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ものづくり中小企業 魅力大盛りサイト 

最終更新日:平成28年12月27日

社員には自分の人生を一番大事にしてほしい。日本中の橋を支える会社の働きやすさの理由。
株式会社 佐野テック【三重県三重郡菰野町】

  • 社員の人生の目標を大切に。安心して働ける職場として地域に根ざす会社。
  • 有給休暇が取りやすい理由も奥深い。
  • 全国で橋を支える主力製品「ゴム支承」。
  • 文理問わずなんでもできる多能工に育てます。

佐野テック流「社員を大事にする会社の在り方」。安心して、モチベーション高く、社員が助け合う風土。
大起産業株式会社 イメージ写真
「社員全員に自分の望むライフスタイルを達成してほしい」
佐野テックの佐野明郎社長は、こう語ります。

「『家を建てたい』『車がほしい』『旅行にいきたい』『家族を守りたい』などいろいろあると思う。社員には、人生の目標を持ってもらいたい。そして、その実現に向かって、生活を犠牲にすることなく働ける。佐野テックは、そんな会社でありたいと思っています」

人は自分のために働くもの。
というのは、佐野社長の持論。それゆえ、佐野テックを志望する人には、「自分が将来どうなりたいのか」「どこでどんな生活をしたいのか」ときちんと向き合ってから、来てほしいと言います。
実際、佐野テックで働く社員さんたちは、車を買い、結婚し、家族が増え、自分の家を建てる、といった人生の目標をひとつひとつ達成しています。

長く続く企業として、また、地域に根ざす中小企業として、
社員が安心して働ける会社であることを何よりも大切なことのひとつになっているのです。

社員全員がそろう日はほとんどない!?有給休暇のとりやすさの奥深い理由。
「働きやすさ」の特徴のひとつが「有給のとりやすい関係性」。

友達や家族と「どこかへでかけよう!」と計画を立てていた時、「自分は仕事が忙しいから行けない…」と断念するしかない…。
そんな切ない状況では、仕事にも気持ちが乗らない。有給がとりたければ、とりたい時にとればいい。それが佐野テックの考え方。
「有給をとりたい」と誰もが心置きなく言えて、それを上司や仲間も受け入れる、仕組みと関係性を社内で築いてきました。

こうした環境だから、社員が気持ちよく、やる気をもって働けるといいます。
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「有給を取るなら、早めに申請を出して課内で調整をする。忙しい時期なら、残業してでも仕事を片付けて休みをとる。仲間への配慮も、みんな自然とできています。普段、毎日全員がそろうことも珍しい会社ですが、仕事があれば土日も出てきて熱心に働く社員も少なくないですよ」

と語る佐野社長の手帳の日付の横には、その日に有給をとった社員と休日出勤した社員の名前が細かく書かれていました。社員ひとりひとりをきちんと見ている、佐野社長の温かさが垣間見えました。

「有給がとりやすい」。言葉にするのは簡単ですが、それが実現できる裏側には、仲間との連携やコミュニケーションがとれる関係性が重要です。佐野テックには、社員同士が、互いの仕事も生活も大切にできる風土が根付いています。
そして、そんな職場だからこそ、社員全員が同じ方向を向いて、働くことができるのだと、佐野社長はいいます。
「人数の少ない中小企業では、仲間が仲間の足をひっぱることはあってはいけない。全員が足並みをそろえられる会社である必要があります。そのために、個人面談などでは社員の声に耳を傾け、改善できるところは良くしていくようにしていますよ」

社員の声を大切に、職場の環境を常に良くしていく。
そんな風土が、佐野テックの働きやすさにつながっています。

地震大国日本のインフラを支える仕事。大企業も頼りにする実績とノウハウ。
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では、佐野テックはどんな事業を営んでいるのか。

佐野テックは、橋梁や道路の金属加工部品の製造業者です。なかでも、主力製品となっているのが、橋梁で使われるゴム支承用の金属部品。社会インフラ整備の大手企業とがっちり手を組み、同社の橋に使われるゴム支承用の金属部品の製造、ゴム支承の製造を請負っています。

ゴム支承。

「見た覚えも、聞いた覚えもない」という方もいるかもしれませんが、私たちの安心安全な暮らしを支えてくれているものです。

ゴム支承は、橋梁を支える主桁、橋台、橋脚などに取り付けられ、橋の破損を防ぐ重要や役割を果たす部品。
頑丈そうに見える橋も、温度の変化、風や地震といった自然の影響などで、伸縮したり、変形したりしています。ゴム支承は、その名のとおり、ゴムによって橋梁の伸縮・変形によるたわみを吸収して、橋が壊れないように支えます。

