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ものづくり中小企業 魅力大盛りサイト 

最終更新日:平成28年12月27日

その技は、ロボットでは代われない。航空機業界の前進を支える神業がここに。
大起産業 株式会社【三重県員弁郡東員町】

  • 三重県で数少ない、国産ジェットMRJ開発に携わる企業。三菱重工が信頼する技術力。
  • 0.01ミリの精度を誇る職人の神業。人の手を必要とする航空機開発の現場で技を磨く。
  • 文系出身でも活躍できるメンター制度。凄腕の先輩職人がマンツーマンで指導。
  • 航空機、ロケット、リニア。次世代のモノづくりに挑む環境が大起産業にはある。

日本中を湧かせた国産ジェットに関わる大起産業。
大起産業株式会社 イメージ写真
2015年11月、三菱重工業による初の国産ジェットMRJの初飛行が、世間を賑わせました。
航空機マニアだけでなく、モノづくりに携わる人、モノづくりの世界に夢を抱く人にとっても、日本の航空機業界へのワクワクする期待感を改めて感じる機会だったのではないでしょうか。

そんなMRJ開発の途上に、大起産業はいました。
創業55年、三菱重工業とは長年にわたる厚い信頼関係を持ち、三重県の企業としていち早く、MRJ開発に関わっている企業です。

みなさんは「治具」というものをご存知でしょうか。
治具とは、モノづくりの現場において、部品の組み上げなどの際に作業をサポートする部品。例えば、別々の場所でつくられた航空機の部品を、正確な位置に取り付けるための指示や誘導の役割を果たします。

 大起産業では、航空機の組立治具の設計・製作を行っています。
「裏方作業」と感じる人もいるかもしれませんが、この仕事の裏側には、航空機の安心安全な航行を守る、技術者たちの手仕事が隠れているのです。

技術者にゆるされる誤差は0.13ミリ。
設計図にしたがい、部品に治具の位置を示すレーザーが照射される。
技術者は、その糸のような光をたよりに、ハンマーひとつで治具の取り付け位置を調整する。
ゆるされる誤差は0.13ミリ。紙1枚の厚みとおなじくらいの幅。
人の目がギリギリ認識できる世界の中での仕事を求められます。

大起産業株式会社 イメージ写真
「神業」

大起産業の技術者の技をそう表現するのは、入社1年目の坂東さん。
「先輩たちは、一回の作業できっちり0.13ミリの範囲に治具を取り付けます。間近で見ていて、自分がやることを考えたら、今はまだ真似できる気がしません」

航空機は、自動車のように同じ機種が大量生産されるものではありません。それゆえに、ロボットによる自動化が難しく、技術者の手仕事にたよる部分が必然的に多くなります。
MRJのような試作機であればなおさらに、手がける部品、携わる作業もその都度異なります。ラインのように同じ作業を繰り返す訳ではなく、その都度、設計図に示されるものを精緻につくりあげていくのです。
巨大な航空機が完成するためには、0.01ミリにこだわる技術者たちの仕事が欠かせません。大起産業も、その重要な担い手であり、航空機業界の可能性を開く開拓者でもあるのです。

凄腕の先輩に教わるメンター制度。文系出身でも航空機に携わる技術者になれる。
大起産業株式会社 イメージ写真
先輩たちの仕事を「神業」だと語る坂東さん。
文系学部卒でありながら、MRJ初飛行のニュースに心が湧き立ち、航空機業界を目指した若手技術者のひとりです。

入社1年目に任された仕事は、先輩たちが治具を組み付ける前段階の仮止めや、組み付け後の検査など。入社時は、ミクロの精度を求められる仕事に驚き、先輩技術者たちの領域を遠くに感じたといいます。

その一方で、この職場には日々、成長を感じる瞬間があるといいます。
「入社した時は、道具もスパナくらいしか分かりませんでした。現場には、どれを使ったらいいか分からない、長さも太さもバラバラのボルトやピンがたくさんあって。初めて見る設計図は、何が書いてあるのかさっぱり分かりませんでした。でも、先輩たちはひとつひとつ丁寧に教えてくれて、半年経つと僕も設計図を理解して、作業ができるようになって。先輩から設計図だけ渡されて、アドバイスなしで組み立てられた時は、達成感でいっぱいでした。できることが増える度に、モノ造りの面白さが分かってくる仕事だと思います」

大起産業には、先輩が後輩を受け持って個別に指導する「メンター制度」があります。文系理系関係なく、仕事の仕方、技術の磨き方について、一から指導を受けられる体制を企業として整えています。安心して飛び込める環境です。
また、社内では、グループや製造拠点ごとに意見交換の機会があり、「速さ」「正確さ」など技術を高める改善案を、社員からもどんどん提案できる風土があります。モノづくりに積極的になれる人ほど、成果を上げることができるでしょう。

MRJ、ロケット、リニア…。積み上げた実績を礎に、モノづくりの夢に挑む。
大起産業株式会社 イメージ写真
大起産業は油圧機器の総合商社としてスタートし、船のアンカーを巻き上げるための油圧装置、他各種業界で使われる油圧機器の設計、製作、販売を行っています。
油圧機器の他、金属加工機械など産業用機械の設計開発にも携わり、モノ造りの世界で自分たちにできることを広げてきました。航空機に関しても、MRJだけでなく、ボーイング、ボンバルディアといった海外の航空機メーカーの機体や自衛隊の戦闘機の製造にも携わっています。

大起産業の油圧機器は、種子島のロケット打ち上げ場の設備にも採用されています。今後は、自社設計の油圧機器が採用されたトンネル掘削用機器によって、リニアのトンネル建設に関わりたいという目論見も。様々な業界で必要とされる油圧機器。事業の核となる製品と技術を磨き、他分野への進出という挑戦を続けています。

「コツコツと積み上げてきた信頼があるから選ばれる」
大起産業の内藤社長は、このように語ります。

「技術への信頼があるからこそ、MRJの開発で三菱重工業様から選ばれることができました。日本を代表する企業と一対一で取り引きし、大企業をこえる技術を生み出す機会に関わっていることは会社の誇りです。
MRJが飛べば、開発に携わった者として私たちの胸も踊ります。そうして、ひとつ造り上げると、『次はこれもできるのではないか』と、新しい目標も生まれる。モノづくりは夢のある仕事です」

ひとつのモノ、技術を生み出し、次のモノづくりへとつなぐ。
ゴールのないモノづくりへの挑戦を続ける会社です。
 

会社概要
会社名:
大起産業株式会社
法人番号:
9190001012901 
代表者:
代表取締役社長 内藤 茂範
住所:
〒511-0251 三重県員弁郡東員町山田3725-1
URL:
http://www.e-dsk.co.jp別ウインドウ

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中部経済産業局 地域経済部 地域経済課 地域人材政策室 
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