女性の活躍に取り組む 中部のものづくり企業

女性が輝く!ホンキで女性活躍に取り組む企業紹介

株式会社 森八

株式会社 森八

女性活躍☆実行宣言!

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取締役 女将 中宮紀伊子さん

和菓子の製造販売を手掛ける当社にとって、販売部門を中心に活躍する女性は会社の顔。安心して前向きに働いて欲しいから、出産や子育て、介護など個々の事情に柔軟に対応できるよう、一人ひとりに合わせて休暇や勤務時間帯の調整を行っています。昇進も積極的に進め、現在女性管理職は20%ですが、今後さらに増員する計画です。またこうした取り組みを「見える化」するため、「えるぼし」の認定もめざしています!達成目標は2020年。石川県初の三つ星獲得に向け準備を進めています。 ※えるぼし…女性活躍推進法に基づき、女性活躍推進に関する状況等が優良な事業主に認定される厚生労働省の制度。

事業内容

寛永2年(1625年)の創業以来、古くは加賀藩御用、大正時代には宮内省御用として、数々の銘菓を生み出してきた森八。390余年の伝統によって培われた製法、守り続けられる味わいは、日本全国、さらに世界中の食通を魅了している。2011年に新築移転した本店には、金沢菓子木型美術館や茶寮、落雁作りの体験教室も併設。和菓子という日本伝統文化の発信地としての役割も担っている。

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金沢菓子木型美術館や茶室が併設された本店。和菓子を提供するカフェもある
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伝統的な和菓子づくりとともに、新しいお菓子づくりにも取り組んでいる
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和菓子は現在でも手づくりの工程が多く、ベテラン社員の技術が大切になる

女将からのメッセージ

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女性社員の声を何より大切にしています。
当社の販売部門を担当するのは、ほぼ100%女性。全20店舗中16店舗は女性が店長です。お客様は女性が多いため、お客様のことを理解してくれている女性社員は当社の宝。ですから、さまざまな働き方の要望に対応できる制度を整えるほか、自己評価制度等を導入し、責任あるポジションを積極的に任せるようにしています。また日々の実務でも、たとえば「雨の日にお客様へのタオルの用意したい」「売上報告をオンラインでスピーディに」など、女性社員のアイデアや要望を取り入れ、具現化しています。近年では製造部門にも女性が増え、新製品の企画開発等でも力を発揮してもらっています。

茶華道や英会話のスキルも磨けます。
私たちの仕事は、単に和菓子を売ればいいわけではありません。TPOやマナーに則って相応しい商品や熨斗をご案内したり、お客様をお迎えするためのお花やお茶を用意したりすることも重要です。社員の皆さんには、和菓子を取り巻く日本の伝統文化のプレゼンターとして活躍して欲しいと願っています。もちろん会社としても茶華道や着付のお稽古を行うほか、最近は外国人のお客様も増えているので、気軽に英会話練習ができる当社専用アプリも開発しました。仕事を通して一人の女性としても成長し、ご家族にも喜んでいただける。そんな職場づくりをめざしています。

女将の「座右の銘」

「未来は変えられる」

未来というと遠い先の話に感じますが、明日だって未来です。そして明日をより充実させるには、誰かの役に立つことが大切ではないでしょうか。私は長年この仕事をしていて、大変なこともたくさんありますが、お客様に喜んでいただけることが嬉しくてここまでやってこられました。心の持ち方ひとつで未来は変わる。自分を幸せにできるのは自分だけです。

会社概要

企業名/株式会社 森八
代表者/中宮嘉裕
所在地/石川県金沢市大手町10番15号
法人ナンバー/4220001007118
会社設立年/明治44年10月12日森八合名会社を設立 昭和42年10月1日株式会社森八に改組
資本金/1億円 
従業員数/140名(うち女性110名、女性管理職比率約20%)
平均勤続年数/9.11年(女性8.34年 男性9.88年)
ホームページ/http://www.morihachi.co.jp

活躍中の先輩インタビュー

多くのお客様と出会いながら、キャリアも礼儀も磨ける仕事です。

さんでん あいさん 役職 / 金沢駅店 店長

三傳 愛さん
役職 / 金沢駅店 店長

  • 管理職

主な経歴:2003年、新卒で(株)森八に入社。本店で3年間販売業務を経験した後、金沢駅店の店長に抜擢される。売上・在庫管理、人材育成など店舗経営全般に携わり、2007年にはそのノウハウを活かして新店舗(近江町店)の立ち上げに尽力。2009年、金沢駅店の店長に再就任。現在に至る。

この仕事を選んで良かったこと

写真の説明

仕事をしながら、人生で役立つ礼儀作法や所作が自然に身につきます。毎日着物を着ますし、定期的にお茶などのお稽古にも参加できます。人間としても日々成長できる仕事です。

仕事のやりがい

責任あるポジションを早期から任せてもらえることです。「見ててあげるからやってごらん」という温かい雰囲気があるから、失敗を恐れずに挑戦でき、自分に自信がつきました。

仕事を通して成長を感じること

写真の説明

管理職になり、コミュニケーション能力と指導力が身についたと思います。部下一人ひとりの性格や特性に目を向け、タイプごとに接し方を変えた意思疎通ができるようになりました。

Q1.森八で働く楽しさは?

A. 店舗ごとに雰囲気もお客様も全く違う所です。例えば金沢駅店は旅行中のお客様が中心。活気ある雰囲気の中、スピーディで気持ちのいい接客を心掛け、茶寮のある近江町店は地元のお客様も多いので、時間と空間をゆっくり楽しんでいただける接客を心掛けます。

Q2.仕事で心掛けていることは?

A. 金沢の歴史や文化にまつわる書籍を読んだり、茶華道のお稽古で知識やスキルを磨いています。地元のお客様は私よりも詳しく、接客を通して教えていただくことも。そうして得た知識を観光のお客様にお伝えして喜んでいただけると、幸せな気持ちになれます。

Q3.オフのリフレッシュ法は?

A. 仕事終わりや休日に友達と集まって、美味しい食事やお酒を楽しみながらお喋りするのが最高のストレス解消法です。仕事柄土日はなかなか休めませんが、早番・遅番があるので、土日休みの友達とも意外とスケジュールを合わせやすいです。

三傳さんの経歴

2003年2月(21歳) 入社
茶道の教室で森八の女将さんと出会い、縁あって入社することに。
2006年1月(24歳)
金沢駅店の店長に就任。売上や在庫管理、人事などを統括。
2007年9月(25歳)
近江町店の立ち上げに尽力。設計やディスプレイ、採用等も担当。
2007年10月(25歳)
近江町店の立ち上げと並行して、各地方の催事への出店も経験。
2009年1月(27歳)
金沢駅店の店長に再就任。北陸新幹線開通に向け準備を進める。
2015年3月(33歳)
北陸新幹線(長野~金沢)開通。従来の約3倍の集客に成功。
2017年10月(35歳)
金沢駅店店長として、6名のスタッフを束ねる。

三傳さんからのMovieメッセージ