ゴム支承は、大地震の危機といつも隣り合わせにある日本にとって、いざという時の被害を抑えるための備えのひとつ。事実、東日本大震災では、ゴム支承のおかげでほとんど倒壊には至らなかったといいます。
橋梁や道路の部品は日々消耗していくものです。支承の取り替え、橋の補修などは継続的に必要とされる仕事であり、佐野テックは、これから先も日本中の橋梁や道路を支えていきます。

佐野テックの手がけたゴム支承は、なんと国内の約3割の橋梁で使われています。2016年、G7伊勢志摩サミットで有名になった賢島大橋にも佐野テックで製造した支承が使われています。

なぜそれだけのシェアを誇れるのか。
第一に、佐野テックには、建設業者が頼りたくなる実績と経験があります。
橋梁と一言にいっても、架かっている場所が違えば、橋梁の形態も異なります。傾斜があったり高低差があったり、工事の計画段階で、頭をひねらなければいけません。
そんな時、佐野テックでは、支承製造に関わるノウハウがあり、製造・組立ての相談を持ちかけられることが少なくないそうです。日本中、多様な環境の橋に携わった実績があるから、アドバイスも求められ、長年培ってきた信用と信頼から、相手にも認められているのです。

もうひとつ、高い評価を得てきたのが、丁寧な仕事ぶり。
工場にならぶ製品は、素人目にみても「キレイ」と感じるものばかり。加工や処理の技術力を窺うことができます。
製品には、機能に加えて美しさも求める姿勢は、佐野テックで受け継がれてきたもの。古い話ですが、取引先が佐野テックと数社に金属加工を依頼したところ、仕上がりの美しさが群を抜いていたという話もあります。

選ばれる製品、会社には理由があるのです。

入社後、まずはなんでもできる多能工に。
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入社後は、文系理系問わず、様々な免許取得のためにOJTで仕事を覚えながら勉強をすることになります。溶接、クレーン、フォークリフトなど多数あり、まずは基本の仕事ができる人材に育てるのが、佐野テックの方針です。免許取得のための費用は会社から全て出されます。
5年から10年は、様々な仕事を経験しながら、多様な技術を身につけてほしいというのが会社としての想い。多能工として腕と知識を磨いてください。他社の人からは、「こんなにたくさんの資格を!?」と驚かれることもあるそうです。

こうした教育方針もまた、誰かひとりではなく、全員でクオリティーの高い仕事をやりとげるためのもの。仲間がサポートし合い、チームとして働く方向性が人材育成にも表れています。
佐野テックは、若手からベテランまで各年齢の人がまんべんなくいて、平均年齢34.72歳と年代的にバランスのとれた会社です。年齢の近い先輩もたくさんいるので、質問や相談もしやすい職場になっています。

継続と時代に合わせた変化。次世代の佐野テックに向けて。
実は、佐野テックは世代交代を間近に控えています。
2016年に経営理念も刷新し、新しい一歩を踏み出そうとしています。
そんな会社の今後を、佐野社長はこう語ります。

「まずは継続。新しい仲間が安心して入ってこらえるためにも、橋梁事業を軸に安定した経営を続けていくのが会社としての第一です。ただし、時代は刻々と変わっていきます。人も会社も変化に対応できるから生き残っていける。近年、住宅などの建築事業にも力を入れていますが、この先、建築が主な事業になるかもしれない。先のことは分かりませんが、社会の変化に対応しつつ、その時々でやはり社員がみんなで同じ目標に向かっていける会社であり続けたいと思っています」

交通インフラを支える独自のノウハウを携え、堅実に、着実に社員がひとつになって邁進している佐野テック。まさに揺るがぬ橋のように安定感のある会社です。
 

会社概要
会社名:
株式会社佐野テック
法人番号:
919000101745 
代表者:
代表取締役社長 佐野 明郎 代表取締役専務 佐野 貴代
住所:
三重県三重郡菰野町大字千草5051番地9
URL:
http://www.sano-tec.jp/別ウインドウ

このページに関するお問い合わせ先

中部経済産業局 地域経済部 地域経済課 地域人材政策室 
住所:〒460‐8510 愛知県名古屋市中区三の丸二丁目五番二号
電話番号:052‐951‐2731
FAX番号:052‐950‐1764
メールアドレス:chubu-jinzai@meti.go.jp