現在評価中である。
知財・広報活動 ものづくり岐阜テクノフェア2013出展
関連特許出願 6件(内2件特許)
今後の見通し 事業化した生産設備は多層ブロー成形(1Lから20Lクラスまで)を導入し、安定生産に努めます。
今後は増産に向け、さらに成形機を増設するか検討中。

研究開発の体制

事業管理機関 公益財団法人 岐阜県産業経済振興センター
法認定事業者 コダマ樹脂工業 株式会社
研究実施機関 コダマ樹脂工業 株式会社
国立大学法人 名古屋工業大学
岐阜県産業技術センター

PRコメント

0.1Lの小型容器から1,000Lの大型容器まで成形できる設備と長年の生産実績から多様なニーズに対応。ISO9001を取得し、高品質な製品を生産しISO14001を取得すると共に環境保護について積極的に取り組み、エコマーク認可商品の開発。多層容器はクリーンルームでの成形で内側にハイクリーンな樹脂や耐薬品性に優れた樹脂を用いた次世代の容器を開発。

企業情報

社名 コダマ樹脂工業 株式会社
(法人番号:8200001014590)
所在地 〒503-2393 岐阜県安八郡神戸町末守377-1
電話番号 0584-27-4141
社員数 300名
資本金 9,000万円
業種 プラスチック製品製造業(別掲を除く)
事業内容 合成樹脂ブロー成形品および射出成形品の総合メーカー
URL http://www.d-kjk.co.jp
保有する生産設備と
スペック
0.1Lの小型容器から1,000Lの大型容器まで成形できるブロー成形機及び射出成形機30台所有
生産拠点エリア 国内 所在地:岐阜県・栃木県・熊本県 多層成形機は岐阜県の池田工場のみ
海外生産対応 不可
主要な取引先 ダイキン工業 株式会社、JSR 株式会社、関東化学 株式会社
本プロジェクトに
関する問い合わせ先
部署名
本社工場 技術本部

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